伊豆山稜線歩道1泊2日(天城峠〜戸田峠、民宿泊)
- GPS
- 28:52
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 1,652m
- 下り
- 1,590m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:38
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:53
天候 | 快晴(5/4の午後は駿河湾からの風が強かった) |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはとくにない、歩きやすく、道もはっきりしていて、景色もすばらしい楽しいコース。 |
その他周辺情報 | 伊豆山稜線歩道は30km以上あるため、中間点の仁科峠か風早峠で1日目を終えて、麓の民宿に泊まる計画とした。持越温泉の民宿しみず(1泊2食7000円+税=7700円)が峠までの送迎(往復1000円)をしてくださるということで、民宿しみずさんに泊まることに。宿の女将さんの手料理が美味しい、素敵な宿でした。また、戸田峠からは伊豆温泉村「百笑いの湯」までタクシーで移動して、温泉を楽しみました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
GWの後半、晴天が見込まれた5/4(水)ー5/5(木)は1泊2日でロングトレイルを歩いてみようと、約30kmの伊豆山稜線歩道に山仲間の女性や大学の先輩と行ってきました。トレイルランでは1日で走り切る距離かと思いますが、富士山を見ながらのんびり歩こうと、峠までの送迎サービスのあるあ持越温泉(今は温泉はでなくなったらしい)の民宿に宿泊して1日約15kmずつ、1泊2日をかけて歩くこととしました。
(1日目)
初日は修善寺駅から東海バスに乗って天城峠バス停(天城トンネルの北側)まで移動して、歩きはじめます。天城峠バス停から、伊豆山稜線歩道が始まります。コース案内板があちこちに整備されていて、道迷いの心配はありませんでした。この日は多くの登山者がここで下車しました。途中、旧天城トンネルを見学し、天城峠まではやや急坂ですが、そこからはなだらかな森の中の道が続きます。最初は杉林、次にブナ林、そしてつげの林と森林の中の歩きやすい道です。二本杉峠の二本杉の巨木を見学したり、つげ峠を越すと、猫越(ねっこ)峠を経て猫越(ねっこ)岳です。猫越(ねっこ)岳山頂を降りたところにある池を見学し、後藤山を超えると、牛の放牧場の横を通って、笹原の丘を登ると仁科峠の南にある夕日の展望台「なべ石」です。なべ石では携帯の電波が入るため、その日の宿の民宿しみずに電話して、16時に風早峠まで来てくれる約束の送迎の確認をしました。なべ石から仁科峠に降りて、仁科峠から北は西伊豆スカイラインが伊豆山稜線歩道に並行して走っているのですが、笹原の中の歩きやすい道を行くと30分ほどで風早峠に着き、ちょうど到着した民宿しみずの車に乗って、持越温泉の民宿しみずへ。民宿しみずは1泊2食7700円(税10%込み)+車送迎代往復1000円+翌日の昼の弁当代500円とリーズナブルな値段で、ご主人を早くに亡くされて女手一人で宿を切り盛りされている女将さんのホスピタリティはすばらしく、女将さんが宿の裏でとったというこごみやあしたばの天ぷらはとても美味しかったです。この日は私達3人以外には若い夫婦2人だけというほぼ貸し切り状態で、宿の和室を広々と使わせていただきました。お風呂は温泉が出なくなってしまったため、普通の家庭風呂ですが、きれいなお風呂でした。
(2日目)
翌日は朝6時半朝食、7時出発と通常よりも早くしていただき、7時半に風早峠に戻ってトレイルウォークの再開です。笹原の中の気持ちのよい道を久須美峠(テントをはる方も多いと聞きますが、この日は誰もいませんでした)を経て、魂(こん)ノ山に登り、南無妙峠、吉奈峠を経て、棚場山へ。このあたり、車道を走るオートバイの音は時折聞こえるが森の中に静かな道が続く。船原峠で車道を横切り、山道にすぐ入るが、また車道に出て、しばらく車道を歩くと伽藍山に入る山道があり、伽藍山を超えるとまた車道に出ます。車道を暫く歩くと936mピークへの山道があり、936mピークを超えたところに古希山がありました。ここで腰の故障で遅れ始めた先輩を待って、昼食タイムに。民宿しみずで作っていただいたおいしいおにぎり3ケをいただく。古希山からは達磨山へ登る階段の道がよく見える。古希山から一旦車道に出て、達磨山南側の登山口まで車道を歩く(横の笹の丘を登って降りてくる道もあったが、車道を歩く方が早いと判断しました)。階段をのぼると達磨山で、達磨山からは駿河湾に面した戸田(へだ)漁港がよく見える。達磨山を降りると、すぐ小達磨山があり、小達磨山を下ると戸田(へだ)峠です。戸田(へだ)峠に到着すると、腰の故障で達磨山南側の登山口駐車場から伊豆箱根交通のタクシーを呼んだ先輩がちょうど現れて、今日はタクシーが混んでいてなかなか迎えに来てくれないから、戸田峠で降りて金冠山へ往復して、再び戸田峠でタクシーが来るのを待つよりはこのまま降りましょうということになり、金冠山はあきらめて、皆でタクシーに乗って、タクシー運転手おすすめの伊豆温泉村「百笑いの湯」(伊豆の時之栖(ときのすみか)グループが経営、1時間940円)に行くことに。温泉を堪能した後、毎時30分にでる無料送迎バスで大仁駅まで送ってもらい、伊豆箱根鉄道で三島駅に。新幹線を待つ間、沼津魚がし寿司でお寿司をいただき、楽しい2日間のしめとなりました。
伊豆山稜線歩道は、1日目はぶななどの森の中のウォーキング、2日目は笹原の中の快適な道歩きが楽しめるおすすめのコースです。2日目は山道のすぐ横を西伊豆スカイラインが走っていますが、1部車道を歩きますが、大部分は道から見えない森の中を歩く感じで、あまり車道は気になりませんでした。
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