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Yamareco

記録ID: 4248782
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

尾鈴山

2022年05月04日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:17
距離
17.1km
登り
1,701m
下り
1,700m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:05
休憩
1:02
合計
10:07
10:06
10:11
35
10:46
10:46
107
12:33
12:33
18
12:51
12:53
15
13:08
13:08
68
14:16
15:05
8
15:13
15:13
65
16:18
16:24
61
17:32
ゴール地点
○ヤマレコのログは歩行距離・累積標高差が大きすぎるので、山と高原地図のログを利用。
○足が遅いうえに、尾鈴山手前は足が攣るのを避けるため牛歩戦術をとったので余計に時間がかかっている。
天候 快晴。無風のち午後微風あり
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾鈴山登山口駐車場を利用。手前にも水洗トイレのある駐車場がある。
GW中だったが7時到着で数台しかとまっていなかった。
コース状況/
危険箇所等
鎖場や岩場はなかった。
お助けロープが数カ所あったが危険はない。
遊歩道は石や岩が多いし、登山道も石が多く、照葉樹の落葉が積もっているところは滑り易かった。
歩き易いところは矢筈岳〜尾鈴山の縦走路ぐらいか。
尾鈴山登山口駐車場の手前の駐車スペース。水洗トイレがある。
2022年05月04日 06:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/4 6:50
尾鈴山登山口駐車場の手前の駐車スペース。水洗トイレがある。
少し進むと尾鈴山登山口駐車場がある。GW中の7時到着で数台しかなかった。
2022年05月04日 07:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/4 7:11
少し進むと尾鈴山登山口駐車場がある。GW中の7時到着で数台しかなかった。
尾鈴山の案内板。山と高原地図以上に谷や滝の名前が詳しく記載されていので参考になる。この案内板の裏手から遊歩道に登るショートカットのルートがあるようだがまったく気がつかなかった。
2022年05月04日 07:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 7:11
尾鈴山の案内板。山と高原地図以上に谷や滝の名前が詳しく記載されていので参考になる。この案内板の裏手から遊歩道に登るショートカットのルートがあるようだがまったく気がつかなかった。
駐車場を7:30にスタート。
2022年05月04日 07:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 7:12
駐車場を7:30にスタート。
車道を少し進むと白滝への遊歩道と尾鈴山キャンプ場&矢研の滝への車道との分岐がある。
2022年05月04日 07:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 7:23
車道を少し進むと白滝への遊歩道と尾鈴山キャンプ場&矢研の滝への車道との分岐がある。
車道を少し進むと白滝への遊歩道と尾鈴山キャンプ場&矢研の滝への車道との分岐がある。白滝へは左斜め後方の遊歩道に入る。
2022年05月04日 07:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 7:23
車道を少し進むと白滝への遊歩道と尾鈴山キャンプ場&矢研の滝への車道との分岐がある。白滝へは左斜め後方の遊歩道に入る。
左手(南側)の遙か下を流れる欅谷か大きな沢音と野鳥のさかんな囀りが聞こえる遊歩道を進む。だんだんと石が多くなって歩きにくいところが増えていく。
2022年05月04日 07:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 7:26
左手(南側)の遙か下を流れる欅谷か大きな沢音と野鳥のさかんな囀りが聞こえる遊歩道を進む。だんだんと石が多くなって歩きにくいところが増えていく。
紅葉の滝の説明板。落差34mとあるので対岸にかかっているのだろうか、分からなかった。
2022年05月04日 08:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 8:11
紅葉の滝の説明板。落差34mとあるので対岸にかかっているのだろうか、分からなかった。
2022年05月04日 08:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 8:11
白滝の分岐まで続く遊歩道はトロッコ軌道のあとらしい。
2022年05月04日 08:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/4 8:47
白滝の分岐まで続く遊歩道はトロッコ軌道のあとらしい。
2022年05月04日 08:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 8:47
どれがすだれの滝かよく分からなかった。
2022年05月04日 08:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 8:48
どれがすだれの滝かよく分からなかった。
どれがすだれの滝かよく分からなかった。
2022年05月04日 08:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 8:52
どれがすだれの滝かよく分からなかった。
さぎりの滝を見ながらトンネルに入る。
2022年05月04日 08:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 8:55
さぎりの滝を見ながらトンネルに入る。
さぎりの滝
2022年05月04日 08:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 8:56
さぎりの滝
トンネルを抜けると滝の上に出たのか、川面が近くなった。
2022年05月04日 08:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 8:58
トンネルを抜けると滝の上に出たのか、川面が近くなった。
川面が遊歩道のすぐ横に来たところで川面に降りてみた。
2022年05月04日 09:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 9:00
川面が遊歩道のすぐ横に来たところで川面に降りてみた。
2022年05月04日 09:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 9:01
さらさの滝もよく分からなかった。
2022年05月04日 09:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:11
さらさの滝もよく分からなかった。
やすらぎの滝
2022年05月04日 09:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 9:22
やすらぎの滝
やすらぎの滝
2022年05月04日 09:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:19
やすらぎの滝
はがくれの滝
2022年05月04日 09:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:28
はがくれの滝
はがくれの滝
2022年05月04日 09:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 9:29
はがくれの滝
はがくれの滝の上で白滝谷を渡渉する。
2022年05月04日 09:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:29
はがくれの滝の上で白滝谷を渡渉する。
この先で尾根を乗越して白滝谷に沿って進む。
2022年05月04日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:34
この先で尾根を乗越して白滝谷に沿って進む。
2022年05月04日 09:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:50
白滝谷との分岐。遊歩道はここが終点。白滝へは山腹につけられた細い登山道を登っていく。
2022年05月04日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 9:53
白滝谷との分岐。遊歩道はここが終点。白滝へは山腹につけられた細い登山道を登っていく。
白滝の展望台に着いた。
2022年05月04日 10:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:15
白滝の展望台に着いた。
2022年05月04日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 10:13
落差75mの白滝。対岸から近距離で見上げるので圧巻の眺め。
2022年05月04日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 10:02
落差75mの白滝。対岸から近距離で見上げるので圧巻の眺め。
2022年05月04日 10:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 10:05
2022年05月04日 10:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 10:05
分岐まで戻り、すぐに渡渉して尾根にとりつく
2022年05月04日 10:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:23
分岐まで戻り、すぐに渡渉して尾根にとりつく
2022年05月04日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:24
短い急登を登ると白滝展望台がある。
2022年05月04日 10:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/4 10:44
短い急登を登ると白滝展望台がある。
穏やかな白滝を横から見ることができる。
2022年05月04日 10:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:45
穏やかな白滝を横から見ることができる。
足下の悪い植林隊をだらだらと登る。
2022年05月04日 11:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:06
足下の悪い植林隊をだらだらと登る。
矢筈林道に出る。
2022年05月04日 11:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:28
矢筈林道に出る。
矢筈林道に並行する幅の広い荒れた林道を進む。
2022年05月04日 11:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 11:32
矢筈林道に並行する幅の広い荒れた林道を進む。
林道は突然終わって登山道に変わる。
2022年05月04日 11:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:42
林道は突然終わって登山道に変わる。
2022年05月04日 11:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 11:53
足下にギンリョウソウが固まっていた。
2022年05月04日 12:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 12:00
足下にギンリョウソウが固まっていた。
杉の植林帯を抜ける。
2022年05月04日 12:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 12:12
杉の植林帯を抜ける。
ルートは矢筈岳の山頂を通らない。ルートを外れて踏み跡をたどって、樹林帯の中の小さな矢筈岳の山頂についた。
2022年05月04日 12:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 12:21
ルートは矢筈岳の山頂を通らない。ルートを外れて踏み跡をたどって、樹林帯の中の小さな矢筈岳の山頂についた。
2022年05月04日 12:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 12:31
矢筈岳山頂の近くでわずかに展望があったがもやっていて遠望は効かなかった。
2022年05月04日 12:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 12:33
矢筈岳山頂の近くでわずかに展望があったがもやっていて遠望は効かなかった。
矢筈岳から林道登山口からのルートとの分岐に向かう。
2022年05月04日 12:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 12:37
矢筈岳から林道登山口からのルートとの分岐に向かう。
林道登山口からのルートとの分岐があるピーク。
2022年05月04日 12:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 12:50
林道登山口からのルートとの分岐があるピーク。
2022年05月04日 12:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 12:52
2022年05月04日 12:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 12:53
2022年05月04日 13:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 13:04
2022年05月04日 13:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:06
長崎尾の山頂
2022年05月04日 13:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:08
長崎尾の山頂
2022年05月04日 13:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:08
2022年05月04日 13:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:10
2022年05月04日 13:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 13:11
尾鈴山の山頂手前は緩やかな登りとなる。
2022年05月04日 14:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 14:13
尾鈴山の山頂手前は緩やかな登りとなる。
東西に長い尾鈴山の山頂に着いた。
2022年05月04日 14:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 14:14
東西に長い尾鈴山の山頂に着いた。
2022年05月04日 14:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 14:15
2022年05月04日 15:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 15:00
山頂をあとにする。
2022年05月04日 15:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 15:03
山頂をあとにする。
尾鈴神社
2022年05月04日 15:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 15:06
尾鈴神社
2022年05月04日 15:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2022年05月04日 15:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 15:08
九重連山、祖母・傾、大崩山が見えるとある。
2022年05月04日 15:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 15:08
九重連山、祖母・傾、大崩山が見えるとある。
周りのピークは見えるが、もやって遠望は効かなかった。
2022年05月04日 15:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 15:09
周りのピークは見えるが、もやって遠望は効かなかった。
2022年05月04日 15:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 15:09
尾根道を下り始めたところから南側の眺め。
2022年05月04日 15:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 15:13
尾根道を下り始めたところから南側の眺め。
尾根道に杉林はなかったが、午後のせいか日が入らず、上部以外は暗かった。写真は陽がよく当たって明るいところ。
2022年05月04日 15:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 15:25
尾根道に杉林はなかったが、午後のせいか日が入らず、上部以外は暗かった。写真は陽がよく当たって明るいところ。
林道が見えた。ゆっくり降りたが1時間とちょっとしかかからかなった。
2022年05月04日 16:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 16:19
林道が見えた。ゆっくり降りたが1時間とちょっとしかかからかなった。
林道に出た。ここから駐車場まで林道を歩く。舗装された部分もあるが、未舗装かつ落石?などでかなり荒れた部分もある。
2022年05月04日 16:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 16:21
林道に出た。ここから駐車場まで林道を歩く。舗装された部分もあるが、未舗装かつ落石?などでかなり荒れた部分もある。
2022年05月04日 16:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 16:31
甘茶本谷沿いの車道を進む。
2022年05月04日 16:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 16:34
甘茶本谷沿いの車道を進む。
甘茶本谷沿いの車道から対岸のピークを見上げる。
2022年05月04日 16:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 16:45
甘茶本谷沿いの車道から対岸のピークを見上げる。
甘茶本谷沿いにもたくさんの滝がかかっていた。この滝は車道の横に見えていたが名前が分からなかった。
2022年05月04日 17:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 17:05
甘茶本谷沿いにもたくさんの滝がかかっていた。この滝は車道の横に見えていたが名前が分からなかった。
白滝遊歩道の入口まで戻ってきた。
2022年05月04日 17:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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5/4 17:24
白滝遊歩道の入口まで戻ってきた。
17:30に駐車場まに戻ってきた。足が遅い上に途中で足が攣ったのでかなり時間がかかってしまった。私の車以外に観光目的の車が1台とまっていただけだった。
2022年05月04日 17:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/4 17:29
17:30に駐車場まに戻ってきた。足が遅い上に途中で足が攣ったのでかなり時間がかかってしまった。私の車以外に観光目的の車が1台とまっていただけだった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

2022年05月04日(水)【尾鈴山】

転勤で東京から宮崎に引っ越してからはや1月。少し仕事にも慣れてきたので、GWから山歩きを再開することにした。九州に住むのは初めてだが、下関に4年ほど住んでいたときに、祖母・傾、九重、阿蘇、霧島にはよく足を運んでいた。しかし、大崩山や尾鈴山にはなぜか行きそびれていたので、GWの連休を活用してコースタイムは長くなるが、長年の憧れだった尾鈴山に登ることにした。

宮崎市内から下道わずか1時間ほどで尾鈴山登山口の駐車場に着いてしまった。GWだというのに東京では考えられないアプローチの良さだ。家を出たのが遅くなり、7時の到着となったが、車は数台止まっているだけだ。

天気は快晴、無風。駐車場から少し舗装路を歩き、尾鈴山キャンプ場とは逆に斜め後方に続く遊歩道に入った。左手(南側)遙か下方からの欅谷の大きな沢音と野鳥のさかんな囀りを聴きながら、深い森に包まれた幅の広い遊歩道を進んだ。遊歩道といっても落石が多いのか、進むにつれて大小様々な岩や石が転がっている場所が多くなって歩きにくかった。

かなり進むとようやく対岸にいくつか滝が現れたが樹々が邪魔をしてよく見えなかった。トロッコ用と思われるトンネルを抜けるとさぎりの滝の上部に出たのか、川面が遊歩道の側に来たので、川辺に降りてみた。滑のような川の様子はとてもきれいで気持ち良かった。

はがくれの滝の上で滑床の白滝谷を渡渉し、白滝谷に沿って遊歩道を進むと白滝谷との分岐に出た。白滝を眺めるべく、か細い山道を登っていくと、谷の奥に落差75mの白滝が現れた。すだれのように流れ落ちていく様はとても感じが良くて、近くから見上げるような角度で眺める様と相まって圧巻だった。

白滝の分岐まで戻って登山道に入った。短い急登を終えると白滝展望台があり、白滝を横から見ることができた。正面から見上げるのと違って、それほどの角度はなくて段々と流れおちていく様がよく見えた。

下草の多い短調な杉の植林帯をだらだらと登っていくと荒れた矢筈林道に出た。しばらく矢筈林道に並行した?荒れた幅の広い林道を進むと突然林道は終わって登山道に変わった。
植林帯を抜けて自然林の中を登ると矢筈岳近くに達した。登山道は山頂を踏まないようだが、赤布を頼りに少し分かりにくい踏み跡をたどると矢筈岳の山頂に着いた。南側の眺めがわずかにあったが、もやっているのか遠望はまったく効かなかった。

小腹を満たし、写真だけ撮って、登山道に戻った。鞍部まで下って林道登山口からのルートとの分岐がある無名のピークに登り返すときに足が攣り始めた。痛む足を引き釣りながらなんとか分岐にたどり着いた。
7時半に歩き始めて既に13時前。普通ならここで遅いお昼を食べて即下山に移る時間だが、今日は終日晴れだし、陽も長いし、明日も休日なので、時間の問題はない。ただ攣り始めた足が心配なので、尾鈴山までの縦走途中にある次の長崎尾と言うピークまで進んで様子を見ることにした。

分岐から鞍部まで下り、長崎尾へ登り返したが、幸いにも足を大きく上げる段差がなかったので、足が攣ることなく長崎尾に着いた。尾鈴山まではさらに1時間ほど主稜線を縦走する必要があったが、地図を見る限り大きなアップダウンはなさそうなので、そのまま進むことにした。

快晴の空の下、陽光にあふれた針葉樹、明るい落葉広葉樹や下草の織りなす緑の稜線は少々暑いけれどとても気持ちが良かった。尾鈴山の手前の鞍部までの下りは、思っていた以上に高度を下げたが、登り返しの段差の大きい急登部分は短くて足への負担は少なくて済んだ。急登が終わっても歩幅を狭くして、牛歩戦術で進んだので、足は攣ることなく、また高度差をそれほど感じることもなく山頂まで登り切ることができた。

山頂は東西に長く広々としていた。樹林に囲まれて展望はないが、北側の緩やかな斜面に広がる森の感じが好ましかった。時刻は既に14時15分だが、下りは早いし、あとは林道歩きなので、お湯を沸かしてカップ麺を食べた。山頂でいただく暖かいものは何物にも代えがたい。15時過ぎに山頂を後にした。山頂部の一角にビューポイントという標識を見つけたので立ち寄ってみた。祖母・傾が見えるというがもやっていて遠望は効かず、隣り?のピークが見えるだけだった。

尾鈴山からの下りは森の中の尾根道の一本道だった。杉の植林帯は尾根の北側に5合目を過ぎたあたりから現れたが、登山口まで尾根上に杉林は現れなかった。尾根上は北側斜面が杉林のため光が入らず、午後とはいえ暗かったのが興味深かった。
照葉樹の落葉や石コロに足をとられないように注意して下っていたら、樹脂製の丸木の階段に滑って転んでしまった。落葉でも乗っていたのだろうか。それでも山頂から1時間とちょっとで林道に降り立つことができた。

久しぶりの山歩きとロングコースを歩ききった充足感を味わいながら、駐車場までの長い林道を歩いた。途中、甘茶本谷にかかる滝も素晴らしかった。17時半頃に駐車場に着いたが、車は私のほかには1台しか残っていなかった。

おしまい。

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