西穂高沢登行 西穂高岳

2022年05月04日(水) [日帰り]

• GPS: 10:48
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,724m
• 下り: 1,713m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:10
• 休憩: 0:37
• 合計: 10:47

3:14 スタート地点
3:19 3:19 河童橋
3:23 3:24 日本山岳会上高地山岳研究所
3:31 3:31 岳沢湿原・岳沢登山口
4:18 4:18 見晴台
5:31 5:36 岳沢小屋
9:20 9:38 西穂高岳
11:52 12:05 岳沢小屋
12:51 12:51 見晴台
13:34 13:35 岳沢湿原・岳沢登山口
13:44 13:44 日本山岳会上高地山岳研究所
13:52 13:52 河童橋
14:03 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

コース状況／危険箇所等

4月26日の岳沢小屋のブログに写っていた西穂高沢にはデブリが無かったので、4月27日の大雨が黒い土付き雪崩の要因と思われる。

更に5月2日の10センチの積雪が、午前11時頃に西穂高沢上部枝沢より表層雪崩を引き起こした。

前日の夜はマイナスに冷え込み、当日はかなり暖かかったので、早めの行動を心がけたのだが・・・

登りでは固く締まったデブリを利用して登ったが、やはり雪崩を目撃するとゾッとする。
当日起こった表層雪崩の走路は幅10メートル　走路は600メートル　堆積したデブリは長さ100メートル程度と思われる。
新しいデブリの雪を食べたが、水分が多量に含まれたザラメ雪だった。

その他周辺情報

前日に上高地入りし、下見を兼ねて西穂高沢に取り付くための最短ルートを薮の中に求めたが、積雪がある薮はまだ歩けるが、積雪が無い薮は歩けない（突破に相当手間と労力がかかるため）事が判明
岳沢小屋経由とする。

写真

5/4 4:45

岳沢へ一旦登る（途中からの西穂高沢・
間ノ沢・天狗沢）

5/4 7:17

西穂高沢（右側はデブリが多く左側を登る）

5/4 7:50

青空が見えてくる
雪と青空のコントラストが最高(^^)

西穂高岳沢の稜線が見えてくる？

5/4 9:22

もう、最高！

5/4 9:36

西穂高沢稜線と山頂の間は岩と雪のミックス

5/4 9:49

西穂沢稜線より下部を望む（この後左手の沢より表層雪崩があった(･･;)）

5/4 10:23

デブリも観察すると・・・固まっているデブリと柔らかなデブリがある
固まっているデブリは数日前、雨の後に起こった表層雪崩、柔らかなデブリは先程起こった表層雪崩のデブリ

5/4 10:26

先程の表層雪崩のデブリ
柔らかで水分が多量に含まれていた。

5/4 10:42

最下部右側には草の根が含まれているデブリが・・・
上部岩場の雪がブロック崩壊し、雪崩となって下部まで流れたようだ

5/4 12:23

一旦雪渓を岳沢小屋まで登ってまた下る。
前日の下見で薮は突破出来たが、岳沢小屋経由と時間的には変わらず、疲労は数倍だった。

5/4 12:27

さようなら、また来るよ〜

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

山さん

残雪期に西穂高岳沢がたのしめるとの情報を入手
、GW前半に計画していたが、27日には上高地線を通行止めにした土砂崩れを引き起こした大雨が降り、前半の計画は中止
安全か迷ったが、寒気が入り気温がかなり下がったのでGW後半、ある程度安全と判断する。

4月26日の岳沢小屋のブログに写っていた西穂高岳にはデブリが無かったので、4月27日の大雨が黒い土付き雪崩の要因と思われる。

更に5月2日の10センチの積雪が、昼前に西穂高沢上部枝沢より表層雪崩を引き起こした。