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Yamareco

記録ID: 434962
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ハイキング
富士・御坂

富士山北西麓、氷池〜弓射塚〜大室山

2014年04月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:11
距離
17.2km
登り
773m
下り
777m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:35 天神峠
08:28 氷池(一つ目)
09:43 弓射塚 山頂
10:36 軽水林道
11:34 野尻草原(休憩) 12:06
13:06 大室山 山頂
14:45 神座風穴群
15:10 精進口登山道
15:46 天神峠
天候 春霞の晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳴沢林道、天神峠(精進口登山道一合目)の駐車場。4、5台は停められる。
コース状況/
危険箇所等
山中は基本、不明瞭な踏み跡だけ、あるいは踏み跡もありません。地図で点線があっても、消えかけているところも多いので、注意。日のあたる南向きの斜面は、大抵ヤブがひどいです。
鳴沢林道。
林道の途中から、弓射塚。
林道の途中から、弓射塚。
雪の残っているところから、氷池に向かいます。
雪の残っているところから、氷池に向かいます。
氷池からの溶岩による、溶岩樹形がたくさんあります。
氷池からの溶岩による、溶岩樹形がたくさんあります。
氷池(北西)の縁で、古い何かのワナでしょうか。
氷池(北西)の縁で、古い何かのワナでしょうか。
氷池(北西)を見下ろすと、雪でいっぱいになってます!
氷池(北西)を見下ろすと、雪でいっぱいになってます!
かなり急な岩岩しい斜面を下って、
かなり急な岩岩しい斜面を下って、
底に着きました。踏み抜きそうで怖い(^^;
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底に着きました。踏み抜きそうで怖い(^^;
こんなつららまで。さすが「氷」池ですね。
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こんなつららまで。さすが「氷」池ですね。
南東の氷池との間に上る途中、振り返って。こちらはちょっとなだらかで登りやすい。
南東の氷池との間に上る途中、振り返って。こちらはちょっとなだらかで登りやすい。
ロクショウクサレキン。初めて見ました。きれいな緑青(ロクショウ)色です。
ロクショウクサレキン。初めて見ました。きれいな緑青(ロクショウ)色です。
氷池(南東)を見下ろす。
氷池(南東)を見下ろす。
やっぱり、雪でいっぱいでした。
やっぱり、雪でいっぱいでした。
ササヤブの薄いところを探しつつ、弓射塚に向かいます。
ササヤブの薄いところを探しつつ、弓射塚に向かいます。
弓射塚頂上付近に、北側の眺めがいいところがありました。そこから見た、左・杓子山、右・御正体山。
弓射塚頂上付近に、北側の眺めがいいところがありました。そこから見た、左・杓子山、右・御正体山。
富士山が大きい。
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富士山が大きい。
富士吉田側の五合目がよく見えます。
富士吉田側の五合目がよく見えます。
大室山の上には、南アルプスの白根三山が浮かんでいます
大室山の上には、南アルプスの白根三山が浮かんでいます
シカ柵の向こうに、イガドノ山。
シカ柵の向こうに、イガドノ山。
長尾山もよく見えます。大室山と似てますね。
長尾山もよく見えます。大室山と似てますね。
降りきったところから、弓射塚を見上げる。伐採地の右側境界を降りてきました。
降りきったところから、弓射塚を見上げる。伐採地の右側境界を降りてきました。
軽水林道との四辻に到着。
軽水林道との四辻に到着。
四辻にある、山梨県天然記念物の「アズキナシの木」。
四辻にある、山梨県天然記念物の「アズキナシの木」。
軽水林道のすぐそばにある、火口列のひとつ。もっと小さな火口が、いくつもあります。
軽水林道のすぐそばにある、火口列のひとつ。もっと小さな火口が、いくつもあります。
ふわげな植物。
林道の先には、大室山が。
林道の先には、大室山が。
振り返ると、大きな富士山。
振り返ると、大きな富士山。
野尻草原から、富士山と弓射塚。
野尻草原から、富士山と弓射塚。
野尻草原の西端にあるランドマークの軽トラの残骸。木枠で出来ています。いつの時代?
野尻草原の西端にあるランドマークの軽トラの残骸。木枠で出来ています。いつの時代?
大室山麓まで、樹海の中の道。
大室山麓まで、樹海の中の道。
大室山中腹の道。多分、山腹にいくつか残る、炭焼きに行くための古い道ではないか。
大室山中腹の道。多分、山腹にいくつか残る、炭焼きに行くための古い道ではないか。
斜面はこんな感じです。
斜面はこんな感じです。
北側頂上。ここが最高地点。眺めが悪いので、三角点はなし。
北側頂上。ここが最高地点。眺めが悪いので、三角点はなし。
南側頂上に向かう、気持ちいい火口縁の道。
南側頂上に向かう、気持ちいい火口縁の道。
南側頂上。きのこの山名表示板は健在(^^*
南側頂上。きのこの山名表示板は健在(^^*
展望地からの眺め。富士山の左下は弓射塚。下は片蓋山。さっきまでいた野尻草原も見下ろせます。
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展望地からの眺め。富士山の左下は弓射塚。下は片蓋山。さっきまでいた野尻草原も見下ろせます。
富士山と片蓋山の拡大。ここからの富士山は、ほんとすごいです。
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富士山と片蓋山の拡大。ここからの富士山は、ほんとすごいです。
大室山火口。草は枯れてしまってるけど、気安く踏み込めない感じのする、美しい場所。
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大室山火口。草は枯れてしまってるけど、気安く踏み込めない感じのする、美しい場所。
このままの姿で残っていて欲しい場所。
このままの姿で残っていて欲しい場所。
一番低い南側火口縁。
一番低い南側火口縁。
南峰から北峰に向かう途中の、松の木の富士山展望地から、野尻草原と弓射塚を見下ろす。氷池はよく分からない。
南峰から北峰に向かう途中の、松の木の富士山展望地から、野尻草原と弓射塚を見下ろす。氷池はよく分からない。
大室山麓の道に下りてきた。ふさがれてる?
大室山麓の道に下りてきた。ふさがれてる?
神座風穴群。
神座第一風穴。大きいです。
神座第一風穴。大きいです。
蒲鉾穴。住めそう(^^;
蒲鉾穴。住めそう(^^;
きれいで深い溶岩樹形。
きれいで深い溶岩樹形。
富士風穴に行く道(左)と、精進口登山道に出る道(右)の分岐。すぐそばに、小さな蒲鉾穴があります。
富士風穴に行く道(左)と、精進口登山道に出る道(右)の分岐。すぐそばに、小さな蒲鉾穴があります。
精進口登山道に着いた。右が、歩いてきた道。左に行く道は、地図にないけど、どこに行くのだろう。
精進口登山道に着いた。右が、歩いてきた道。左に行く道は、地図にないけど、どこに行くのだろう。

感想

昨年の夏、このあたりは何度か歩き回ったのですが、氷池にはふちまで行ったけれど靴の底がとれかけて底まで下りられなかったので、今回再度訪れました。さすがに夏に比べると、ヤブも薄くて歩きやすく、葉の落ちた広葉樹林も明るくて向こう側がちょっとは透けて見えます。
案の定、山行途中、誰とも出会いませんでした(^^;

富士山の精進口登山道の一合目にあたる天神峠から出発。まずは氷池に向かいます。青木が原溶岩の大元である長尾山より古い、大きな二つの噴火口です。別に池になっているわけではありません。
氷池(北西)の西のふちから、かなり急な岩場を下って、雪のいっぱいたまった底に下ります。祠があるらしいのですが、雪に埋もれているのか見つかりませんでした。雪はまだしばらくは消えそうにないです。もうひとつの南東の氷池は、ちょっと大きめ。こちらも底は雪でいっぱいです。異界という感じ。
二つの穴の間の鞍部から、ふちに沿って戻ろうと北側に登ってみると、弓射塚がすぐそばに見えたのでそちらに向かってみます。ちょっとヤブっぽく、もう少しあったかくなってくると、相当歩きづらくなるかも。弓射塚の斜面は、ちょっと左側(西)にズレながら登ると、ヤブを避けて直登することができました。
頂上は何もないですが、すぐそばに、北東側に展望の開けたところがあります。富士山も圧倒的な大きさです。

鳴沢林道に下り、次に軽水林道から、野尻草原に向かいます。
途中、林道のすぐそばに、氷池と直線上に配列された火口列らしい跡があるので、寄ってみました。弓射塚とイガトノ山の間にある氷穴火口列ほど大規模ではないですが、おだやかな天然樹林の中に、あちこち小さな火口が点在する風景が見られました。
野尻草原は本当に気持ちいい場所です。富士山と側火山群に囲まれた広い草原で、休憩。

樹海を脇に見つつ、次に大室山に向かいます。
何とか南峰に直接向かえないか、少し山麓の道から上に登ってみると、山腹をゆっくり登るはっきりした道が。多分、いくつか残る炭焼き跡に向かう古い作業道ではないかと思います。上をうかがいつつその道を進みますが、やはり南面はすぐヤブっぽくなっていて疲れそうなので諦め(トゲトゲの灌木もあるっぽいですし)、結局東面から北峰に登りました。その後、展望のある南峰と火口底を往復。
大室山の火口底は、何となく神聖な感じのする美しい場所です。踏み込むのに躊躇します。
ところで、大室山の北峰と南峰の間はヤブが旺盛で、一応踏み跡はあるのですが錯綜としていて、道を失いかけました(>_<; 確かこの前来たときも、同じあたりで困った記憶が。。。まっすぐ行けばいいと思って地図の確認を怠りがちになってしまうせいですね。

あとは、神座風穴、精進口登山道を経由して、天神峠に戻りました。
まっすぐ、じわじわ登る精進口登山道は、疲れた足には、かなり辛いものがありますね(^^;

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