二子山から武川山


- GPS
- 06:38
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,256m
- 下り
- 1,310m
コースタイム
09:00 登山道入口
10:20 双子山(雄岳)
11:00 焼山
12:40 武川岳
13:20 妻坂峠
13:50 生川基点(一の鳥居)
14:20 横瀬駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰りは西武秩父線で横瀬駅から芦ヶ久保駅に戻る |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山から武川山へ向かう途中の林道で、登山口を見つけるのが難しい 登山口に気づかずに林道を登っていくと、危険(残雪にくまと鹿の足跡だけ) |
写真
感想
春の陽気に誘われて、秩父の方に国道299号で自動車を走らせる。
国道沿いには満開の桜がきれいなのだけれど、国道299号は幅員が狭くて、ぐねぐね曲がっているので、おいそれと、自動車を路肩に停めて写真撮影をする場所を見つけることができない。
そんな道をのんびりとめぐり、道の駅「あしがくぼ」に到着、売店はまだ閉まっている。ツーリングのバイクが沢山集まっている。でも、駐車場はガラガラに空いている(別に山登り用の駐車場じゃないから当然かもしれないけど)
道の駅から見える朝日に映えた丸山の方に登ろうか、とも考えたけど二子山のほうに決めて出発する。
お気楽なハイキングコースを思ってきたけど、かなりの急斜面を登る。遠くに秩父のつり橋の景色は見えるけど、殆ど目の前の、ろくに足がかりもない斜面とにらめっこで登り続ける。二子山近くになると、階段状に山肌を削り取られたところに雪が積もり縞模様の武甲山が見える。そこで、どうしようか今日は武甲山を巡り浦山口駅から戻るルートを考えてきたのだけれど、思ったよりも体力の消耗が激しいので、こりゃ持ちそうにないぞ、と考え始める。
それでも、二子山から引き返すには、あまりにも物足りないと、そのまま焼山の方に崖のような斜面を降りる。
焼山への登り返しを越えて山頂で、また、どうしようか考える。このまま戻るのはイヤだな(足場の悪く、滑って転げ落ちそうな斜面を戻るのがイヤなだけ、だけど)とそのまま登山道を進むことにする。
しかし、武甲山に向かっているのに、なぜか進行方向右側に、その武甲山の砕石現場がいつも見えるのがおかしい、変なこともあるものだと思いながら歩き続ける。
林道に出て、「登山口はこの先200メートル先」の看板を信じて、林道沿いに歩いていく。しかし、一向に登山道入口が見当たらない。林道にまだ残る残雪の上には人の踏み跡は既に無く、鹿とか大型の補注類の足跡が残るだけ、どうも登山のルートから外れてしまったらしいと、来た道を戻ると、ちょうど後から来た登山客が、雪の斜面を登山口へと
登る場面にであう。斜面を登ってみると、確かに「武川山」の標識があった。
武川山の山頂にはだれもいなかった。というか、登ってくる途中で団体の登山客とすれ違った。
山頂からは秩父の街並みが一望できる。そして正面に武甲山が見える。って「武川山」は「武甲山」とは違う山なのかといまさらながらに気がついた(ひどいことに、今回はお手軽ハイキングと多寡をくくり、地図すら持参していなかった)
これから、目の前の武甲山に登るのはちょっと無理そう、と思っているところに、冷たい風が吹き出した。雪山から吹き降ろしてくるような、体温を削ぎ落とすように鋭い冷たさで、天候の急変を告げていた。
それで、妻坂峠から撤収、石灰工場がある道路に下りて、横瀬駅まで歩き、横瀬駅から芦ヶ久保駅まで電車で戻りかえってきた。
石灰工場を通り抜けるときに、目の前に迫るなんだかよくわからない工場の施設に圧倒させられる。おおきなトレーラーが往来して、トラックが砕石を積み込む様子がものめずらしく、子どもみたいに暫くそこで見入ってしまった。
帰り道は青梅街道の渋滞に巻き込まれて、自宅に帰りついたのは6時過ぎになりました。
春は満喫しました。
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