イワオヌプリ・ニトヌプリ
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 652m
- 下り
- 647m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:25
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 登山口のトイレはまだ使えないようでした。 |
写真
装備
個人装備 |
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
ヘルメット
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感想
ん〜、雪山に限って言えば、2回に1回は目的を達成しないで下山してしまっている。
山に登り様々な困難を乗り越えることで自分自身強くなっていくのを実感できるのが登山をする理由かつ醍醐味でもあるのだが、去年の怪我を境に、自分自身すっかり弱くなってしまったなぁと実感する。
「もしも」が起きた時のことを、とてもよく考えるようになった。
ニトヌプリへ登る途中で傾斜に不安を感じアイゼンを付けたが、以前の自分だったら不安を感じただろうか。
不安や緊張感を持ちながら進むのは自分の登山スタイルではないのは知っていたけども、今更ながら最近分かったことは、自分は風が嫌いらしい。
標高を上げるにつれて風が強くなり、登ることに楽しさを見出せないままニトヌプリの頂上に来てしまった。
昆布岳の敗退と比べれば全然大したことのない風だったにもかかわらず、山頂から先の景色を眺めた時、何となく足が重くなる感覚に襲われた。
気温も高いことから、踏み抜きも多発するだろうし、アイゼンの着脱も繰り返されるだろう。チセヌプリに登頂したとしても風で落ち着いて休むことも出来なさそうだ。
今回は難易度が高くて先に進むのを断念したわけではない。これ以上進んでもきっと登山を楽しめないだろうという感覚があった。
今までとは違う撤退理由ということもあり、下山途中や帰りの車の中で自己嫌悪の念に駆られた。
東京での安定した生活を捨て、大好きな登山に没頭したいと思い北海道に来て約1年。
あのときの情熱は一体どこへ行ってしまったのだろう。
昔の自分だったら、きっと前へ進んでいただろうと思う。
まだまだ雪が残る山に登る機会はあるわけだから、気持ちを整理して再び山に帰って来たいと思う。
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