北摂のプチ薮山、一本松山と大日山

2014年03月27日(木) [日帰り]

• GPS: 04:27
• 距離: 9.0km
• 登り: 507m
• 下り: 499m

コースタイム

9:20　道の駅出発　−　9:30登山口　−　9:50峠分岐　−　10:10一本松山　ー　11:10大日山　−　11:40村上中池分岐　−　12:00青木間歩（昼食）−　12:20出発　−　12:40村上中池　−　13:00万善分岐　−　13:40駐車場着

アクセス

利用交通機関：

自家用車

万善の「猪名川道の駅」に駐車

写真

あと一息で咲きます

ここが登山口。左右どちらでも同じです。

途中に大岩。

春の息吹、ヒサカキの花、独特の香りが春を感じさせてくれます。

アセビ（馬酔木）の花です。木によって白からピンクまでさまざま。

今年の初コバノミツバツツジ

登りはじめてすぐに峠に到着。まずは左の一本松山に登ります。

なんかいい道過ぎます。

ようやくお約束のシダ薮。スパッツをつけて進みます。

この道はもう少ししたら、ツツジのトンネルになります。

一本松山山頂。三角点あり。

次は大日山へ。途中の＃23鉄塔越しに大日山が見えます。一帯は山火事の跡で木が焦げていますが、そのおかげで展望は利きます。

鉄塔からの能勢の3山、右から三草山、滝王山（りゅうおうさん）、堂床山。
いい眺めです。

あ、タムシバが咲きだしています。

大日山山頂の三等三角点。なぜか標識は一等になっています。謎

南側に下ります。ここもちゃんと踏まれています。

降りてきた集落のそばに巨大な檻罠。ファミリー全員を拉致するための道具（笑）
幅3mくらいはあります。定員5頭くらいかな？

多田銀山の案内看板ですが、ちゃんと一本松山と大日山らしき山が書いてあります。

鉱山の水・空気抜き穴です。

青木間歩の入り口、昭和27年から20年ほど掘削をしていたらしいです。（割と新しい）

見学自由、ヘルメットも置いてあります。
（着けた方が安全です）

鉱脈がよく見えます。金、銀、銅、鉛が含有されているとのこと。岩を掘ると落盤する可能性がありますとのサインがあります。盗掘しないように。笑

こちらはもっと古い時代の手掘りの跡。手で掘ったんや。。。

帰りに見えた一本松山。

一本松山に少し登って分岐を万善方面へ。ロープが張ってあるのは廃道だから？マツタケ山だから？

廃道をゆく。またまたシダの薮。今度はかなり大きなシダ。

途中で見た穴。これも昔の坑道かな？

最後は登山口付近の崖の上から帰還。

道の駅から見た一本松山。立派な山容です。

感想

mizutani824

今日は先日から気になっていた、万善の道の駅の南側にある、一本松山と大日山に行ってみた。慶佐次さんの「北摂の山」に載っていて、シダ薮だらけの山ということなので、プチ薮を覚悟（期待？）しての登山だ。道の駅に車を置かせてもらってまずは一本松山へ。歩行1時間かからないくらいの山だが、期待通り途中からはシダが少しあり、スパッツが役に立つ。ここは4等三角点「一本松」。反転峠に戻り大日山へ。途中から山火事の跡が痛々しい。＃23鉄塔からの眺めは秀逸。大日山の山頂には3等三角点「大日山」が。標識は1等になっているのが謎。ここから南尾根を降りる。「北摂の山」ではここも薮のはずが薮は無し。よく踏まれた道になっている。
ここから村上中池まで降りて、廃坑を見に行く。多田銀山は江戸時代から賑わった金銀銅の産出鉱山。今は静かな佇まいを見せているところ。青木間歩（坑道）に行ってみた。電気もついていてヘルメットもあっていい感じ。鉱脈がよく見えて興味深い。その近くの江戸時代？の手掘り坑道の入り口もとても興味深い所だ。帰りは一本松山の登山道から左に折れて薮道を行く。万善に直接降りられる尾根道だ。
途中で道がなくなり、プチ彷徨を楽しんで最初の登山口へピンポイントランディング。今日も楽しい山だった。