八ヶ岳【桜平-オーレン小屋-硫黄岳-夏草峠-東天狗岳-オーレン小屋-桜平】
- GPS
- 07:28
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(出発時には8割くらいの利用率でした。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
桜平までの林道には雪はなし 夏草鉱泉上部の沢の渡渉より雪が登山道にありました。 |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
|
---|
感想
恒例のゴールデンウィークの山行で、八ヶ岳に行ってきました。
ここ最近は、ゴールデンウィークの八ヶ岳山行で、夏山シーズンへの切り替えを行っています。最近の雪山デビューで、そのあたりが曖昧な感じになってきていますが、これからは、ガシガシと登って行ければと思います。
桜平の中駐車場に前夜に到着して、ゆっくりと車中泊の準備をして、就寝しました。
が、あまり寝ることができず、朝を迎えてしまいました(笑)。
だいぶ明るくなってから林道を歩き始め、30分くらいで夏沢鉱泉に到着しました。ここまでは、道端に残雪が少しある程度でした。
夏沢鉱泉から登山道に入り、しばらくするとポツポツと雪が登山道につき始め、凍結しているところもありました。
夏沢鉱泉から歩いて、初めて沢を渡ったところから、登山道に雪がしっかりと残っているようになりましたが、アイゼンは装着せずに進みました。
夏沢鉱泉から30分ちょっとでオーレン小屋に到着しました。オーレン小屋直前で、樹間から硫黄岳の頂上を望むことができ、少々風はありそうでしたが、天気はとてもよく、展望が期待できそうでした。
オーレン小屋で、軽アイゼンを装着し、そこから赤岩ノ頭に向かうことにしました。
朝早かったので雪も締まっていて、アイゼンの刃がとてもよく利き、サクサクと気持ちいい音がします。
雪が多く積もっているため登山道の高さが上がり、登山道脇の木の枝が登山道を覆い、枝を払いながらの登坂になりました。
樹林帯を抜けると、左手に硫黄岳、右手に赤岩ノ頭を見上げる沢に出ました。
稜線を見上げるときれいなV字の沢を登って行くと、ひと登りで赤岩ノ頭に到着です。
赤岩ノ頭に登りきると、目の前に南八ヶ岳の名だたる名峰たちが迎えてくれました。盟主の赤岳を真ん中に、横岳、阿弥陀岳が控える、八ヶ岳の最高の景観です。さらに、南アルプス北部の仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳が後ろに控えます。
素晴らしい景観を右手に硫黄岳に向かって岩場を登っていくと、すぐに硫黄岳の頂上です。まだ早い時間だったので、頂上には人が少なく、静かな頂上での時間でした。今回は、硫黄岳の最高点まで足を延ばして、爆裂火口の縁を歩きます。
風が強かったのこともあり、風の音以外聞こえない、静かな山頂でした。
硫黄岳から夏草峠にいったん下り、そこで早めの昼食をとり、時間がまだ余裕があったので天狗岳に向かうことにしました。
樹林帯を登り箕冠岳を通過し、風衝地の根石岳山荘横の砂礫地を抜け、登り返して根石岳に至ります。根石岳の頂上からは、天狗岳の双耳峰が目の前に広がる、ダイナミックな景観が楽しめました。
雪をところどころまとっている天狗岳は、コントラストが強く、青空に映えます。
白砂新道分岐に下り、東天狗岳に登り返すところは雪がほとんどなく、アイゼンを付けてでは歩き辛かったですが、慎重に歩を進めました。
東天狗岳の頂上からは、北八ヶ岳、南八ヶ岳が一望でき、南アルプスに加えて、先ほどは望めなかった中央アルプスや北アルプスも微かながら望むことができました。
東天狗岳からの眺望をしばらく楽しみ、下山することにしました。今回は(も)西天狗岳はパスです(笑)。
天狗岳からの下山は、根石岳、箕冠岳のアップダウンには疲労も相まって、息が切れましたが、箕冠岳からは下り一辺倒で、なおかつ残雪のある歩きやすい登山道で、あっという間にオーレン小屋、夏草鉱泉、桜平と歩くことができました。
無事にゴールデンウィーク山行を済ませて、気づいたことがありました。
今年の2月に足を痛めた後、休息の意味も含めて、ランニングはお休みしていたのですが、今回の山行の登りでは息が切れることが多くありました。
足の調子もいいので、夏山シーズンに向けて、そろそろトレーニングとしてのランニングの再開を考えなければいけないなと思いました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する