蓼科山
- GPS
- 03:59
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 808m
- 下り
- 802m
コースタイム
07:14 女乃神茶屋登山口
08:27 蓼科山南西(標高2120M地点)
09:29 蓼科山山頂
09:58 蓼科山山頂から下山開始
10:35 蓼科山南西(標高2120M地点)
11:13 女乃神茶屋登山口
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ルートはトレース明瞭。ルート上にピンクリボンも多数あり。 ・女乃神茶屋登山口は登山ポスト無。事前に県警等への提出が必要。 |
写真
感想
この冬、雪山登山に惹かれ徐々に場数を踏んできた、つもりである…。
そろそろ雪山登山の次のステップへ進みたい、つもりである…。
この2週間、登山店へ足蹴に通い、いろんな靴を試し履きし、
悩みまくった末に冬用登山靴と12本爪アイゼンを新調した。
これは散財ではない。未来への投資である。
且つ、消費税増税の対策でもあり私は正しい選択をしたのである、
そう自分に聞かせた。
山行は蓼科山をチョイスした。
以前登った事がありルートは把握できている。
新装備を試す山としても手ごろと思われる。以下感想。
(往路)
・この日の関東甲信越地方は4月下旬並みの気温となる見込み。
・朝の登山口は少々ヒンヤリしたが、アンダーとソフトシェルで登ることとする。
・登山口から登りはじめは緩やかだが10分程で斜度が急になりアイゼン装着する。
・初導入のシューズとアイゼンの装着に試行錯誤。登っているうちにアイゼンが緩む事数回。
アイゼンの締め具合や結び具合を3〜4回試行しようやくフィットする締め具合を見つけ出す。
・斜面は凍結までとはいかないが少々固い箇所があった。しかしアイゼンはよく効くので無問題。
・斜面が急になると暑い。レイヤリングをソフトシェルのみにして正解である。
・急斜面と格闘しつつ、登山道を振り返ると南アルプスや南八ヶ岳がよく見える。
・急斜面を進む、振り返って景色を見る、また進むの繰り返しで森林限界を迎える。
・蓼科山の山頂が視界に入ったあたりで、強風ゾーンへ突入する。
・蓼科山山頂はほぼ360度視界が開けて、数々の名峰を拝むことができた。
・山頂ではアウターシェルを装着。強風ではあったが山頂を周遊するくらいの余裕はあった。
・厳冬期だと強烈な季節風が吹き、山頂周遊どころではないのだろう、きっと。
(復路)
・下山時は、気温の高さからか雪が緩んできて雪面がシャーベット状になっていた。
・急斜面の下りともあれば、チェーンスパイクでなら滑って転倒しそうな
コンディションだったが、この下山時にアイゼンが抜群の安定感を見せる。
・シャーベット状の雪面でもアイゼンが十分効いて滑るような局面はほとんどなし。
・それによりグングン高度を下げる事ができ、下りは1時間15分くらいで帰還できた。
(新調したグッズについて)
靴はノースフェースのヴェルト S6K グレイシア GTX。
アイゼンはBDのセラックストラップ。
ヴェルト S6Kは保温材入りながら革ではないので軽くでフィット感がいい。
おまけに他メーカの保温材入り厳冬期靴と比較すると価格が1万程低価格だ。
厳冬のアルプスを歩くわけではないのであれば、これで十分だろうと判断。
今回の山行で歩いていて重さを感じることはなかった。
保温性は今回の気温では考慮の余地はないだろう。むしろ暑すぎにならずよかった。
アイゼンは今後の汎用性を考えストラップ式にした。
締め方は多少試行錯誤したが、恐らく次回以降は大丈夫、だと思う…。
厳冬期においては凍える寒さの中、ちんたらアイゼン締める余裕はないだろう。
この残雪期間でもう少し慣れていきたいところである。
下りにおいては抜群の安定感を見せなんら問題を感じなかった。
登りにおいては爪の喰いこませ方などもう少し改善の余地はあると思う。
(総括)
成功である。
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