2014尾瀬-1 尾瀬沼へ雪山ハイキング
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 675m
- 下り
- 678m
コースタイム
※往路は、巨木や熊など動物の踏み跡を調べたりしたので参考になりません
天候 | 曇り、時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎大清水から一ノ瀬までの林道は除雪されており、夏同様砂利道です。 ◎そろそろツキノワグマの冬眠開けですので、熊鈴の携帯と樹林間など周囲に注意しながら歩きましょう。 ◎数日前に地元関係者により赤布リボンが付けられたようです。これを確認すればコースの間違いは無いと思います。数人の踏み跡がありました。ただし、まだ降雪の心配もあります。入山経験が少ない方は、赤布リボンが見えない状況では危険があります。 ◎十二曲がりは谷側が切れており、歩く幅も少ないので慎重に一歩づつ歩きましょう。一ノ瀬を過ぎてすぐの沢沿いは木の枝が下がったりしている個所があるので要注意です。 ◎これから融雪が始まります。木の階段等での踏み抜きに注意しましょう。 ◎尾瀬沼は現在凍結しており歩行可能ですが、早稲沢が流れ込む場所などは水面が見え始めていました。暖かい日が続くと沼上の歩行は危険になります。 ◎一ノ瀬〜尾瀬沼VC間はスノーシューを使いましたが、沢沿いや十二曲がりなどは軽アイゼンなどに変えたほうがいいと思います。 |
写真
感想
18日に大清水への道路閉鎖が解除になりましたので、尾瀬沼へ雪山ハイキングに行ってきました。
例年、シーズン初めての尾瀬は何ともいえないものがあります。約6か月ぶりなので一回歩くと落ち着くようです。
この時期の尾瀬沼コースはまだ入山者も数人程度でしょうか、静かな歩きを楽しむことができます。
連休になるとかなりの人が入山されます。
数日前に地元関係者の手で、ルート上に赤布のリボンも付けられてました。しかし尾瀬ではまだまだ降雪の可能性もあります。この時期に入山経験のない方は、経験者同行が必要と思います。また、リボンが見えないような状況では入山を控えた方がよいと思います。また、コースタイムも無雪期と比べて1.5〜2倍ぐらいは要するものと思います。
一ノ瀬を過ぎて三平峠までは、沢沿いの狭い所や十二曲がりなどに危険個所が多少見られます(谷側が切れ落ちていたり、木の枝が雪で埋まっていたり)。足元を確認して、慎重に歩くことが必要になります。
尾瀬沼の氷も、早稲沢(わせっつわ)が流れ込むあたりで融け始めていました。例年、ここから融け始めることが多いようです。早稲沢は外よりも水温が高く、イワナなどが産卵のために遡るのが早いようです。これから沼の氷も融け始めます、歩行には注意が必要です。
この時期の尾瀬では、ツキノワグマも冬眠から醒めて活動を始める時期になります。熊鈴の携帯も必要で、動物の匂いや音には敏感でありたいと思います。周囲をよく見て、注意しながらの歩行をお奨めします。
今日はルートを少し外れて鹿や熊の足跡を探しましたが、確認することはできませんでした。
この日は曇り空で、時々晴れるという天気でした。燧ケ岳などもスッキリとは見えませんでしたが、氷結した尾瀬沼の上を歩く気分...何とも言えませんね。
落葉した美しいダケカンバの樹林帯など、本当に美しいものです。
一ノ瀬までの林道脇にあるミズナラなどの巨木の鑑賞も、落葉したこの時期での見ものです。
尾瀬もこれから残雪や山スキーなどを楽しむ方、5月末のミズバショウから始まりいろいろな花を愛でる方、至仏山や燧ケ岳の山登りを頑張る方、などなど...
多くの皆さんが、安全に尾瀬を楽しんでいただける一年であることを願っています。
2年前の夏にこのルートでは、初めて行きましたが、
大清水駐車場〜一之瀬休憩所までの長くて変化のない砂利道が、
足裏腱膜炎持ちの私の足では、メチャ嫌いになりました
雪の時期なら、雪の上を歩くかと思いきや、
その部分だけはちゃんと除雪しての砂利道なんですね〜
それにしても、
クマさんが、そんなにお目にかかりやすい所なんですか?
くま棚って、聞いたことはあったのですが、
こういうのを見たことはあったのですが、全く意識してなかったです!
くま棚って言うのですね!居るという目印なんですね!!
無雪期にここの林道を歩くのは疲れますよね~
特に帰りは長く感じます
例年は除雪していないと思いますが、今年はきれいに除雪されていました。
今年は大清水〜一ノ瀬間の林道を、低公害車により試験運行する予定のようです。この嫌いになったルート、好きになるかも...ですね
尾瀬の一般道で入山者による熊の目撃情報は、一年間に百件以上あるんですよ。
私も以前のレコに、一般の入山者が歩かない場所ですが、目撃した熊の動画を載せています。
熊はミズナラなどの木に登り、実の付いた枝を折ってどんぐりを食べます。これをお尻の下に敷き、この枝が樹上に残ったものが「熊棚」と呼ばれているものです。青い葉の枝を折るために葉は落葉しません。
雪上の足跡や糞などと同様に、熊棚もフィールドサインの一つですね。
※26年度大清水〜一ノ瀬間低公害車試験運転の資料が見られます
http://www.pref.gunma.jp/contents/000281430.pdf#search='%E5%B0%BE%E7%80%AC%E4%BD%8E%E5%85%AC%E5%AE%B3%E8%BB%8A%E8%B5%B0%E8%A1%8C'
2014年尾瀬の第一歩。いよいよ到来ですね。
春が来て、また一年と思える瞬間でした。
一ノ瀬から上は、まだ冬の世界に見えますが、春の訪れを
あちらこちらで感じることができるのですね。
雪解けの世界が写真から伝わります。
今年もまた、尾瀬レコを楽しみにしています
大清水〜一ノ瀬間は除雪されていてビックリしました。
例年なかったことなので。
一ノ瀬に近い所は除雪された山側で1mぐらいの残雪があり、志賀〜草津ルートの開通時の雪の回廊のミニ版のようでした。
登山ルートを少し外れると、人が踏み入らない自然の世界が開けます。
熊の影を気にしながらも、巨木などの自然林は見ごたえがありました。
今年も尾瀬で、 多くの方と出会いたいものです
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