川苔山
- GPS
- 07:10
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道:特に危険な箇所はない。 トイレ:奥多摩駅、登山道入り口、鳩ノ巣駅。 電波:ほぼ全通。(NTTドコモ) 雪:雪崩が頻発しているらしく、通行注意の札がある。右ルート・左ルート分岐地点までは、ところどころ着雪あり。全く積もっていない区間もあるので、アイゼンは任意(チェーンアイゼンが便利かもしれない)。 右ルート・左ルート分岐地点から先は断続的に着雪があり、アイゼン必須。雪崩た雪が谷筋に溜まっているので、谷筋を通るときは特に注意が必要。 また、雪があると景色が普段と変わるので、ルートをロストしないようにしよう。踏み跡を過信しすぎないように、地図と照らし合わせて常に確認するように。 |
写真
感想
雪を求めて川苔山へ。
川苔山は2回目だが、前回は夏だったので景色が全く違う。
残雪期だが、電車もバスも登山客でいっぱいである。
川乗橋で下りる客もいたが、結構たくさん乗っていたので、彼らは日原まで行ったのであろう。
川乗橋からは林道を行く。川沿いの道で歩きやすく、景色も飽きない。
ただしここでハイペースになってしまうと後がきつくなるので、慎重に入るようにしよう。
林道の途中で川苔山へ向かう登山道が分岐する。分岐ポイントにはトイレが設置されているのでわかりやすい。登山道は明るくて気持ちのいい道である。
百尋の滝まではそれなりに距離があるが、景色を眺めながら進もう。このあたりから雪が多い箇所が出てくる。また、場所によっては雪の斜面を横切ることになるので、危険だと思ったら迷わずアイゼンをつけた方が良い。
雪質はそこそこ硬くなっているので、ズボっとハマることはないだろう。
百尋の滝に着いたら、せっかくなので滝の前まで行ってみよう。
雪の下を川が流れている場所もあるので、できるだけ端っこを歩くようにしよう。
滝を満喫したら登山道へ戻る。
ここから先は傾斜もきつくなり、高度を稼ぐ感じになる。
右ルート・左ルート分岐地点ではどちらを選んでも山頂へはたどり着ける。
右ルートは300mほど距離が長く、急坂があるようだ。というわけで左ルートを選ぶ。
左ルートは一度谷筋へ入って尾根に出るルートだが、谷筋から尾根に上がる道が見つからず、迷ってしまう。
我々の他にも同様に迷ってしまった3パーティと合流し、無理やり尾根に上がってしまった。
下山してきた人も尾根から無理やりに下りていた。
尾根に出たらあと少し。雪と岩のミックスになっているが、アイゼンをしていれば安心して歩くことができる。
尾根を詰めたところは山頂ではなく分岐地点なので、あとちょっと頑張ろう。
山頂は見晴らしがよく、丹沢、石尾根はもちろん、富士山や日光白根山も見えていた。
広々としているわけではないが、ベンチもあり、それなりのスペースもあるため、昼食をとる場所はある。
今回は野菜たっぷり棒ラーメン、チャーシュー入り。
1時間ほど休憩し、下山する。
下山は鳩ノ巣駅方面へ。下りは、本仁田山分岐を過ぎたあたりまで着雪があり、アイゼンが必要である。ルートをロストするような箇所はないものの、落ち着いて歩こう。
下りのルートは眺望もなく、ずっと杉林の中を歩くので、少々退屈かもしれない。
途中で熊野神社を経由するルートと正法院を経由するルートで分岐する。
熊野神社経由ルートはかなり急斜面を下ることになるので、疲労が貯まっているのならば熊野神社を経由しないで鳩ノ巣駅へ下りるルートを選択した方が良い。
鳩ノ巣駅前には簡単な売店があるので、電車の時間まで間があるなら何か食べることも可能。
この辺りには温泉がないので、今回は河辺の温泉へ向かう。
JRで青梅まで行き、青梅から2駅で河辺。河辺温泉梅の湯は駅からコンコース直結しているので、すぐである。
今回は登りで道に迷ってしまうというハプニングがあったが、何とか他のパーティとともに打開することができた。
夏と違って登山道が分かり辛く、踏み跡を見逃すと大変なことになってしまう。
また、踏み跡を過信せずに地図で常に道を確認するなどするべきであろう。
残雪期で最も注意すべきは、ルートをロストすることによる道迷いだ。十分に気をつけよう。
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