記録ID: 4263513
全員に公開
ハイキング
奥秩父
尾ノ内沢から両神山、日向大谷から天理岳ハイキング
2022年05月05日(木) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:57
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,779m
- 下り
- 2,786m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 9:51
17:03
尾ノ内ふれあい館
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾ノ内沢ルートは断続的に踏み跡が現れる程度だが、マーキングテープが豊富にある。油滝の直前と、標高1400mを過ぎた地点では、岩場のトラバースがあり滑落しないよう注意が必要である(特に後者は湿っていて滑りやすい。)。また、細くて表土が軟弱なトラバースが多い。 奈良尾峠から天理岳へ向かう尾根は、踏み跡もほとんどなく、痩せた岩稜や小岩峰が連続する。天理岳から尾ノ内へ下る尾根は、マーキングテープが豊富だが、上部は痩せた崖のような稜線が続く。 |
写真
感想
急な業務が入ったことからゴールデンウィークの連休が縮小し、当初予定していた遠征ができなくなったため、旅先を県内へ移し、マイナールートから両神山にハイキングすることにした。
尾ノ内沢のルートは、後半が予想以上の難路で、ザレた細いトラバースや湿った岩場のトラバース、激しい急登などが続いた。八丁尾根に出ると、アカヤシオの開花に何とか間に合ったようで、薄桃色に染まる険しい峰々を望むことができた。
当初は前東岳から天武将尾根を辿って天理岳に縦走する計画だったが、尾ノ内沢ルートで体力と集中力を消耗したと感じたため、Bプランである日向大谷に下った後に東側から天理岳を目指すルートに変更した。
日向大谷から奈良尾峠まで荒廃気味の道を進み、天武将尾根の東部に乗ると、痩せた岩稜が連続する面白い尾根が続いた。実際の時間や距離以上に中身の濃い奈良尾峠からの縦走を終えて天理岳に登頂し、北西に伸びる尾根へ進んだ。この尾根の上部は急傾斜の滑りやすい下りが絶えず続き、登山口に着く頃にはすっかり心身ともに消耗していた。
私が歩いて山に入るときには、マイナールートやロープを必要としないバリエーションルートを登ることが多いが、心身ともに消耗しながら山岳や自然への畏敬の念を深められる奥秩父の魅力を改めて感じた山行となった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:546人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する