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Yamareco

記録ID: 4259114
全員に公開
ハイキング
関東

伊豆山稜線歩道1泊2日(天城峠〜戸田峠、民宿泊)

2022年05月04日(水) 〜 2022年05月05日(木)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
28:52
距離
34.1km
登り
1,652m
下り
1,590m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:00
休憩
0:38
合計
6:38
9:41
9:43
40
10:23
10:24
36
11:00
11:08
29
11:37
11:38
30
12:08
12:09
41
12:50
12:50
20
13:10
13:11
50
14:01
14:02
10
14:12
14:13
11
14:24
14:37
8
14:45
14:47
5
14:52
14:53
20
15:13
15:14
13
15:27
15:30
5
15:35
15:36
20
15:56
15:57
4
16:01
宿泊地
2日目
山行
5:40
休憩
1:13
合計
6:53
7:22
14
宿泊地
7:36
7:37
50
8:27
8:28
32
9:00
9:00
21
9:21
9:34
23
9:57
9:57
10
10:07
10:18
34
10:52
10:53
53
11:46
11:47
7
11:54
11:54
7
12:01
12:01
25
12:26
13:06
6
13:12
13:12
14
13:26
13:31
17
13:48
13:48
11
13:59
13:59
12
14:11
14:11
4
14:15
ゴール地点
天候 快晴(5/4の午後は駿河湾からの風が強かった)
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
伊豆箱根鉄道の修善寺駅に5/4(水)の朝8時10分に集合し、8:15発の東海バスに乗って天城峠バス停に9時に到着して、歩き始める。
コース状況/
危険箇所等
危険なところはとくにない、歩きやすく、道もはっきりしていて、景色もすばらしい楽しいコース。
その他周辺情報 伊豆山稜線歩道は30km以上あるため、中間点の仁科峠か風早峠で1日目を終えて、麓の民宿に泊まる計画とした。持越温泉の民宿しみず(1泊2食7000円+税=7700円)が峠までの送迎(往復1000円)をしてくださるということで、民宿しみずさんに泊まることに。宿の女将さんの手料理が美味しい、素敵な宿でした。また、戸田峠からは伊豆温泉村「百笑いの湯」までタクシーで移動して、温泉を楽しみました。
天城峠バス停から、伊豆山稜線歩道が始まります。コース案内板があちこちに整備されていて、道迷いの心配はありませんでした。この日は多くの登山者がここで下車しました。
2022年05月04日 09:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 9:08
天城峠バス停から、伊豆山稜線歩道が始まります。コース案内板があちこちに整備されていて、道迷いの心配はありませんでした。この日は多くの登山者がここで下車しました。
旧天城トンネル(隧道)
2022年05月04日 09:18撮影 by  iPhone 11, Apple
5/4 9:18
旧天城トンネル(隧道)
旧天城トンネル(隧道)の碑
2022年05月04日 09:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 9:22
旧天城トンネル(隧道)の碑
旧天城トンネル(隧道)から天城峠に登ります。
2022年05月04日 09:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 9:45
旧天城トンネル(隧道)から天城峠に登ります。
最初に出てくる古峠
2022年05月04日 10:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 10:27
最初に出てくる古峠
次に出てくる二本杉峠(旧天城峠)
2022年05月04日 11:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 11:00
次に出てくる二本杉峠(旧天城峠)
二本杉峠(旧天城峠)の説明板
2022年05月04日 11:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 11:00
二本杉峠(旧天城峠)の説明板
二本杉峠(旧天城峠)の二本杉
2022年05月04日 11:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 11:00
二本杉峠(旧天城峠)の二本杉
メンバーからみたらし団子をいただき、おいしくいただきました
2022年05月04日 12:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 12:26
メンバーからみたらし団子をいただき、おいしくいただきました
三蓋(みかさ)山(1013m)
2022年05月04日 12:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 12:54
三蓋(みかさ)山(1013m)
つげ峠(たしかに周囲には、箸や櫛の材料となるつげの林が多い)
2022年05月04日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 13:14
つげ峠(たしかに周囲には、箸や櫛の材料となるつげの林が多い)
ブナの巨木
2022年05月04日 13:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 13:51
ブナの巨木
猫越(ねっこ)峠
2022年05月04日 14:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 14:05
猫越(ねっこ)峠
猫越(ねっこ)岳(1034.8m、今回のコースの最高峰です)
2022年05月04日 14:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 14:28
猫越(ねっこ)岳(1034.8m、今回のコースの最高峰です)
猫越(ねっこ)岳山頂下の池(この池は従来火口湖と考えられていたが、最近の研究では、火口湖ではなく、爆発で平坦化した山頂付近に水がたまったものと考えられているとか)
2022年05月04日 14:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/4 14:49
猫越(ねっこ)岳山頂下の池(この池は従来火口湖と考えられていたが、最近の研究では、火口湖ではなく、爆発で平坦化した山頂付近に水がたまったものと考えられているとか)
猫越(ねっこ)岳山頂下の池の説明板(かつては火山湖だったという)
2022年05月04日 14:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 14:49
猫越(ねっこ)岳山頂下の池の説明板(かつては火山湖だったという)
後藤山(994m)
2022年05月04日 15:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 15:17
後藤山(994m)
牧場(天城放牧場)の横を通ります(牛の匂いがすごい)
2022年05月04日 15:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 15:29
牧場(天城放牧場)の横を通ります(牛の匂いがすごい)
駿河湾に沈む夕日の展望台として有名な仁科峠手前のなべ石(仁科峠から10分程度)(ここで携帯の電波が入り、民宿しみずに車送迎の確認の電話を入れる)(なべ石の手間でテン泊している方もいた)
2022年05月04日 15:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 15:32
駿河湾に沈む夕日の展望台として有名な仁科峠手前のなべ石(仁科峠から10分程度)(ここで携帯の電波が入り、民宿しみずに車送迎の確認の電話を入れる)(なべ石の手間でテン泊している方もいた)
なべ石から車道に降りるとすぐに仁科峠です
2022年05月04日 15:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 15:35
なべ石から車道に降りるとすぐに仁科峠です
仁科峠の説明板
2022年05月04日 15:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 15:39
仁科峠の説明板
仁科峠の案内板
2022年05月04日 15:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/4 15:40
仁科峠の案内板
仁科峠の道標
2022年05月04日 15:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 15:40
仁科峠の道標
仁科峠から今日の目的地、風早峠までは約30分、気持ちのよい笹の道を駿河湾からの強風に煽られながら進みます
2022年05月04日 15:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 15:48
仁科峠から今日の目的地、風早峠までは約30分、気持ちのよい笹の道を駿河湾からの強風に煽られながら進みます
今日の目的地、風早峠に到着(いつも風が強いことから名付けられた風早峠では西の海からの風が強かったです)
2022年05月04日 16:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 16:00
今日の目的地、風早峠に到着(いつも風が強いことから名付けられた風早峠では西の海からの風が強かったです)
風早峠の案内板(16時にピックアップをお願いしていた民宿しみずの車が迎えに来てくれる)
2022年05月04日 16:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 16:00
風早峠の案内板(16時にピックアップをお願いしていた民宿しみずの車が迎えに来てくれる)
持越温泉の民宿しみず(1泊2食7700円(税込み)+車送迎代往復1000円+翌日の昼の弁当代500円とリーズナブルな宿で、女将さん手作りの食事はとても美味しかったです)
2022年05月04日 16:29撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/4 16:29
持越温泉の民宿しみず(1泊2食7700円(税込み)+車送迎代往復1000円+翌日の昼の弁当代500円とリーズナブルな宿で、女将さん手作りの食事はとても美味しかったです)
民宿しみずの夕食(この後、家の裏で取れたというこごみやあしたばの天ぷらが出てきました)
2022年05月04日 18:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/4 18:03
民宿しみずの夕食(この後、家の裏で取れたというこごみやあしたばの天ぷらが出てきました)
民宿しみずの夕食(わさびの産地伊豆ですので、天然わさびがついてきます)
2022年05月04日 18:04撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/4 18:04
民宿しみずの夕食(わさびの産地伊豆ですので、天然わさびがついてきます)
民宿しみずの朝食
2022年05月05日 06:16撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 6:16
民宿しみずの朝食
民宿しみずの車に風早峠まで送ってもらって、トレイルウォーク再開です。
2022年05月05日 07:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 7:17
民宿しみずの車に風早峠まで送ってもらって、トレイルウォーク再開です。
風早峠から久須美峠への気持ちの良い笹原の道
2022年05月05日 07:35撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 7:35
風早峠から久須美峠への気持ちの良い笹原の道
テン泊する人が多いという久須美峠(この日はいなかった、あるいはもう撤収していた?)
2022年05月05日 07:36撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 7:36
テン泊する人が多いという久須美峠(この日はいなかった、あるいはもう撤収していた?)
笹原の中の気持ちの良い稜線道が続く
2022年05月05日 07:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 7:39
笹原の中の気持ちの良い稜線道が続く
花も咲いていました
2022年05月05日 08:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 8:04
花も咲いていました
魂(こん)ノ山(933m)
2022年05月05日 08:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 8:12
魂(こん)ノ山(933m)
目指す達磨山とその奥にうっすら富士山が見えています
2022年05月05日 08:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 8:22
目指す達磨山とその奥にうっすら富士山が見えています
土肥(とい)峠
2022年05月05日 09:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 9:04
土肥(とい)峠
南無妙峠(このあたり、仏教的な地名が多い)
2022年05月05日 09:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 9:25
南無妙峠(このあたり、仏教的な地名が多い)
吉奈峠
2022年05月05日 10:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 10:01
吉奈峠
棚場山(753.3m)(あまりピークという感じはなかった)
2022年05月05日 10:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 10:12
棚場山(753.3m)(あまりピークという感じはなかった)
船原峠で車道を横切ります
2022年05月05日 10:53撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 10:53
船原峠で車道を横切ります
伊豆山稜線歩道の案内板
2022年05月05日 10:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 10:55
伊豆山稜線歩道の案内板
ヤマツツジが咲く道を歩きます
2022年05月05日 11:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 11:00
ヤマツツジが咲く道を歩きます
車道から伽藍山に登るため、再び山道に入ります
2022年05月05日 11:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 11:11
車道から伽藍山に登るため、再び山道に入ります
伽藍山(867.5m)
2022年05月05日 11:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 11:59
伽藍山(867.5m)
伽藍山を降りると、少し車道を歩き、再び山道に入ります(道標がしっかりしているため、迷うところはありません)
2022年05月05日 12:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 12:09
伽藍山を降りると、少し車道を歩き、再び山道に入ります(道標がしっかりしているため、迷うところはありません)
古希山(936mピークから少し降りたところにあります。ここで腰を故障して遅れ始めた先輩を待つ)
2022年05月05日 12:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 12:22
古希山(936mピークから少し降りたところにあります。ここで腰を故障して遅れ始めた先輩を待つ)
先輩も無事についたので、古稀山で昼食タイムとしました
2022年05月05日 12:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 12:24
先輩も無事についたので、古稀山で昼食タイムとしました
民宿しみずで作っていただいた500円の弁当(おにぎり3ケ、シュウマイ2ケ、鳥の唐揚げ1ケが入っていた)
2022年05月05日 12:32撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 12:32
民宿しみずで作っていただいた500円の弁当(おにぎり3ケ、シュウマイ2ケ、鳥の唐揚げ1ケが入っていた)
古希山の説明板
2022年05月05日 12:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 12:33
古希山の説明板
達磨山の南側の登山口(駐車場があり、ここから腰を故障した先輩はタクシーを呼んで戸田峠まで移動された)
2022年05月05日 13:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 13:11
達磨山の南側の登山口(駐車場があり、ここから腰を故障した先輩はタクシーを呼んで戸田峠まで移動された)
達磨山(981.8m)山頂にて
2022年05月05日 13:27撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/5 13:27
達磨山(981.8m)山頂にて
達磨山の説明板
2022年05月05日 13:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 13:32
達磨山の説明板
達磨山の碑によると、達磨山は天城山の万次郎山、万三郎山の長男の山だという。
2022年05月05日 13:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 13:32
達磨山の碑によると、達磨山は天城山の万次郎山、万三郎山の長男の山だという。
達磨山から見た西伊豆の戸田(へだ)漁港
2022年05月05日 13:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 13:34
達磨山から見た西伊豆の戸田(へだ)漁港
小達磨山(890m)
2022年05月05日 14:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 14:02
小達磨山(890m)
小達磨山の先から戸田(へだ)漁港を望む
2022年05月05日 14:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/5 14:06
小達磨山の先から戸田(へだ)漁港を望む
幅広く気持ちの良い道が続く
2022年05月05日 14:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 14:12
幅広く気持ちの良い道が続く
戸田(へだ)峠に到着すると、ちょうど先輩がタクシーに乗って到着され、私達も金冠山(816m)を諦めて、タクシーの運転手がおすすめする伊豆温泉村「百笑いの湯」(伊豆の時之栖(すみか)グループが経営)まで一緒に下山することにしました。
2022年05月05日 14:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/5 14:22
戸田(へだ)峠に到着すると、ちょうど先輩がタクシーに乗って到着され、私達も金冠山(816m)を諦めて、タクシーの運転手がおすすめする伊豆温泉村「百笑いの湯」(伊豆の時之栖(すみか)グループが経営)まで一緒に下山することにしました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

 GWの後半、晴天が見込まれた5/4(水)ー5/5(木)は1泊2日でロングトレイルを歩いてみようと、約30kmの伊豆山稜線歩道に山仲間の女性や大学の先輩と行ってきました。トレイルランでは1日で走り切る距離かと思いますが、富士山を見ながらのんびり歩こうと、峠までの送迎サービスのあるあ持越温泉(今は温泉はでなくなったらしい)の民宿に宿泊して1日約15kmずつ、1泊2日をかけて歩くこととしました。
(1日目)
 初日は修善寺駅から東海バスに乗って天城峠バス停(天城トンネルの北側)まで移動して、歩きはじめます。天城峠バス停から、伊豆山稜線歩道が始まります。コース案内板があちこちに整備されていて、道迷いの心配はありませんでした。この日は多くの登山者がここで下車しました。途中、旧天城トンネルを見学し、天城峠まではやや急坂ですが、そこからはなだらかな森の中の道が続きます。最初は杉林、次にブナ林、そしてつげの林と森林の中の歩きやすい道です。二本杉峠の二本杉の巨木を見学したり、つげ峠を越すと、猫越(ねっこ)峠を経て猫越(ねっこ)岳です。猫越(ねっこ)岳山頂を降りたところにある池を見学し、後藤山を超えると、牛の放牧場の横を通って、笹原の丘を登ると仁科峠の南にある夕日の展望台「なべ石」です。なべ石では携帯の電波が入るため、その日の宿の民宿しみずに電話して、16時に風早峠まで来てくれる約束の送迎の確認をしました。なべ石から仁科峠に降りて、仁科峠から北は西伊豆スカイラインが伊豆山稜線歩道に並行して走っているのですが、笹原の中の歩きやすい道を行くと30分ほどで風早峠に着き、ちょうど到着した民宿しみずの車に乗って、持越温泉の民宿しみずへ。民宿しみずは1泊2食7700円(税10%込み)+車送迎代往復1000円+翌日の昼の弁当代500円とリーズナブルな値段で、ご主人を早くに亡くされて女手一人で宿を切り盛りされている女将さんのホスピタリティはすばらしく、女将さんが宿の裏でとったというこごみやあしたばの天ぷらはとても美味しかったです。この日は私達3人以外には若い夫婦2人だけというほぼ貸し切り状態で、宿の和室を広々と使わせていただきました。お風呂は温泉が出なくなってしまったため、普通の家庭風呂ですが、きれいなお風呂でした。
(2日目)
 翌日は朝6時半朝食、7時出発と通常よりも早くしていただき、7時半に風早峠に戻ってトレイルウォークの再開です。笹原の中の気持ちのよい道を久須美峠(テントをはる方も多いと聞きますが、この日は誰もいませんでした)を経て、魂(こん)ノ山に登り、南無妙峠、吉奈峠を経て、棚場山へ。このあたり、車道を走るオートバイの音は時折聞こえるが森の中に静かな道が続く。船原峠で車道を横切り、山道にすぐ入るが、また車道に出て、しばらく車道を歩くと伽藍山に入る山道があり、伽藍山を超えるとまた車道に出ます。車道を暫く歩くと936mピークへの山道があり、936mピークを超えたところに古希山がありました。ここで腰の故障で遅れ始めた先輩を待って、昼食タイムに。民宿しみずで作っていただいたおいしいおにぎり3ケをいただく。古希山からは達磨山へ登る階段の道がよく見える。古希山から一旦車道に出て、達磨山南側の登山口まで車道を歩く(横の笹の丘を登って降りてくる道もあったが、車道を歩く方が早いと判断しました)。階段をのぼると達磨山で、達磨山からは駿河湾に面した戸田(へだ)漁港がよく見える。達磨山を降りると、すぐ小達磨山があり、小達磨山を下ると戸田(へだ)峠です。戸田(へだ)峠に到着すると、腰の故障で達磨山南側の登山口駐車場から伊豆箱根交通のタクシーを呼んだ先輩がちょうど現れて、今日はタクシーが混んでいてなかなか迎えに来てくれないから、戸田峠で降りて金冠山へ往復して、再び戸田峠でタクシーが来るのを待つよりはこのまま降りましょうということになり、金冠山はあきらめて、皆でタクシーに乗って、タクシー運転手おすすめの伊豆温泉村「百笑いの湯」(伊豆の時之栖(ときのすみか)グループが経営、1時間940円)に行くことに。温泉を堪能した後、毎時30分にでる無料送迎バスで大仁駅まで送ってもらい、伊豆箱根鉄道で三島駅に。新幹線を待つ間、沼津魚がし寿司でお寿司をいただき、楽しい2日間のしめとなりました。
 伊豆山稜線歩道は、1日目はぶななどの森の中のウォーキング、2日目は笹原の中の快適な道歩きが楽しめるおすすめのコースです。2日目は山道のすぐ横を西伊豆スカイラインが走っていますが、1部車道を歩きますが、大部分は道から見えない森の中を歩く感じで、あまり車道は気になりませんでした。



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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 伊豆・愛鷹 [2日]
伊豆山稜線歩道(天城峠〜仁科峠〜船原峠〜戸田峠)
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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