奥穂高岳 南稜〜ジャンダルム〜天狗コル 縦走


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,686m
- 下り
- 1,697m
コースタイム
25日3時出発小屋戻り16時
26日上高地まで1時間
天候 | 24日から26日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2500まで雪が緩くすね〜膝まで潜る。早朝の移動がお勧め。 スキーはデブリが多く、雪も少ない。小屋から7番上まで滑った。 |
装備
個人装備 |
カラビナ5 スリング5 スワミベルト(スリング3)トラックロープ20m<br />バイル
アクス
アイゼン
メット無し<br />ツエルト
マット
コンロ鍋
ライト
スキー
シール
ストック
修羅布
目出帽
手袋2
オーバー手
カッパ上下
スパッツ
ザック30L
ろうそく<br />ケイタイ
地図
コンパス
笛
サングラス
食糧
テルモス500ml
|
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備考 | この時期シールは要らない |
感想
24日 岳沢まで3時間、雪が腐って朝なのに膝まで抜けたりする。沢に出たところでシール付けて登る。南稜取りつきを確認しスキーで小屋に降りる。
25日 3時出発 一番乗りだ。 取りつきの氷は快適なダブルアクスだが尾根に出るまでのルンゼは雪が緩く潜ったりする。前の日曜のパーティはわかんアイゼン使用のようだ。尾根に出るとトレース無くなり雪が固く快適。
トリコニ1は右に巻き堅雪壁を直上。コルに出ると素晴らしい雪稜。ナイフエッジの連続、2峰から雪壁にわたると延々と南稜頭まで快適な雪斜面。奥穂頂上に9時着 まだ誰もいない。お茶を沸かして一人の頂上。そのうちたくさん上がってくる。
ノートレースのウマノセに向けて10時発 高度間のある雪尾根を辿ると細くなり、馬乗りで進む。
登りになり岳沢側を足場にダブルシャフトを飛騨側に刺して慎重に進む、足は雪が余り堅くなく安定している。飛騨側は堅い。ウマノセをトラックロープでバイルシャフトを使って2回20m懸垂。
ロバの耳はわずかに鎖の支点が2か所覗いておりセルフを取ってトラバース。雪はアンサウンド、高度感が有り目がくらみそう。この間か今回の核心部。
エッジの反対側に下降し登り返してジャンのコル。今度は岳沢をトラバースこちらは高度感は無い、ただ雪が腐り始め足元から崩れそう。
稜線に戻ると固くなりコブ頭に13時着、ここでカメラを落とし写真がすべてパー、堅い斜面を飛騨側へ滑り落ちてゆきました。気を取り直し14時発稜線を少し歩き後は飛騨側雪斜面を夏よりも楽に降り天狗コル。
シリセード交えて岳沢小屋に16時着雪となる。シリセードで背中に刺したバイルを落としたようだ。古いが愛用の道具を失くすのはさみしい。しかしビバークにならなくて良かった。
26日 スキーで降りる。続々と登山者が上がってくる。雪が少なく7番上までで登山道に戻る。1時間で上高地に戻り充実した山行きを締めくくった。落し物の思い出も出来た。{笑}
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