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Yamareco

記録ID: 431245
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

見所いっぱい快晴の雨乞岳(武平峠からクラ谷〜コクイ谷)

2014年04月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:10
距離
10.9km
登り
915m
下り
902m

コースタイム

6:50武平峠P(雨乞岳登山口)-8:00クラ谷分岐-9:20七人山-10:00東雨乞岳-10:20雨乞岳-11:00杉峠-11:30御池鉱山旧跡(昼食)-12:50神崎川上流-13:00コクイ谷分岐-14:00沢谷-ルートミスで30〜40分道迷い-15:00コクイ谷分岐-16:00武平峠P
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
武平峠トンネル西側駐車場(武平トンネル付近に駐車スペースが数箇所あります。)
コース状況/
危険箇所等
一部に崩落箇所もありますが、ロープ等で保全されていますので安全に通行できると思います。

全体に踏み跡は薄いですが、随所に赤テープやリボン、ペンキマークなどでルートの目印がありました。

道迷い多発地帯とされるクラ谷分岐〜コクイ谷分岐の区間も、目印はほぼ完璧にありますので、地図コンパスやGPS併用で問題ないかと思います。

登山ポストは武平トンネル西口の登山口にありました。

トイレは武平トンネル東口(三重県側)の駐車場にありました。
鈴鹿スカイラインを走って、初めて武平峠まで来ました。
2014年04月19日 06:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 6:47
鈴鹿スカイラインを走って、初めて武平峠まで来ました。
トンネルの滋賀県側にある駐車場からスタートします。
2014年04月19日 06:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 6:47
トンネルの滋賀県側にある駐車場からスタートします。
駐車場から橋を渡ると…
2014年04月19日 06:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 6:47
駐車場から橋を渡ると…
雨乞岳の登山口。
登山ポストもありました。
2014年04月19日 06:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 6:48
雨乞岳の登山口。
登山ポストもありました。
登山口の注意標識をよく読みます。
2014年04月19日 06:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 6:48
登山口の注意標識をよく読みます。
取り付きから踏み跡がはっきりしない道ですが、目印のリボンを頼りに歩きます。
2014年04月19日 06:51撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 6:51
取り付きから踏み跡がはっきりしない道ですが、目印のリボンを頼りに歩きます。
番号標識も目安になりました。
2014年04月19日 07:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 7:14
番号標識も目安になりました。
3番の標識です。
2014年04月19日 07:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3番の標識です。
2番から4番辺りまでは、どちらかというと下り道が多かった気がします。
2014年04月19日 07:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 7:48
2番から4番辺りまでは、どちらかというと下り道が多かった気がします。
歩きやすい道です。
2014年04月19日 07:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 7:50
歩きやすい道です。
イワウチワですね。
可憐な花でした。
2014年04月19日 08:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 8:00
イワウチワですね。
可憐な花でした。
4番標識はクラ谷の分岐です。
コクイ谷方面は道迷いが多いみたいです。
2014年04月19日 08:03撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 8:03
4番標識はクラ谷の分岐です。
コクイ谷方面は道迷いが多いみたいです。
苦手な巻き道。
2014年04月19日 08:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 8:14
苦手な巻き道。
イワウチワに癒されます。
2014年04月19日 08:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 8:22
イワウチワに癒されます。
5番標識。距離的には半分くらいかな?
2014年04月19日 08:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5番標識。距離的には半分くらいかな?
渡渉も何度も繰り返します。
2014年04月19日 08:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 8:39
渡渉も何度も繰り返します。
6番標識。スタートからちょうど2時間。
2014年04月19日 08:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6番標識。スタートからちょうど2時間。
窪地には残雪もありました。
2014年04月19日 09:03撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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窪地には残雪もありました。
7番標識。ここから七人山に寄り道します。
2014年04月19日 09:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7番標識。ここから七人山に寄り道します。
こっちですね♪
2014年04月19日 09:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 9:18
こっちですね♪
七人山の頂上?
特に何もありませんでした!
2014年04月19日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 9:24
七人山の頂上?
特に何もありませんでした!
周囲はこんなかんじです。
2014年04月19日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 9:24
周囲はこんなかんじです。
稜線に出ると鎌ヶ岳の雄姿が見えました。
2014年04月19日 09:34撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 9:34
稜線に出ると鎌ヶ岳の雄姿が見えました。
山頂が近くなると急坂になってきました。
2014年04月19日 09:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂が近くなると急坂になってきました。
8番標識。東雨乞岳まであと少しです。
2014年04月19日 09:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8番標識。東雨乞岳まであと少しです。
見晴しのいい東雨乞岳(1226m)の頂上。
なぜかカメラがありました。忘れ物かな?
2014年04月19日 09:58撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 9:58
見晴しのいい東雨乞岳(1226m)の頂上。
なぜかカメラがありました。忘れ物かな?
国見岳と御在所岳と鎌ヶ岳。
2014年04月19日 09:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 9:59
国見岳と御在所岳と鎌ヶ岳。
水晶岳と、釈迦ヶ岳から竜ヶ岳に続く稜線です。
2014年04月19日 09:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 9:59
水晶岳と、釈迦ヶ岳から竜ヶ岳に続く稜線です。
真正面には今から向かう雨乞岳。
2014年04月19日 10:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:00
真正面には今から向かう雨乞岳。
剣山から次郎笈を思い出します。
2014年04月19日 10:01撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:01
剣山から次郎笈を思い出します。
クマザサと青空のコラボ♪
最高に気持ちがいいです!
2014年04月19日 10:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:04
クマザサと青空のコラボ♪
最高に気持ちがいいです!
雨乞岳(1237m)の山頂は広くはありませんでした。
2014年04月19日 10:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:17
雨乞岳(1237m)の山頂は広くはありませんでした。
振り返って東雨乞岳。
2014年04月19日 10:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:17
振り返って東雨乞岳。
御在所岳と鎌ヶ岳も。
2014年04月19日 10:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:18
御在所岳と鎌ヶ岳も。
杉峠に向かいます。
2014年04月19日 10:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 10:18
杉峠に向かいます。
笹の背が高くて大変です。
2014年04月19日 10:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:22
笹の背が高くて大変です。
藪漕ぎを抜けると見晴しのいい奇岩がありました。
2014年04月19日 10:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:29
藪漕ぎを抜けると見晴しのいい奇岩がありました。
展望も良くてここでお昼にしようかと思ったのですが、まだ10時半なので先に進みます。
2014年04月19日 10:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:32
展望も良くてここでお昼にしようかと思ったのですが、まだ10時半なので先に進みます。
ハルリンドウですね。まだこれからかな?
2014年04月19日 10:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 10:33
ハルリンドウですね。まだこれからかな?
杉峠です。東雨乞岳からここまでの稜線は何度も歩いてみたい道でした。
2014年04月19日 11:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 11:04
杉峠です。東雨乞岳からここまでの稜線は何度も歩いてみたい道でした。
コクイ谷分岐へ向かいます。
2014年04月19日 11:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 11:09
コクイ谷分岐へ向かいます。
広くて休憩に良い場所があったので、御池鉱山旧跡でお昼にしました。
2014年04月19日 12:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 12:00
広くて休憩に良い場所があったので、御池鉱山旧跡でお昼にしました。
人の手で加えられた案内板や目印に助けられます。
2014年04月19日 12:30撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 12:30
人の手で加えられた案内板や目印に助けられます。
山深い場所にキャンプでもできそうな広い川原がありました。
2014年04月19日 12:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 12:40
山深い場所にキャンプでもできそうな広い川原がありました。
ここでお昼でもよかったかな?
2014年04月19日 12:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 12:40
ここでお昼でもよかったかな?
神崎川上流です。詳しい説明文や、目的地への時間表示がありがたい案内板です。
2010年04月04日 08:57撮影 by  DSC-H5, SONY
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4/4 8:57
神崎川上流です。詳しい説明文や、目的地への時間表示がありがたい案内板です。
コクイ谷出合いに着きました。
2014年04月19日 13:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 13:00
コクイ谷出合いに着きました。
いよいよ核心のコクイ谷を歩きます。
2014年04月19日 13:02撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 13:02
いよいよ核心のコクイ谷を歩きます。
基本的には沢に沿って歩くのみです。
2014年04月19日 13:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 13:26
基本的には沢に沿って歩くのみです。
標識もありました。
2014年04月19日 13:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 13:40
標識もありました。
沢の分岐の間を上がるようです。
2014年04月19日 14:02撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 14:02
沢の分岐の間を上がるようです。
ここでルートミス…
沢を渡るのが正しかったのですが、尾根を直登してしまいました。
2014年04月19日 14:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 14:06
ここでルートミス…
沢を渡るのが正しかったのですが、尾根を直登してしまいました。
結局40分ほどのロスもありましたが、無事に元の場所に戻って、クラ谷分岐に着きました。
2014年04月19日 15:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 15:04
結局40分ほどのロスもありましたが、無事に元の場所に戻って、クラ谷分岐に着きました。
朝も歩いた道ですが、行きが楽だった分、帰りは登り基調で疲れました…
2014年04月19日 15:23撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 15:23
朝も歩いた道ですが、行きが楽だった分、帰りは登り基調で疲れました…
登山口に帰ってきました。
2014年04月19日 16:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/19 16:18
登山口に帰ってきました。
16時に駐車場に着くと、いつものように他の車はほとんど居ませんでした。
2014年04月19日 16:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/19 16:19
16時に駐車場に着くと、いつものように他の車はほとんど居ませんでした。

感想

最近、週末には好天に恵まれなかったのですが、この日は土曜日で
久し振りの快晴の予報。
このチャンスを逃がしてはならないということで、行程に少し不安
のあった雨乞岳に行って来ました。

セブンマウンテンの中で唯一の滋賀県に位置する雨乞岳ですが、登
山口の武平峠が冬季通行止になる為に、鈴鹿スカイラインの開通を
待っての挑戦となりました。

道迷いや遭難も多い山ということなので、余裕を持って歩けるよう
に、武平トンネルの滋賀県側の駐車場に朝6時半に到着。
道路を隔てて両側に駐車スペースがありますが、両方で既に10台程
は埋まっているようでした。

準備をして6時50分にスタート。
駐車場から手書きの案内に従って橋を渡ると、すぐに登山ポストの
ある登山口がありました。
1番と書かれた標示板にはコース地図もあり、見ると雨乞岳頂上は
9番になっていて道中の目安になりそうです。

取り付きから、雪解けから間がないからなのか踏み跡は薄く、植林
の道をリボンやテープの目印を頼りに進んで行きます。
20分ほどで2番の標板に着き、更に進むと周囲は自然林の道になり、
アップダウンはあるものの、どちらかと言えば下り基調な道が続き
ます。

下り基調なので当然快適に歩けますが、山腹をトラバースするよう
な道や、目印を探しながらルート取りする場面も多いので、慎重な
足取りになります。

やがて4番のクラ谷分岐に着きました。
ここからコクイ谷への分岐になり、コースで道迷いや遭難が多発し
ている区間だそうです。
時間に余裕があれば、帰りは雨乞岳から杉峠を経由して周回してみ
たいですが、とりあえず今はそのまま雨乞岳へと向かいます。

途中に咲いていたイワウチワに癒されながら、山あり谷ありのバリ
エーションに富んだ道を進むと、7番の標示場所が七人山との分岐
になっていて、山頂まですぐらしいので、七人山に寄り道してみま
す。

ここも踏み跡らしきものはなく、赤テープやリボンを頼りに登って
行くと5分ほどで、七人山と彫られた木のある山頂らしき場所に着
きました。
樹林に囲まれた場所なので展望はないのですが、何か妙に落ち着く
いい頂上だなと思いました。

7番の標板から先を進むと、道はやがて尾根道になり、クマザサの
見晴しのいい道になります。
鎌ヶ岳の雄姿も目に入り、テンションが上がります。
山頂が近づくと道は急坂になり、8番の標示を過ぎるとすぐに東雨
乞岳の頂上に着きました。

東雨乞岳の山頂は見晴しが良く、360度のパノラマが楽しめます。
御在所岳や鎌ヶ岳はもちろん、まだ未踏の釈迦ヶ岳や竜ヶ岳も確認
できました。

そして雨乞岳へ向かいますが、クマザサに覆われた稜線にまっすぐ
に伸びた登山道は、剣山から次郎笈の道を思い出します。
なだらかで歩きやすい道を20分ほど進むと、鈴鹿セブンマウンテン
の5座目となる雨乞岳(1237m)の山頂に到着しました。

時間は10時20分。スタートから3時間30分でした。
雨乞岳の頂上は広くはなく、3人ほどの方が談笑中だったので、そ
のまま杉峠へと向かいます。

杉峠へと歩きだすと、足元の両脇のクマザサの背がどんどんと高く
なり、いつの間にか1m50cmくらいの笹藪になります。
藪漕ぎは10分ほどで終わって、見晴しのいい大岩が並んだ場所から
暫く稜線を下ると杉峠に着きました。
杉峠までの稜線にはハルリンドウがちらほらと顔を出していて、こ
れから見頃を迎えそうです。

杉峠からは案内板がより詳しくなり、また次の目的地までの所要時
間も分かるので助かります。
杉峠から暫く下ると、人工的に組まれた石段や、大きな囲炉裏のよ
うなものもある御池鉱山旧跡に着きました。

キャンプでも出来そうな広い場所なので、私たちもここでお昼にす
ることにしました。
明治末期には300人以上の人がこの場所で働いていたと思うと、不
思議なかんじがします。

昼食後は沢沿いの道をどんどんと進んで、神崎川上流からコクイ谷
分岐へと徒渉を繰り返しつつ到着しました。
コクイ谷分岐からは上水晶谷を経由して、御在所岳にも行けるみた
いですが、私たちはクラ谷分岐へ向けて破線ルートへと進みます。

コクイ谷は不安たっぷりでしたが、実際に歩いてみると今までと同
様に、随所にテープやリボンの目印もあるし、基本的には沢沿いに
進んで行くだけなので特に問題はありませんでした。

何度も沢を渡ったり、左右に巻いたりとしているうちに沢が左右に
分岐した場所になります。
中央の斜面に赤マークがあったので、窪地のような斜面を登って行
くと沢谷と書いた標板がありました。

クラ谷分岐まで10分と書かれていてホッとして油断したのか、ここ
でルートミスをしてしまいます。
本来のルートは沢谷の標板から右の沢を渡るのですが、標板に沢谷
は滝の上と書かれてあるのを誤解して、そのまま上に登ってしまい
ました。

急な斜面を木々につかまりながらよじ登って、狭い尾根に出たもの
の、踏み跡も目印も何もなく、到底正規のルートとは思えません。
今、登った所を下るのが気が進まなかったので、細尾根を暫く進ん
でみると左側に滝が見えました。

右に下りるとクラ谷方面ですが、急斜面で手掛かりが少なく、滑落
の危険があると思い、更に尾根を進むべきか迷ったのですが、迷っ
たら元の道に戻るのが鉄則と、今更ながら思い返しました。

二人で一度、腰を下ろして水を飲み、来た道を引き返します。
急斜面ですが、木々が密集している場所を選んで、慎重に下りてい
くと、沢谷の標板のあった場所から30mほど戻った所に下りてこれ
ました。

再び、沢谷の標板まで来ると、右側に赤テープの目印が見えました。
ホッとして進んで行くと、案内通り10分ほどでクラ谷分岐に着きま
した。
時間は15時。最初に沢谷の標板に着いたのが14時だったので10分
の道を1時間かけて来たことになりますね。

ここからは朝も歩いた道なので安心だと思ったのですが、朝は下り
基調で楽だった分、帰りなのに登り道が多くて疲れました。
それでもクラ谷分岐から約1時間の16時に登山口へ到着です。

駐車場には殆ど車は残っていませんでした。
毎度ながら、時間たっぷりに山を楽しめて幸せですね(笑)

途中、道迷いもあったりで反省ですが、東雨乞岳から雨乞岳、そし
て杉峠へ続くクマザサの稜線は最高に気持ちのいい道でした。
きっとまたお天気のいい日に来たいと思います♪

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コメント

道迷い
長いコースを歩かれていますね(^^♪  

コクイ谷は行ったことが無いのですが判り難いみたいですね。

私たちも甲津畑から杉峠を通過しましたが、30分程早かった様ですね。
2014/4/22 6:20
mountainwalkさん♪こんばんは☆
お天気にも恵まれて、変化に富んだ山道を満喫できました。
コクイ谷での道迷いは目印があったのにも拘らず、単純なルートミスだったのでお恥ずかしい限りです…

イブネも素敵な山ですね。是非行ってみたいです♪
今後もよろしくお願いします。
2014/4/22 19:41
プロフィール画像
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