魚谷山☆新緑の北山を逍遥
- GPS
- 02:59
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 463m
- 下り
- 455m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
午後から家の近くの北山を散策することにする。鞍馬街道から貴船に向かうと案の定、連休とあって貴船は多くの人で賑わっている。貴船の狭い道は対向車との離合が容易ではない。
貴船神社の奥宮から芹生峠への県道を先に進むと途端にすれ違う車も無くなった。峠を越えると谷沿いには多くのクリンソウを見かけるが、花をつけているものは見当たらない。
峠を越えて、芹生山荘を過ぎたところで道路余地に車を停めて出発する。地図では芹生町という町名は残ってはいるものの人が住んでいる気配は感じられないところだ。
まずは倉ヶ谷の林道を歩き、芹生峠の西側のピークca790mを目指す。林道はピークの直下まで続いているが、東側の尾根へと上がる。このピークは東側は伐採斜面となっており、東側の展望が広がる。
魚谷山への稜線を西に進むと。尾根は複雑に蛇行する。次のca770m,との間では小さな谷の源頭を横切ることになるが、北山らしい美しい源頭だ。
ca770mから西側の谷を下降し、北山荘を目指す。ここでも新緑の源頭が美しい。谷沿いには明瞭な道が続いており、容易に谷を下降することが出来る。
北山荘は細ヶ谷の登山道からは見えないが、山荘の前は開放的な雰囲気で谷が広がっており、実に雰囲気の良いところだ。谷沿いを吹き抜けるそよ風が心地よい涼しさを運んできてくれる。
細ヶ谷の登山道と合流すると柳谷峠を目指して登山道を登る。ヤマシャクヤクやクリンソウが咲くこの時期は例年は登山者も多いものと思っていたが、登山道には人の気配はなく、新緑の谷は静寂に満ちている。
柳谷峠から魚谷山にかけてのわずかな区間は二重尾根となっているが、尾根の間の小さな谷の林相が美しい。疎林の林床では木漏れ日を浴びたイワヒメワラビの新芽が緑色の宝石のように煌めいている。
魚谷山の山頂で一休みすると、再び柳谷峠に戻り、今度は稜線を北東に進む。尾根の小ピークca820mは左京区、右京区、北区の三区の境となるが樹に巻かれたテープには白倉の頭と書いてある。ここから尾根を北上し、p759を目指す。
馬酔木の目立つ自然林の雑木林が続くが、尾根上にかすかな踏み跡が続いている。p759の手前からは東側の植林から巡視路が現れる。p759の北西の送電線鉄塔からは灰屋川右俣の源流域の展望が広がる。引き返して東側の植林の尾根を下降する。
尾根上にももう一基、送電線鉄塔があり、今度は東側に灰屋川左俣流域が広がる。周辺の山々では新緑が綺麗だが、あと一週間もすれば新緑が色濃くなることだろう。
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