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Yamareco

記録ID: 429913
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

臨機応変とは? どこまで対応できる?? 〜権現山から木曽駒に向かって〜

2014年04月15日(火) 〜 2014年04月16日(水)
 - 拍手
GPS
14:50
距離
21.2km
登り
1,838m
下り
1,843m

コースタイム

4月15日
伊那スキーリゾート駐車場5:23 - 7:44土俵跡 - 8:54権現山 - 11:00板沢の頭 - 11:32辻山(昼食)12:15 - 14:39八丁立幕営地(2500m地点)
4月16日
幕営地6:34 - 6:47八丁立 - 8:14辻山 - 9:11権現山 - 9:34常輪寺分岐 - 10:22林道終点 - ゲレンデ最上部 - 11:51駐車場
天候 二日間晴れてくれました。
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
千畳敷へのロープウェイが休業で予定を変更し、伊那スキーリゾートのセンター前に駐車。
ヘッドライトに浮かび上がったいや〜なお知らせ。
このロープウェイの運休を想像してなかったのが甘いかもしれないけど・・・
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ヘッドライトに浮かび上がったいや〜なお知らせ。
このロープウェイの運休を想像してなかったのが甘いかもしれないけど・・・
下りにロープウェイを使えないのは想定外ですが、次善の策は、伊那スキーリゾートからのピストン。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下りにロープウェイを使えないのは想定外ですが、次善の策は、伊那スキーリゾートからのピストン。
スキー場の駐車場
林道でもっと上まで上がれるのですが、できるだけ下から歩きたいので。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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スキー場の駐車場
林道でもっと上まで上がれるのですが、できるだけ下から歩きたいので。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤く染まった山を見上げながらスタート。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤く染まった山を見上げながらスタート。
もう日が出てきました。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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もう日が出てきました。
林道から分かれて「土俵跡」というポイントを目指します。
何の表示もないけどここでいいんだろうな・・・
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道から分かれて「土俵跡」というポイントを目指します。
何の表示もないけどここでいいんだろうな・・・
地形図には道の表示はなく、山高地図から道を想定して歩いています。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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地形図には道の表示はなく、山高地図から道を想定して歩いています。
見上げるといい天気。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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見上げるといい天気。
道は消えかけたり、
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道は消えかけたり、
また現れたり・・・
位置は間違えていないのですが、土俵跡らしいところは見つかりません。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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また現れたり・・・
位置は間違えていないのですが、土俵跡らしいところは見つかりません。
立ち止まって腹ごしらえも挟みながらルートの検討。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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立ち止まって腹ごしらえも挟みながらルートの検討。
ポイントはあきらめてピークを目指すことに。
とんでもない熊笹のヤブコギですが、地面には踏み跡があります。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ポイントはあきらめてピークを目指すことに。
とんでもない熊笹のヤブコギですが、地面には踏み跡があります。
いきなり道標が現れて登山道に復帰しました!
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いきなり道標が現れて登山道に復帰しました!
こんなところに土俵跡!
地図の表示よりもずい分高い位置にありました。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんなところに土俵跡!
地図の表示よりもずい分高い位置にありました。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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当初の計画では常輪寺から登ってくるはずでした。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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当初の計画では常輪寺から登ってくるはずでした。
ところどころ道が雪を被るようになってきました。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ところどころ道が雪を被るようになってきました。
カラマツ林の縦ラインと南アルプスの横ライン。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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カラマツ林の縦ラインと南アルプスの横ライン。
空の青がきれいです。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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空の青がきれいです。
上にレンズを向けてみると・・・
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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上にレンズを向けてみると・・・
権現山山頂
地元の小学校で毎年登ってきているようです。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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権現山山頂
地元の小学校で毎年登ってきているようです。
まだ食事時ではないのですが、昼食用の湯の準備を先にしておきます。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まだ食事時ではないのですが、昼食用の湯の準備を先にしておきます。
ここまで標高差は約1000m。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここまで標高差は約1000m。
ロープウェイができる以前はここがメインの登山道だったんですね。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ロープウェイができる以前はここがメインの登山道だったんですね。
さっきの山頂表示から少し先に三角点がありますが、どちらもピークではなく、道はさらに登っています。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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さっきの山頂表示から少し先に三角点がありますが、どちらもピークではなく、道はさらに登っています。
植林帯でもこの風景は好きです。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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植林帯でもこの風景は好きです。
板沢の頭
この稜線は尾根が広くて微妙な分岐があり、何度もコンパスで方向を確かめます。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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板沢の頭
この稜線は尾根が広くて微妙な分岐があり、何度もコンパスで方向を確かめます。
この微妙なカーブで方向を誤ります。
今日はコンパスが大活躍!
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この微妙なカーブで方向を誤ります。
今日はコンパスが大活躍!
ダケカンバの幹を見ると、プレゼントをもらった子供が喜んで包み紙をビリビリに破っている光景が浮かんできます・・・
剥がれた皮がふわふわと風になびく様子がお気に入りです。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ダケカンバの幹を見ると、プレゼントをもらった子供が喜んで包み紙をビリビリに破っている光景が浮かんできます・・・
剥がれた皮がふわふわと風になびく様子がお気に入りです。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんな尾根道だとストレスなく歩けますね!
(雪庇がないのはもう雪崩てしまった?)
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんな尾根道だとストレスなく歩けますね!
(雪庇がないのはもう雪崩てしまった?)
五合目の見晴台からの眺め。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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五合目の見晴台からの眺め。
辻山のピーク
木曽駒が顔を出した?
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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辻山のピーク
木曽駒が顔を出した?
ここで昼食休憩。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここで昼食休憩。
ここからが急勾配。
いいかげん疲れた足にはきつい130m!
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここからが急勾配。
いいかげん疲れた足にはきつい130m!
いつものように100歩を数えようとしますが、途中で足が止まってしまう・・・
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いつものように100歩を数えようとしますが、途中で足が止まってしまう・・・
急登の最上部でアイスバーン状態になり、ここでアイゼンの出番。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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急登の最上部でアイスバーン状態になり、ここでアイゼンの出番。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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森林限界を超えた稜線が見えています。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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森林限界を超えた稜線が見えています。
あまり見たことがない雪の表面。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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あまり見たことがない雪の表面。
断続的な登りが続く尾根道。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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断続的な登りが続く尾根道。
振り返って
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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振り返って
八丁立のピーク
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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八丁立のピーク
午後の柔らかい光の風景が好きです。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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午後の柔らかい光の風景が好きです。
ここで幕営することに。
2014年04月17日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここで幕営することに。
翌朝
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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翌朝
もう朝日が差す尾根を下りにかかります。
下りで方向を見失う不安が大きいので慎重に!
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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もう朝日が差す尾根を下りにかかります。
下りで方向を見失う不安が大きいので慎重に!
自分のトレースを逆に辿る気楽さはありますが、地形をちゃんと読みながら歩きたいのでやっぱりコンパスが活躍します。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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自分のトレースを逆に辿る気楽さはありますが、地形をちゃんと読みながら歩きたいのでやっぱりコンパスが活躍します。
八丁立
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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八丁立
朝は雪が締まってアイゼンがよく効きます。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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朝は雪が締まってアイゼンがよく効きます。
昨日より遠景が霞んでいますね。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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昨日より遠景が霞んでいますね。
ダケカンバの林に見とれていると・・・
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ダケカンバの林に見とれていると・・・
いきなり1mも踏み抜いてびっくり!
足元注意!
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いきなり1mも踏み抜いてびっくり!
足元注意!
獣の足跡と並んでいます。
一番心配していた急勾配の尾根(というか斜面)を何とか無事に抜けることができました。
ガスなどの悪条件がなくて助かりました。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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獣の足跡と並んでいます。
一番心配していた急勾配の尾根(というか斜面)を何とか無事に抜けることができました。
ガスなどの悪条件がなくて助かりました。
雪の重さに折れそう!
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪の重さに折れそう!
年代を感じるオブジェ。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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年代を感じるオブジェ。
辻山
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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辻山
行動食はどら焼き。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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行動食はどら焼き。
権現山
昨日は高く感じていましたが・・・
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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権現山
昨日は高く感じていましたが・・・
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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尾根の雪が途切れてきました。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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尾根の雪が途切れてきました。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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当初の計画ルートを(下りですが)歩いてみることに。
左の常輪寺方面に下ります。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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当初の計画ルートを(下りですが)歩いてみることに。
左の常輪寺方面に下ります。
この美しいカラマツの植林帯に、こんな由来がありました。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この美しいカラマツの植林帯に、こんな由来がありました。
競馬場跡?
ここで競馬をしていた光景が想像できない!
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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競馬場跡?
ここで競馬をしていた光景が想像できない!
地図の表示では尾根道ですが、実際には途中で方向を変えて谷に向かっていました。
間違えていないか何度も確認してから先に進みます。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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地図の表示では尾根道ですが、実際には途中で方向を変えて谷に向かっていました。
間違えていないか何度も確認してから先に進みます。
この先で尾根と出合うようです。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この先で尾根と出合うようです。
疲れた足に優しい道です。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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疲れた足に優しい道です。
尾根道もありそう?
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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尾根道もありそう?
ちゃんポストもある登山口です。
この尾根も権現山まで辿れそう。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ちゃんポストもある登山口です。
この尾根も権現山まで辿れそう。
ここは木曽駒登山道の二合目でもあるんですね。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここは木曽駒登山道の二合目でもあるんですね。
林道終点の駐車場
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道終点の駐車場
こんなところから土俵跡に続く道がある!
だいぶ距離がありますが・・・
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんなところから土俵跡に続く道がある!
だいぶ距離がありますが・・・
ここを右に向かってスキー場に戻ります。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここを右に向かってスキー場に戻ります。
車が通ることはないんでしょうね。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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車が通ることはないんでしょうね。
もうすぐ歩いても通れなくなりそう・・・
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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もうすぐ歩いても通れなくなりそう・・・
スキー場上端の駐車スペース。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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スキー場上端の駐車スペース。
このゲレンデだけのシンプルなスキー場。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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このゲレンデだけのシンプルなスキー場。
無事に下りてきました。
2014年04月17日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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無事に下りてきました。

装備

個人装備
ザック
ハードシェル(上下)
靴下予備
防寒インナー
ダウンジャケット
ネックウォーマー
救急用品・薬品
ナイフ
2ℓ
非常食
1日分相当
食料
4食
行動食
帽子
ストック
ガスカートリッジ
コンロ
手袋
インナー2・アウター1
コッヘル
マグカップ
タオル
ティッシュ
財布
カード・保険証含
シューズ
靴紐予備含
カメラ
スマホ
GPSアプリ
腕時計
高度計、コンパス
アイゼン
ワカン
シュラフ
シュラフカバー
1:25000地形図
山高地図
ヘルメット
シャベル

感想

駒ケ岳ロープウェイが休業中!?

いつものように菅の台バスセンターに停めようとゲートを入ろうとして、目の前に現れた看板に頭は真っ白になりかけました。
年中動いているものと思い込んでいた自分が悪いんだろうけど、ロープウェイのHPまでは見ていなかったな・・・

今回の計画は、本来(?)の登山道を歩いて権現山、将棊頭山経由で木曽駒に登ろうというものでした。
どうせ下から登るのならJRの駅から歩いてやろうと・・・
レコを見ると積雪期に登った記録がなく、現地(役場)に問い合わせると雪解けを待つようにとアドバイスされて今月まで待っていたのです。
当然まだ雪は残っていますから時間がかかる前提で、初日に行けるところまで登ってテン泊し、翌日は駒ケ岳から千畳敷に下りる計画でした。

ロープウェイが使えないとなるとルートがピストンになる!
2日間では木曽駒山頂まで登って下りては無理っぽいか・・・

とにかく菅の台に車を停めるメリットはないので、どこに移動するか考えます。
下山のことも考えるとJRから歩き出すのも無理があり、現実的に伊那スキーリゾートの権現山登山口から登ることにしました。

スキー場の駐車場をスタートしたのは結局5時半頃。
計画でJR沢渡駅からのスタート予定がそのくらいでしたから、1時間ほどはアドバンテージがある計算です。
ただ、事前に十分な情報を仕入れたとは言いがたく、山高地図の想定TIME以外には目安がないのも不安なところ。
登りのルートも計画から変わったことでルーファイの不安もありながらとりあえずの歩き出しです。

駐車場には登山道の道標がありましたが、ゲレンデの脇を登る道には何の表示もなく、手持ちの地形図と山高地図を頼りに最初の分岐を探します。
地形図にはこのルートの道が点線で載っていないので等高線を読むために広げ、ルートは山高地図の赤線で確認するややこしさ(汗)!
最初のポイントは「土俵跡」という遺跡(?)ですが、どうもその所在地点がはっきりしません。
自分が地形を見るときの「癖」が少しわかってきたので地図読みのミスも少し予想がつくようになりました。
「たぶん自分はこんな風に間違えるから、それをあらかじめ想定して・・・」 なんて、どうも妙な話です・・・
ただそのお蔭かどうか、尾根を越えたり沢を渡ったりしながら地図上での遺跡の所在地には何とかたどり着けましたが、それらしいものと遭遇することができずにあきらめてその尾根を登り始めたのです。
するとしばらく登ったところでいきなり本来の登山道に出合い、「土俵跡」の表示まで現れました!
道標や赤テープを頼りに歩く癖がついているうちはまだダメですね・・・

尾根を登りだすと権現山まではほぼ一本道です。
山頂には地元の小学校の行事で登った記録の看板が並び、決して人の来ない山ではないことを教えてくれています。

スタートから標高差約1000mを登ってきましたが、もし木曽駒山頂まで登ると標高差は2000mを楽に越えます。
ひとつの尾根ではありませんが、甲斐駒の黒戸尾根や空木の池山尾根と並ぶ規模の登りです!
気楽に登り出したけど、どこまで行けるのか・・・

権現山から先、いくつかの小ピークを越えながら、けっこうな勾配で標高を上げていきます。
足元はもう完全に雪道になりましたが日差しは強く、気温も低くないので汗をかきます。
歩きながら服を脱ぎ、山シャツとTシャツの二枚で歩いていました。
体力の消耗がピークを迎えたのが辻山の先、権現づるね中ほどの急登。
日が高くなって雪が緩み、踏み抜く箇所が増えていく中を130mほど一気に登ります。
道のりは大したことないのですが、等高線が円弧を描くような凹凸のない急傾斜、登りはどこから登っても差はないようですが、下りの時にはトレースがないと方向を見失う危険が大です!
そんな想像も頭に浮かび、気疲れも加わって体力が急に落ちていきました。
とどめは最上部近くで地面がアイスバーン状態になっていたこと。
ツボ足ではキックステップも効かず、最後になってアイゼンを着ける事態になりました。

急登の先のピークが八丁立。
一つコルを越えると、長尾根の頭に向けて緩やかに登りが続きます。
ここまでの状況に比べると地面が平坦に見え、風を避けられるような地形の林間地。
ここで幕営することに決めました。

どうも積雪期には自分で思っているほど体力勝負ができないこと、そろそろ判るべきですね。
昨年の空木岳の池山尾根もそうでした。
雪のある時期の歩き方をちゃんと考えないと、年中勢いだけで動いているといつか大怪我してしまいます。

ロープウェイが動いていれば駒ケ岳山頂まで行けるけど、ピストンだと将棊頭山まで。
・・・ただ気になるのが苦労して登ってきた急勾配の部分。
見てきたように、尾根といってもどの方向に下りるかを間違えればあっという間に道に迷う可能性もあるところ。
私が一番ミスを犯しやすい舞台です。
(ここで道を見失って迷っている自分を想像するのは簡単でした。
午後になって時間の余裕のない状況でそこを歩きたくない。
自分が臆病になっているのを自覚しながら、歯痒い思いをしながら翌日は引き返すことに決めました。

汚れの少ない雪を集めて(もうこの季節、雪は汚れてますよね・・・)翌日の水を作り、寝酒の力も借りて眠気を待つばかり・・・
ところが気がつくと、明日ここから先に進むスケジュールを頭の中でシュミレーションしています。
リスクが頭に入っているんだから、気づかないで手遅れになることはない。
だから・・・

何度かうとうとしていながらも長い夜でした。

目が覚めるともうあたりは明るく、若干霞があるものの昨日のようないい天気です。
普段自分ではしないんですが、シュラフの中で「あと5分・・・」なんてグズグズする贅沢を楽しんでから起き出して食事と撤収。

早く引き返す分、やることを見つけておきました。
当初の計画で歩くはずだった常輪寺からのルートの踏査です。
全部は無理ですが、林道の途中で道を選べばスキー場まで戻ることもでき、最初に迷った土俵跡への分岐をもう一度確かめることもできます。
ロープウェーの動いている時にもう一度来れば、今度は当初の計画をやりきることができそうです。
そのためにも疑問箇所を減らしておくのは当然ですよね!

時間に追われることもなく撤収を終え、スタートは6時半。
心配していた尾根の下りはリスクの予想が役に立ったのか、ほぼノートラブルで通過できました。
実際には昨日の自分のトレースを逆に辿れば済んだ話ですが、過去のトラブルの記憶からミスを犯しそうな地形やポイントに自分から立ち入り、等高線やコンパスに助けてもらって復習した下り道でした。
スムーズに通り過ぎれば時間が余るのは当然で、こんなことなら先に進んでいても良かったかと後悔の虫がグズグズ言い出しますが、そこは今の自分の技量の問題と割り切って次回の楽しみに取っておきました。

もし今以上の体力、技術が自分にあれば・・・
もしロープウェイが止まっていなければ・・・
もし雪のない時期に歩いていれば・・・

なんていくつでも思いつきますが、その数だけ違う経験ができるんです!
だったらこの道をまた歩きたくなるのが必然で、それが山の数、登山口の数だけありそうですよ!
でも今回歩いた経験は、あの長い夜も含めて今回だからできたんですね。

だからいつどの山にどこから登っても、「今日来て良かった!」です。

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コメント

monsieurさん、こんばんは!
我々は雪山を始めた年はなんだか無我夢中でわっさわっさと雪山歩きをしていましたが
我々のレベルでは雪山は特に絶対に100%出し切ったらだめだと気がつきました。
雪山は燃え尽きたらダメだと思います。
自分に甘過ぎてもだめなので加減が難しいですけどね。
燃え尽きたいときは倒れるまで街でランニングでもしましょう

まぁ、なかなか想定通りにはいかないのが雪山ですね。そしてそれを含めてやっぱり山歩きは楽しい
monsieurさんもきっとそうに違いないと勝手に思い込んでいるkamehibaです
2014/4/17 22:11
Re: monsieurさん、こんばんは!
そうそう、勝手に思っていただいている通りのmonsieurです

雪山で体力を使い果たすとその先できることがなくなりますよね
選択肢が限られる中で行動を決めなきゃいけないときの不安と言ったら・・・

計画を立ててルートの検討をしている時がいちばん勢いづいているかも
調子に乗ってやりすぎる手前でセンサーが働いて立ち止まる、このあたりのさじ加減がなんとなくわかるようになって来ましたよ。
(ソロとパーティーでは判断がずれたりするようですね。)

ハプニングはつきものです。
特に私の場合は頻度が高いのですが、大事にしないためには常にセンサーの感度を「ちょっと臆病」に合わせてあります
2014/4/18 12:17
いいじゃないですか!
久しぶりのmonsieur レコ!
「らしさ」はまさかのスタート、ロープウェイの運休だったとは
それでも、別の目的でしっかり遊んで学んでくるところはさすがです!
メジャーな木曽駒よりも意外と面白かったのでは?
2014/4/17 23:52
Re: いいじゃないですか!
senrakuyaさん、よろこんでいただけましたか

千畳敷へのロープウェーはまるで別世界への扉のようで大好きなんですが、それがあるためにこの山を過小評価してしまい勝ちかもしれません。
空木岳の池山尾根もそうですが、木曽駒の登山道の登り応えは半端じゃないはず!
それを確かめにまたこのルートを歩きに来ますよ
こんな楽しい修行なら何度でも
2014/4/18 12:25
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