ナメるな！雲取山

2022年05月04日(水) [日帰り]

• GPS: 08:13
• 距離: 23.1km
• 登り: 1,815m
• 下り: 1,802m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:07
• 休憩: 1:06
• 合計: 8:13

3:50 丹波山村村営駐車場
3:55 3:55 小袖緑道あがり
4:55 5:00 茶煮場
5:17 5:18 堂所
5:50 5:55 七ッ石小屋下分岐
6:15 6:15 上段と下段の分岐
6:25 6:25 ブナ坂
6:52 6:52 奥多摩小屋
6:58 6:59 ヨモギノ頭
7:19 7:19 小雲取山
7:31 7:32 雲取山避難小屋
7:33 7:58 雲取山
8:15 8:31 雲取山荘
9:05 9:05 小雲取山
9:20 9:20 ヨモギノ頭
9:24 9:24 奥多摩小屋
9:47 9:47 ブナ坂
10:06 10:12 七ツ石山
10:24 10:28 七ッ石小屋上分岐
10:28 10:28 七ツ石山の水場
10:34 10:35 七ツ石小屋
10:40 10:41 七ッ石小屋下分岐
11:06 11:06 堂所
11:22 11:22 茶煮場
12:00 12:00 小袖緑道あがり
12:03 ゴール地点

天候

快晴
気温：スタート6℃ -> 山頂12℃ -> ゴール20℃

アクセス

車中泊は場合によって氷点下まで下がります。万全の寒さ対策を。

その他周辺情報

電波状況： docomo:67% / au:70% / softbank:31%
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=PpjtNudYVm
駐車場にkddiのアンテナありました。他キャリアも車中泊の電波の心配はなさそう。

写真

5/4 5:27

七ツ石山までは基本的にこのような急斜面のトラバース道が続きます。

5/4 5:39

道も狭い。

5/4 5:53

巻き道にはこのような宙に浮いた橋もあります。

5/4 6:52

小雲取山への急登。

5/4 7:55

山頂〜雲取山荘への急坂。

5/4 7:58

ここも意外と危ない。

5/4 8:47

カチンコチンに凍った道もあります。下界は夏日だというのに。

5/4 10:22

七ツ石山〜七ツ石小屋の間はつづら折れてますがほぼ垂直移動です。

5/4 10:24

真下に人がいます。落石には最要注意。

5/4 11:29

根が出てかなり足を引っかけやすい場所も多数。

5/4 11:43

そして一番危ない最終盤の杉林の下り。

5/4 11:49

疲れ果てて足元フラフラでここを通ったらどれだけ危ないことか、、。

撮影機器：

Nikon 1 V3 ニコン

Nikon 1 S2 ボディ ニコン

感想

へろぞー

雲取山、思ったより危ない山です。今回登ってそう感じたのであえてそのようなレコとさせて頂きました。

この山は東京都最高峰であり、日本百名山でもあり、その伸びやかな稜線のイメージから優しい山と捉えられることも多いかと思いますが、そんなのはっきり言って一部だけ！それ以外は厳しい道が延々と続くルートと思ったほうが良い。体力的に見ても20kmオーバー、累積標高差2000m近くという数字ははっきり言って中上級レベル。この数字をしっかり歩き切れる自信はありますか？

急登は確かに少ないかもしれません。それはあえて斜度を逃がすためにトラバース道にしてあるからで、逆に滑落のリスクは高まります。特に一番危ないと感じたのは最終盤の杉林のトラバース。道も狭く、根が張り出して足を引っかけやすく、隣は谷底。フラフラの状態で歩いたらどれだけ怖いことか。どんなに疲れて帰ってきても、この区間を絶対に「しっかりとした足取り」で歩く自信が確実にあることがこのルートを歩く最低限の条件だと感じました。

一番危ないのは「行けるところまで行ってダメそうなら帰って来る」と言ってスタートすること。これだと戻ってくるときには絶対にフラフラ状態確定ですからね。一番ダメなパターンです。

なお誤解のないように書きますが、今日お会いした多くの登山者の方がナメた感じに見えたという訳では決してありません。むしろ挨拶も技術も装備もしっかりとした感じの方が多かったです。あくまでコースの印象です。

初中級からステップアップしたり、初めてのロングルートにチャレンジしたり、初めてのお泊り、初めてのテン泊など、色々と楽しみな要素も多い山だと思いますが、上記十分に気をつけて安全登山でお楽しみ頂ければ幸いです。

※なおこのレコはコメントは受け付けますが、基本的に返信は致しません。ご了承ください。