記録ID: 4207396
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ハイキング
奥多摩・高尾
青梅街道を歩く (5) 奥多摩新緑 沢井→鳩ノ巣→氷川
2022年04月25日(月) [日帰り]
東京都
ゆきまる@bobandou
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:42
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 580m
- 下り
- 484m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 4:42
距離 15.9km
登り 594m
下り 484m
8:28
8:38
11分
鶴石踏切の東 (撮り鉄)
9:54
9:58
5分
奥多摩大橋
10:03
2分
水香園 (道間違いで引き返し)
10:05
10:06
19分
旧道に復帰
10:58
11:01
15分
将門T字路
12:15
12:20
18分
数馬の切り通し
13:04
ゴール地点
標高グラフはところどころ、橋の落差を拾っていますので、実際には登り450m、下り350mくらいだと思われます。
歩行中の平均速度は4.65km/h程度？ 余りにも急な暑さと、久しぶりの連続登り勾配のため、体には相当こたえてかなりヤバかったです……。
歩行中の平均速度は4.65km/h程度？ 余りにも急な暑さと、久しぶりの連続登り勾配のため、体には相当こたえてかなりヤバかったです……。
| 天候 | 快晴！ しかし気温が高すぎて、暑さに体がついて行けず、途中からヘロヘロ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
GOAL……JR青梅線・奥多摩駅まで。 途中あちこちで青梅線の駅を通ります。 川井と奥多摩駅の間では、西東京バスがたまに来ますが、本数僅少につき、エスケープ用としてはあまり使えないでしよう。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回歩いた区間は、大部分が舗装されているものの、ところどころ険しさのために車道とならず近代以後放棄された部分は、普通のハイキングルートと同様の歩き具合となっています。白丸駅の西にある「数馬の切り通し」を除けば道標がありませんので、そういう点では通常のハイキングルートというよりも破線ルートと言えるかも。 数馬の切り通しは、巨岩を穿った実に見事なものですが、巨岩を回り込んで上流側に進んだところで、現在の2車線路を切り拓いて地形が変わった関係で断絶しています。切り通し入口の舗装路まで戻るか、相当急斜面な細道を下って、車道の旧道にあたる素掘りのトンネルの脇に出るしかありません。 この他、川井駅周辺、将門交差点〜鳩ノ巣、もえぎの湯〜奥多摩駅東踏切の旧道を歩く際には、入口を見落とさないよう注意。道路建設・改良のため、元の地形が変わっており、代わりに付けられた急坂や階段を登るようになっています。 |
写真
01. 新緑が一番瑞々しい季節に青梅街道の旅の続きを歩きたいと思いまして、約5ヵ月を隔てて久しぶりに沢井駅に降り立ちました。
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4/25 8:18
01. 新緑が一番瑞々しい季節に青梅街道の旅の続きを歩きたいと思いまして、約5ヵ月を隔てて久しぶりに沢井駅に降り立ちました。
02. をを〜実に鮮やか！ 朝のまだ涼しいうちは、最高の一日になりそうだなとルンルン♪
03. 沢井駅西のカーブの脇を進んでいると、実に良い感じで撮り鉄できるな……ということで、電車が来るまで早くも10分休憩 w
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4/25 8:38
03. 沢井駅西のカーブの脇を進んでいると、実に良い感じで撮り鉄できるな……ということで、電車が来るまで早くも10分休憩 w
04. 出発早々大休止してしまったことによる遅れを挽回するためスタコラ歩き、�眇綮飴害嫉蓋�の踏切を渡って、ちょこっと御嶽駅に寄り道。
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4/25 8:53
04. 出発早々大休止してしまったことによる遅れを挽回するためスタコラ歩き、�眇綮飴害嫉蓋�の踏切を渡って、ちょこっと御嶽駅に寄り道。
06. ずっと眺めていたい光景ですが、先は長いですので、後ろ髪を引かれつつ出発〜。
07. しばらく青梅線の山側を進んだ後、跨線橋を渡り、さらに民家の中の細い道を進み、国道を渡って一気に下ると、神路橋に着きます。
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4/25 9:05
07. しばらく青梅線の山側を進んだ後、跨線橋を渡り、さらに民家の中の細い道を進み、国道を渡って一気に下ると、神路橋に着きます。
14. 川井の手前で空き家となった旧家があり、右に旧道っぽい登りがありましたので、一応登ってみるとビンゴ！ 正面の新緑のすぐ下は、一見行き止まりに見えますが、緩く下る踏み分け道が残っており、再び国道に合流します。
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4/25 9:31
14. 川井の手前で空き家となった旧家があり、右に旧道っぽい登りがありましたので、一応登ってみるとビンゴ！ 正面の新緑のすぐ下は、一見行き止まりに見えますが、緩く下る踏み分け道が残っており、再び国道に合流します。
19. 4月とは思えないほど気温がグングン上がり、川面と若葉の涼しい眺めに癒やされます。
20. 暑さで注意不足のまま、旧道に入らず真っ直ぐ歩いてしまい、水香園の前まで来たところでヤマレコMapが警告音を発しました。ヤバい！ということで引き返し、青梅線のアーチ橋を眺めながら旧道を一気に登りました。
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4/25 10:05
20. 暑さで注意不足のまま、旧道に入らず真っ直ぐ歩いてしまい、水香園の前まで来たところでヤマレコMapが警告音を発しました。ヤバい！ということで引き返し、青梅線のアーチ橋を眺めながら旧道を一気に登りました。
22. グイッとカーブを過ぎたところで、川苔山の雄大な姿がドーン！
23. 古里駅前の美しいアーチ橋が見えてきました。バックは本仁田山。
24. 古里駅前を行く。交差点前のセブンイレブンで昼食のパンを調達し、森永アイスモナカをかじりながら歩いて涼とエネルギーを補給しました。
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4/25 10:31
24. 古里駅前を行く。交差点前のセブンイレブンで昼食のパンを調達し、森永アイスモナカをかじりながら歩いて涼とエネルギーを補給しました。
25. 古里の街を抜けて旧道の坂を下る。大多摩ウォーキングトレイルに向かう大集団がゾロゾロ歩いています。
27. 寸庭橋にちょこっと寄り道し、トイレに入ったついでに多摩川を眺めてホッコリ。青梅街道歩きはここを渡らず、左岸＝北岸を進みます。
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4/25 10:46
27. 寸庭橋にちょこっと寄り道し、トイレに入ったついでに多摩川を眺めてホッコリ。青梅街道歩きはここを渡らず、左岸＝北岸を進みます。
29. 多摩川南岸道路との分岐点・将門交差点からの眺めが雄大！「多摩川遡行の旅」で歩いた大多摩ウォーキングトレイルは対岸の山中を進みますので、この眺めは青梅街道を歩いてはじめて得られました！
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4/25 10:59
29. 多摩川南岸道路との分岐点・将門交差点からの眺めが雄大！
「多摩川遡行の旅」で歩いた大多摩ウォーキングトレイルは対岸の山中を進みますので、この眺めは青梅街道を歩いてはじめて得られました！
「多摩川遡行の旅」で歩いた大多摩ウォーキングトレイルは対岸の山中を進みますので、この眺めは青梅街道を歩いてはじめて得られました！
31. 将門交差点の西で、細い歩道の激登り（車道建設時に元の道がザックリと削られ、その代わりに旧道へはジグザグ道が付けられたものと推測）に入り、しばらくするとこんな道を進みます。こんなところにも未だに民家があり、洗濯物が下がっているとは驚き。
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4/25 11:05
31. 将門交差点の西で、細い歩道の激登り（車道建設時に元の道がザックリと削られ、その代わりに旧道へはジグザグ道が付けられたものと推測）に入り、しばらくするとこんな道を進みます。こんなところにも未だに民家があり、洗濯物が下がっているとは驚き。
32. 鳩ノ巣駅界隈が見えて来ました☆ 左は鳩ノ巣城山でしょうか。
33. 南の奥に大塚山を眺めつつ、鳩ノ巣の集落を下って行きます。
34. 鳩ノ巣駅西の踏切にて。電車はしばらく来ないため、撮り鉄は省略しました (^^;
36. これが東京都の風景だというのですから本当にスゴいことです……。
37. 国道の狭い路側帯に怯えながら足早に進むと、白丸ダムが見えて来ました。
38. 白丸ダムに到着〜。
堤体を見下ろす展望台にてパンをかじり昼食としました。
堤体を見下ろす展望台にてパンをかじり昼食としました。
40. 白丸駅界隈では、遅咲きの真っ赤な八重桜が新緑に映えていました。
41. 東京都最高レベルの秘境駅である白丸駅の脇を、ヒィ〜と言いながら登って行きます。
42. ゴンザス尾根の866mと覚しきピークの萌え色が本当に見事！
43. 逆光の中に聳え立つ天地山。
この急な斜面からして、ここに登るルートは道標なしの破線区間となっているようです。
この急な斜面からして、ここに登るルートは道標なしの破線区間となっているようです。
44. 数馬の切り通しのすぐ上にある「大天狗社」から、海沢方面を見下ろす。
45. 数馬の切り通し。近代になって鉄道や車道が整備されるまで、青梅街道が多摩川の深く鋭い峡谷をどう克服するのかは頭の痛い問題であり続け、しばしば高い峠越えを強いられたとのことですが、数馬の切り通しの開削によって画期的に氷川以西と青梅方面との往来が楽になった模様……。
14
4/25 12:15
45. 数馬の切り通し。
近代になって鉄道や車道が整備されるまで、青梅街道が多摩川の深く鋭い峡谷をどう克服するのかは頭の痛い問題であり続け、しばしば高い峠越えを強いられたとのことですが、数馬の切り通しの開削によって画期的に氷川以西と青梅方面との往来が楽になった模様……。
近代になって鉄道や車道が整備されるまで、青梅街道が多摩川の深く鋭い峡谷をどう克服するのかは頭の痛い問題であり続け、しばしば高い峠越えを強いられたとのことですが、数馬の切り通しの開削によって画期的に氷川以西と青梅方面との往来が楽になった模様……。
46. 木の葉越しの緑の光に照らされた数馬の切り通しは、そんな辛い昔のことを思い出させてくれつつ、通行者がいなくなった今でもドッシリと佇んでいます。しかし……切り通しから先は今や、トンネル建設で地形が変わり、旧道の道は断絶・消失して通れません (汗
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4/25 12:16
46. 木の葉越しの緑の光に照らされた数馬の切り通しは、そんな辛い昔のことを思い出させてくれつつ、通行者がいなくなった今でもドッシリと佇んでいます。
しかし……切り通しから先は今や、トンネル建設で地形が変わり、旧道の道は断絶・消失して通れません (汗
しかし……切り通しから先は今や、トンネル建設で地形が変わり、旧道の道は断絶・消失して通れません (汗
47. 仕方ないため切り通し入口まで引き返し、さらに数馬の切り通し手前から最初の車道の素掘りトンネル手前（画面右）に下ってくるらしき細道もありましたが、あまりの急角度に尻込みし、結局緩い車道を下ってきました (→ヘタレ)。
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4/25 12:27
47. 仕方ないため切り通し入口まで引き返し、さらに
数馬の切り通し手前から最初の車道の素掘りトンネル手前（画面右）に下ってくるらしき細道もありましたが、あまりの急角度に尻込みし、結局緩い車道を下ってきました (→ヘタレ)。
数馬の切り通し手前から最初の車道の素掘りトンネル手前（画面右）に下ってくるらしき細道もありましたが、あまりの急角度に尻込みし、結局緩い車道を下ってきました (→ヘタレ)。
49. 海沢大橋にて、鋸尾根方面を望みつつ、川風の涼味を楽しみました。
50. 平地でいきなり28度近くを記録するとは……体が全く暑さに慣れていないため、もう暑くて暑くてダイブしたい気分 (^^;
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4/25 12:36
50. 平地でいきなり28度近くを記録するとは……体が全く暑さに慣れていないため、もう暑くて暑くてダイブしたい気分 (^^;
51. 森蔭のウツギの花でクールダウンしつつ、奥多摩駅までのラストスパートに入ります。
52. 昔の青梅街道は、今の登山道とほとんど変わらない厳しい道だったことを痛感。途中あちこちで残る観音像などは、この道を行き交った人々にとって切実な存在だったのでしょう。
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4/29 18:25
52. 昔の青梅街道は、今の登山道とほとんど変わらない厳しい道だったことを痛感。途中あちこちで残る観音像などは、この道を行き交った人々にとって切実な存在だったのでしょう。
53. もえぎの湯の北西側にあるジグザグ階段を登って少々進むと、氷川の街が見えてきました♪
54. 日原川にかかる橋からの眺めを楽しんで本日の旅は終了！
55. 奥多摩駅のバス乗り場前にある自販機でお疲れコカコーラを購入し、暑さでヘロヘロな体を冷やし、13:13発の電車に乗りました。当初の予定では境橋または梅久保まで進むつもりでしたが、余りにも暑い午後なのに、さらにキツいアップダウンを進むのはもうムリ。途中の景色を楽しむどころではなく、境橋で14:20過ぎのバスに間に合いません。よって潔く終了！
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4/25 13:07
55. 奥多摩駅のバス乗り場前にある自販機でお疲れコカコーラを購入し、暑さでヘロヘロな体を冷やし、13:13発の電車に乗りました。
当初の予定では境橋または梅久保まで進むつもりでしたが、余りにも暑い午後なのに、さらにキツいアップダウンを進むのはもうムリ。途中の景色を楽しむどころではなく、境橋で14:20過ぎのバスに間に合いません。よって潔く終了！
当初の予定では境橋または梅久保まで進むつもりでしたが、余りにも暑い午後なのに、さらにキツいアップダウンを進むのはもうムリ。途中の景色を楽しむどころではなく、境橋で14:20過ぎのバスに間に合いません。よって潔く終了！
感想
いろいろな旧街道に浮気をしながら歩いている中で、ちょうどそろそろ奥多摩の新緑がキレイな頃だろうなと思いまして、約5ヵ月前に沢井まで到達していた青梅街道歩きを先に進めて参りました。
多摩川に沿って進むということで、約5年前に歩いた「多摩川遡行の旅」と少なくない区間で重なっていますが、前回は曇った日に歩き、今回は晴天ということで、同じ新緑でも違った風景の表情を楽しめるでしょうし、初めて歩く区間には初めての眺めもあり、とりわけ往時の鉄道も車もなかった時代の青梅街道の険しさも身に沁みて感じることが出来、大いに充実した旧街道ウォークとなりました。
しかし……とにかく季節外れ（というか季節先取り）のクソ暑さには参りました！！
まず明け方、朝4時に起床して窓の外を見ると、神奈川県央ではロクに見たこともないような濃霧……。
いくら前日が雨だったとは言え、何じゃコリャな天気に不安がよぎり、寝不足気味な生活をしていたこともあり、「こりゃヤバいな……電車止まっちゃうんじゃないか？ もう1時間寝て様子を見るか」と戦意喪失……。
1時間後に再び起きたところ、霧が晴れて来ましたので、「しまった！やっぱ予定通り仕度すべきだった！」と泡を食った気分で起床し、既に始まってしまった朝のラッシュアワーをかいくぐりつつ、1本後の青梅線で沢井に無事到着したのでした。
とはいえ、この出遅れが良くない。当初の予定では「奥多摩むかし道」ゾーンの境橋または梅久保まで進み、次回の歩きをラクにする……という腹づもりだったのですが、奥多摩駅到着時点でタイムアウトしてしまいましたし（帰りのバスの時刻との関係で）、何よりも余裕のない歩きと気温急上昇のダブルパンチで体の中が悲鳴を上げた状態に……。
まあ無事氷川＝奥多摩駅に到達し、帰宅後のビールはそれはそれは美味かったので良いですが、運動不足・暑さ慣れ不足を痛感しました。
というわけで次回は、奥多摩むかし道＆奥多摩湖北岸ですが……既に歩いてレコ作成中だったりします (^^;;
以上、谷底から山を望むばかりのレコではございますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m
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