扇ノ山:河合谷コースで残雪に苦戦
- GPS
- 04:10
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 603m
- 下り
- 606m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しかし車道が雪崩状態で走行困難。よって、そこから登山口へ40分近くかけて歩く |
コース状況/ 危険箇所等 |
小ズッコと大ズッコ付近は10cm前後の残雪あり。 軽アイゼンがないと登りが辛い |
写真
感想
レコを見ていると残雪ありとの情報。
そのせいか登山レコが少なく、どうしようか悩んだ。
行けるところまで行くかと決行。
車で河合谷登山口へ上山高原側から入る筈が、ルートミス。ナビで鳥取県側から入るがとんでもない未舗装林道を車ボロボロになりながら進む。
しかもあと少しという所で車道が雪崩で進めなくなる。
無理してスタッキングすると怖いので路肩に車を捨てて、登山口まで歩く。
想像以上に遠く40分も無駄歩きで、それで疲れた。
登山開始すると、なかなか良い雰囲気だ。
小ズッコ付近で美しいブナ林となる。これは心地好い。
しかし残雪が出てくる。最初は木の根付近を選んで雪を避けて歩いていたが、暫くすると至る所が雪となる。
全く踏み跡が分からないので怖くなる。
登り方向だけを見失わないように、そして踏み抜かないように慎重に歩く。
トレースは殆んど分からず、時々GPSに頼りながら何とか進む。
なお一層残雪が多くなり、灌木に接触したりしながらルート選択に苦労。
大ズッコ付近では何度か、結構な登りが出てきた。
軽アイゼンを忘れて来た事に後悔。
キックステップしながら、ビクビクしながら登り切る。
本当に怖かった。レコで残雪情報を知ってながら、甘く見た判断に反省。
精神的にフラフラになりながらも、何とか登頂。
ここまで誰にも会わなかったが、山頂には先客が二人いた。
山頂の避難小屋は立派で驚いた。ロッジみたいで快適に泊まれそう。
そんな事より、下りが心配だ。
滑るのではないか?道を見失わないか?足元分からず踏み抜かないか?と不安一杯。
けれど以外とサクサクと下れた。
雪も締まっており、先客のトレースもあって、以外と簡単に下れた。
そして雪を踏みしめて歩くのが楽しくなった。
ただ調子に乗って来て、何度か踏み抜きそうになってハラハラする場面も。
順調に下るも、小ズッコ付近になると登りと同様、道が分からなくなる。
登りと違って方向さえも分からなくなり、何回かルートロス。
前々違う方向へ歩いていたようで、GPSに助けてもらった。ここは地図だけでは絶叫迷うな。春山の怖さを実感。
こうしてGPSを何度となくにらめっこしながら、何とか登山口に戻って来れた。
残雪登山は初めてで本当に怖かったが、これで少し経験値があがったかな。
無事帰って来れた事、雪が残る美しいブナ林も堪能できた事、雪道を気持ちよく歩けた事と、本当に感謝である。
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