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Yamareco

記録ID: 428603
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アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

赤岳・西壁南峰リッジ(左稜ルート)

2014年04月12日(土) [日帰り]
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コースタイム

4:45美濃戸口→5:27美濃戸→7:21行者小屋7:58
→文三郎尾根→9:08南峰リッジ取り付き→10:03赤岳山頂10:13
→10:14赤岳頂上山荘10:35→10:53赤岳展望荘11:24
→12:02行者小屋12:39→13:59美濃戸→14:47美濃戸口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下山後は延命の湯を利用
コース状況/
危険箇所等
○美濃戸口〜美濃戸
積雪・凍結箇所はなし、

○美濃戸〜行者小屋
登り時はノーアイゼンで行ったが、一部アイスバーンになっており、
チェーンスパイク等あった方がいいかもしれない。

○文三郎尾根
階段、鎖場はまだまだ埋まっていたが、雪は締まっていたので
ピッケル&アイゼンは良く効く。

○赤岳山頂〜地蔵尾根〜行者小屋
下山時に使用。ナイフリッジはだいぶ小さくなっていたが、
スタンスは狭いので注意。

気温が高いせいか、雪が緩み始め滑落注意。

階段等は埋まっていた。
行者小屋より(3月15日撮影)
2014年04月13日 10:06撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 10:06
行者小屋より(3月15日撮影)
2014年04月14日 02:22撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/14 2:22
2014年04月14日 02:22撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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行者小屋より…たいぶ雪が少なくなってきた〜
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 10:30
行者小屋より…たいぶ雪が少なくなってきた〜
文三郎尾根
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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文三郎尾根
文三郎尾根から南峰リッジ
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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文三郎尾根から南峰リッジ
大同心と小同心
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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大同心と小同心
中岳分岐からちょっと降りたところで取りつきへトラバース。ここもそこそこ傾斜があり緊張します。
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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中岳分岐からちょっと降りたところで取りつきへトラバース。ここもそこそこ傾斜があり緊張します。
取り付きから阿弥陀岳
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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取り付きから阿弥陀岳
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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凹角状ののチムニーみたいな所
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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凹角状ののチムニーみたいな所
チムニーから振り返るとこんな感じ。ここで踏み外せば大変なことに…
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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チムニーから振り返るとこんな感じ。ここで踏み外せば大変なことに…
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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隣は主稜
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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隣は主稜
赤岳頂上山荘が見えた〜〜
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤岳頂上山荘が見えた〜〜
山頂までもうちょい
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂までもうちょい
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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ついた〜〜
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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ついた〜〜
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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阿弥陀岳とナイフリッジ。だいぶ小さくなっていた。
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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阿弥陀岳とナイフリッジ。だいぶ小さくなっていた。
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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行者小屋へ戻ると、ヘリで無事にピックアップされたみたいだ。今回は大変だったけど、またどこかで!!
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 10:30
行者小屋へ戻ると、ヘリで無事にピックアップされたみたいだ。今回は大変だったけど、またどこかで!!
2014年04月13日 10:30撮影 by  E-M1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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感想

前回、赤岳行った時のこと…
南峰リッジをソロで登ってきたという人とすれ違った。

赤岳のバリエーションルートの登竜門として名前は知っていたが、
どこにあるのかわからなかった。

普通ならパーティを組んで行くもんだろう…そんな所、ソロで登れるのだろうか…!?

赤岳のバリエーションルートは機会があれば主稜などをガイドツアーでやってみたかったというのもあり、
ソロで登ってきたという人と出会って、どんなコースか調べてみた。

で、南峰リッジは左稜ルートとルンゼルートがあるようで(もう一つは中央稜)、
明瞭なルンゼルートであれば、ソロでも行けると思った。もちろん自己判断だが…



こないだ西穂高岳を登頂してから少し自信がついたというか調子に乗ってきたというもあり、
行ってみたいと思うようになった。


ま〜とりあえず、文三郎尾根から登って、そこから見てやれそうなら登ってみて、
無理だと思ったら硫黄岳まで縦走しよう〜ってことで自宅を出発。


行者小屋から見える、赤岳を見て…結構〜雪が減ってきてるな〜〜
だから南峰リッジ行っちゃおうか〜〜って考え方が間違ってると思うが、
まずは文三郎尾根を登ってみた。

中岳分岐の手前…リッジが良く見える場所で少し考えて、取り付きに向かった。


とにかく無理は禁物!!

無理だと思ったら、ルンゼルートを登ろう!!最悪、引き返して下山する!!
力と気合だけで登ろうとかしない!!ということを最初に心掛けた。
それができたかわからないが…


取り付きからすでにそこそこの傾斜でそれが山頂直下まで続き、終始気の抜けない登りとなった。
ふくらはぎもパンパンになってしまった…^^;

おまけに雪質が固く、所々で氷化していた。
だもんで、ピッケルも刺さりにくく、刺さっても刺さらず粉々に崩れる所もあった。

岩場なんかはもっと歩きやすくなってると想像していたが、
どこにどうホールド&スタンスをとるかかなり気を使った。


それがバリエーションルートというものなんだろうけど、あまり気分は良くない…


最後の核心部だろうか…山頂直下に凹角状の岩と岩の狭い隙間を通るような場所(チムニー??)
があり…ホールド&スタンスがどうにもならず…

両腕・両足を左右の岩に貼りつけて一段登ってみたが、次の一手が見つからず、
このまま進んだら、落ちる!!ってそこで初めて思った。

なんで、ちょっとチムニー手前まで戻ってそこは巻いてやり過ごした。
戻るのもこれまた大変だったわけだが…

そこを抜けると山頂&赤岳頂上山荘が見えた〜〜
ここで少し安心♪山頂までもうちょい〜〜

山頂に着くと、嬉しい!!というかとにかく安心感…
もう一回やりたいか?って聞かれたら、もう二度とやりたくない〜!!
って感じたが…(笑)

でも、こうやってレコを書いてて、また行ってみたい!!と思う。
今度はもう少し雪の状態がイイ時に〜〜

なにはともあれ満足だ〜〜これを糧に北鎌へ繋げられればいいが。


他、ちょっとした出来事…

赤岳山頂から展望荘に下山中〜〜
私の少し前を歩いていたソロの方が足をひねって身動きできなくなってしまった。
その場にいた3人で展望荘前で介抱〜

少し滑ってしまった際にアイゼンが雪面に引っ掛かり、足を強くひねったようだった。
このまま地蔵尾根を下山することは無理ということで、別の方が警察に連絡することに…

警察に話はついたところで私は下山…若い人だけど、きちんと山に登ってらっしゃる方のようで
今回はたまたまひねり所が悪かったね!!軽い捻挫程度で済めば良いけど〜


記録の動画
2014年4月赤岳・西壁南峰リッジ(左稜)20分52秒
http://youtu.be/O8yulV7wuHo







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