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Yamareco

記録ID: 427856
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

快晴!!-青と白の乗鞍岳

2014年04月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
1qaz その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:38
距離
14.7km
登り
1,506m
下り
1,488m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:45休暇村-6:50リフト終点-8:00位ヶ原山荘分岐-9:00直登取り付き-10:10乗鞍岳山頂10:40-10:50蚕玉岳-11:00朝日岳-11:20肩の小屋-12:00位ヶ原山荘分岐-13:30休暇村
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深夜でも国民休暇村までの道路に雪や凍結はありませんでした。
国民休暇村前の駐車場を利用(30-40台ぐらいか)
少し下にスキー場の駐車場もあり。こっちはもっと広くてトイレあり。
スキー場の営業は終了しているのでリフトには乗れません。
コース状況/
危険箇所等
休暇村からずっと雪道を歩きます。
まずはスキー場を歩きますが、除雪済みの林道とゲレンデは雪の壁になっており、高いところで2m以上の段差になっています。

位ヶ原山荘との分岐を過ぎた後は、肩の小屋経由ではなく、剣ヶ峰に向かって直登しました。
この直登ルートは上に行くに従い、雪面がカリカリに凍っていきます。
ツルッと滑って転ぶと、かなりの高度を滑落しそうでした。
一瞬滑落しそうになりました。
肩の小屋から剣ヶ峰に向かうほうが風も弱く、雪面も程ほどの固さで歩きやすいでしょう。
肩の小屋経由で登っている人の方が多そうでした。

下山時は位ヶ原山荘分岐以下で、雪がジャリジャリになっていました。
まずはゲレンデ歩き
2014年04月12日 06:01撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 6:01
まずはゲレンデ歩き
真っ青な空に真っ白な峰々
2014年04月12日 06:14撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
4/12 6:14
真っ青な空に真っ白な峰々
急なゲレンデを登ると
2014年04月13日 13:18撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/13 13:18
急なゲレンデを登ると
除雪済みの林道に交差します。
場所によっては2m以上の雪の壁が立ちはだかります。
2014年04月12日 06:36撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
4/12 6:36
除雪済みの林道に交差します。
場所によっては2m以上の雪の壁が立ちはだかります。
リフトの終点を越えてツアーコースに入ります。
2014年04月12日 06:53撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 6:53
リフトの終点を越えてツアーコースに入ります。
2014年04月12日 06:53撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 6:53
ツアーコースには1-6の番号がありました。
6の次が位ヶ原山荘への分岐。
2014年04月12日 07:29撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 7:29
ツアーコースには1-6の番号がありました。
6の次が位ヶ原山荘への分岐。
左が高天原岳、右が目指す剣ヶ峰。
2014年04月12日 07:40撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 7:40
左が高天原岳、右が目指す剣ヶ峰。
位ヶ原山荘分岐直後の短い急坂。
2014年04月12日 08:22撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 8:22
位ヶ原山荘分岐直後の短い急坂。
風と雪の芸術
2014年04月12日 08:26撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 8:26
風と雪の芸術
大分近づいてきました。
肩の小屋へは向かわず、直登コースへ直進します。
2014年04月12日 08:29撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 8:29
大分近づいてきました。
肩の小屋へは向かわず、直登コースへ直進します。
この辺りまで来ると北アルプスがドーン!と見えます。
2014年04月12日 08:46撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 8:46
この辺りまで来ると北アルプスがドーン!と見えます。
この先が急登。
2014年04月12日 08:56撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 8:56
この先が急登。
結構急ですが、まだ写真を撮る余裕があります。
2014年04月12日 08:57撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 8:57
結構急ですが、まだ写真を撮る余裕があります。
2014年04月12日 09:06撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 9:06
真横を向いて。
見た目以上に急でした。
2014年04月12日 09:10撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 9:10
真横を向いて。
見た目以上に急でした。
一旦ちょっとなだらかになって、最後の登りにさしかかります。
2014年04月12日 09:10撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 9:10
一旦ちょっとなだらかになって、最後の登りにさしかかります。
2014年04月12日 09:10撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 9:10
高天原の高さを越えました。
遠くに中央と南アルプス。
この辺り以降強風+雪面カチカチでした。
2014年04月13日 13:22撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/13 13:22
高天原の高さを越えました。
遠くに中央と南アルプス。
この辺り以降強風+雪面カチカチでした。
ようやく山頂。
2014年04月12日 10:08撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 10:08
ようやく山頂。
中央と南アルプス。
霞んでいるもののしっかり見えました。
2014年04月12日 10:09撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 10:09
中央と南アルプス。
霞んでいるもののしっかり見えました。
一番左が笠ヶ岳(?)でそこから小さく見える槍を経て、真ん中付近が穂高のはず。
右のほうは大天井方面と常念、蝶方面でしょうか。
2014年04月12日 10:09撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 10:09
一番左が笠ヶ岳(?)でそこから小さく見える槍を経て、真ん中付近が穂高のはず。
右のほうは大天井方面と常念、蝶方面でしょうか。
穂高付近をズーム。
真ん中の奥穂から左手前に西穂、焼岳。
奥穂から右へ行くと前穂、明神辺り?
手前のほうは霞沢岳でしょうか。
2014年04月12日 10:09撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 10:09
穂高付近をズーム。
真ん中の奥穂から左手前に西穂、焼岳。
奥穂から右へ行くと前穂、明神辺り?
手前のほうは霞沢岳でしょうか。
大日岳、屏風岳方面は立ち入り禁止です。
2014年04月12日 10:11撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 10:11
大日岳、屏風岳方面は立ち入り禁止です。
白山方面だと。
2014年04月12日 10:11撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 10:11
白山方面だと。
山頂鳥居
2014年04月13日 13:23撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/13 13:23
山頂鳥居
御嶽山。
写真としてはスキー場が邪魔かなぁ。
2014年04月12日 10:12撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 10:12
御嶽山。
写真としてはスキー場が邪魔かなぁ。
昔、ココの神社で知人に安産祈願のお守りを買ったことがあります。
思い返すとあれは約14年前。
2014年04月12日 10:12撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 10:12
昔、ココの神社で知人に安産祈願のお守りを買ったことがあります。
思い返すとあれは約14年前。
名残惜しいですが、下山。
下山は蚕玉岳方面へ。
こちらは雪もほどよい固さで風も弱い。
2014年04月12日 10:46撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 10:46
名残惜しいですが、下山。
下山は蚕玉岳方面へ。
こちらは雪もほどよい固さで風も弱い。
蚕玉岳
2014年04月12日 10:50撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 10:50
蚕玉岳
なんども振り返りながら。
2014年04月12日 10:56撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 10:56
なんども振り返りながら。
朝日岳付近だと思いますが、山頂標識はありませんでした。
2014年04月12日 10:57撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 10:57
朝日岳付近だと思いますが、山頂標識はありませんでした。
今日は飛行機雲が長く延びています。
2014年04月12日 11:20撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 11:20
今日は飛行機雲が長く延びています。
直登コースを横目に見ながら下山。
直登コースはあまり登られておらず、肩の小屋経由が多かったです。
2014年04月12日 11:49撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4/12 11:49
直登コースを横目に見ながら下山。
直登コースはあまり登られておらず、肩の小屋経由が多かったです。
位ヶ原山荘分岐まで下りてから、今日のお昼はどん兵衛です。
2014年04月12日 12:09撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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4/12 12:09
位ヶ原山荘分岐まで下りてから、今日のお昼はどん兵衛です。
撮影機器:

感想

今シーズン行きたいと思っていた乗鞍岳。
休みと天気と気分がなかなか合いませんでした。
ようやく3つが合わさったと思ったら、スキー場は営業終了しており、休暇村から歩くことになりました。
結果、これがなかなか良かったです。
リフト終点までは歩いて約1時間ぐらいでした。
これぐらいならば歩く距離として許容範囲だし、リフトの営業を待たずに早い時間に出発できるし、スキーを楽しんでいる人達の邪魔にならないように、隅っこをコソコソ、トボトボ歩くことありません。

天気はとにかく快晴で、真っ白い雪と真っ青な空を終始堪能できました。
もう4月なので、踏み抜きを心配してスノーシューを持っていきましたが、雪の状態は思った以上に良く、出番はありませんでした(位ヶ原山荘分岐でデポしました)。
下山時もジャリジャリになってきていましたが、踏み抜くようなことはありませんでした。

山頂へは肩の小屋経由と、直登とどちにしようかと思いましたが、折角の積雪期ですからやっぱり直登です。
直登ルートはカッチカチのツルツルだったという他の方の記録を呼んでいましたが、登り始めはアイゼンが程よく聞く程度でした。
斜度としては結構な急坂なのでキツイですが、恐さを感じることはありませんでした。
風も強いけれど、よろめくことすらありませんでした。

急坂は一旦緩やかになり、その後最後の急坂になります。
この辺りから山頂に向けて、足元の雪が徐々に固くなり、アイゼンの歯の刺さりが甘くなってきます。
風も「強いけれど大した事無い」から、「時折よろめくぐらい」になり、最後は「耐風姿勢で停まる」事も。
こんなところで、転んだら滑落間違いなしな状況なので、最後の急坂はかなり緊張しました。
かなり神経を使って歩いてきましたが、風で少しよろめいた時に、アイゼンをスパッツに引っ掛け軽く転んでしまいました。
その瞬間に、ツルッと滑る感覚が。
咄嗟にピッケルを使って止めることが出来ましたが、かなりヒヤッとしました。
万一の際にはピッケルによる制動も大事ですが、本来は転ばないことが一番です。

山頂も強風が吹いていますが、社の裏は風を避けれてとっても穏やか。
陽も当たりぽかぽかなので、ココでしばらく休憩しながら大展望を堪能します。
南北中央アルプス、御嶽、白山など、真っ青な空の下、遮るもののない展望に大満足です。

下山は蚕玉岳方面へ。
雪の状態と風を大分心配しましたが、こちらは大した事は無く安心して下れました。

滑れるところはヒップそりで滑りながら下山。

今シーズンの雪山もほとんど終了でしょうか。
ゴールデンウィークにも楽しめるかな。
雪があっても無くても、安全に下山できるよう十分に注意して楽しみたいです。

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