霊仙山、間に合った山芍薬

2022年05月19日(木) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,039m
• 下り: 1,031m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:33
• 休憩: 1:31
• 合計: 5:04

8:31 落合登山口
8:35 8:38 今畑登山口
9:18 9:18 笹峠
10:04 10:05 近江展望台
10:16 10:16 南霊仙
10:32 10:32 南霊山
10:45 10:46 霊仙山最高点
10:58 11:03 霊仙山
11:36 12:56 南霊仙
13:02 13:02 近江展望台
13:16 13:16 笹峠
13:31 13:32 今畑登山口
13:35 ゴール地点

霊仙山で噂の山芍薬を見たく、何度も計画を立てては消え、ようやく決行出来た。ただ、もう山芍薬は遅いかも知れないと心配した。
霊仙山はよくヤマレコに出てくるので、ある程度イメージしていたが、実際、歓喜に声が絶えない素晴らしい景観に包まれた。それも日本アルプスや北海道ならば頷けられるが、こんな低山で、且つ近畿圏という賑やかな人里近くで、そんな有触れ感を一掃してくれる希有な一座であった。
山芍薬は、登山者からも遅いと言われたが、まだ楽しめる余裕は残っていた。
予定では周回コースを取るつもりだったが、山芍薬の場所を通り過ぎてしまい、一旦登頂してピストンする事になってしまった。別に周回の機会を作らねば。
朝一、登山口で偶然知り合った方と同行する事になった。登頂まで楽しく上がる事が出来た。彼は周回コースを取って分かれたが、感謝したい。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

右往左往しながら探したが、落合からの登山口が分からない。

結局、ショートカットになるだろう今畑登山口から上がる事に。ここで某方と知り合い、以降、同伴山行となった。お陰で楽しい山行となった。

はじめは九十九折りの斜面を上がったが、さほど苦も無く、ここまで来た。

この一帯は緩やかな林で、とても清々しい長閑な雰囲気だった。木々は北陸のブナ林とはちょっと違う構成。

林を抜けると、一変してガレた急登になる。この行程のコントラストは見事。

一段ガレ急登を上がると、もう一段ガレ急登が現れる。かなり楽しい。

ガレ場急登を登り切ると、最初のポイント。

からの、この先の行程の尾根。低山とは思えない見事な尾根。これまた楽しそうだ。

尾根の中間に来ると、頂上群峰が一望出来た。もう、幾度も見事という他ない。

最高点に到着。奥に、しかし間近に伊吹山が見える。

霊仙山の頂上は隣に譲る。カルスト台地がゆったりと広がる。

北方面の台地。この広々とした台地は、とても数枚の写真では表現出来ない。こんな台地が近畿にあるなんて、嬉しくなってしまう。
https://www.instagram.com/reel/CdwdLpNhlZz/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

上がって来た稜線を一望する。

小さな沢に残雪が覘いていた。幕営出来るだろうか。

霊仙山頂着。
ここで同伴の方と分かれる。私は周回の予定を崩してピストンし、途中でオジサンに聞いた山芍薬のポイントに向かった。

クリンソウ

今畑集落跡に群落があった。

タニギキョウ

ウラシマソウ

エビネ

カンサイタンポポ？

アカカタバミ

ノミノツヅリ

タチイヌノフグリ

ミミナグサ

トキワハゼ

立った株はなく、全て地に這っている。

ヒメレンゲ

ミヤマハタザオ？
長角実を見ていないので、ハクサンかも知れない。

ニリンソウ

イブキタンポポ？
総苞は見ていない。

イチリンソウ

ニョイスミレ

ヤマブキソウ

ミヤマハコベ

コハコベ

セイヨウキランソウ

ヤマシャクヤク
現地で、もう遅いと聞いたが、よく探すとまだまだ残っていた。かつては開けた尾根にもあったらしい。

セットで見られるフタスジカタビロハナカミキリ
長ったらしい和名なので、虫屋は「キマル」(属学名を発音したもの)と呼んでいる。

一緒に収まっていると絵になるが、

花粉(葯)を食べ散らかした後、

花びらを食い尽くす。

ヨツキボシハムシ
北陸だと敦賀より北になると一気に少なくなり、若狭を含めた関西だと出てくる。

アオハナムグリ
山芍薬には色んな虫も来る。

感想

masa554

霊仙山と山芍薬の情報に関しては alpsdake さんにご教示頂いた。感謝申し上げます。

コメント

bopx

こんにちは、某です。先日は楽しい山行ありがとうございました！山芍薬、綺麗ですね。また、どこかの山でお会いすることを楽しみにしてます！

masa554

bopxさん
先日は大変ありがとうございました。
あのあと、無事満喫出来ました。
機会がありましたら、また宜しくお願い致します。