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Yamareco

記録ID: 4365787
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

畠山〜鷹取山(うらが道を大津町から六浦まで)

2022年06月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:29
距離
23.7km
登り
695m
下り
681m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:52
休憩
0:33
合計
8:25
7:00
25
7:25
7:26
153
9:59
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17
10:16
10:16
44
11:00
11:02
27
11:29
11:34
12
11:46
11:57
21
12:18
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47
13:05
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13
13:18
13:21
12
13:33
13:33
33
14:06
14:14
12
14:26
14:28
2
14:30
14:31
28
14:59
14:59
26
15:25
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2022/06/04/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京急全線下り時刻表土休日 https://www.keikyu.co.jp/ride/kakueki/pdf/mainline_holiday.pdf
品川駅am602発特急久里浜行8両〜堀ノ内駅am654着、am656発浦賀行〜京急大津駅am657着
コース状況/
危険箇所等
●大津町〜塚山公園〜十三峠
「うらが道」を辿ります。鎌倉街道上中下みたく800年前の古道の推定路ではなくて、300年前、下田奉行の浦賀移転後に敷設された道なので、基本、道筋は相当明瞭といえるかも。現地で道筋を探るstressの軽さは、鎌倉街道推定路とは雲泥でした

中央公園を過ぎた上町一丁目辺りから先、「←うらが道」の道標がぽつぽつ現れて、安心させて(「導いてくれる」ほど頻繁にはないけど、「よかった、あってたー」とほっとする程度に道端に佇んでる、って意味)くれます。私は街道歩き初心者ですが、上町一丁目〜汐入〜逸見の道程(写真4〜9を参照)は、市街地の旧道歩き、ってジャンルでは、中級者上級者をもうならせるのでは^^(名の通った山で数時間植林帯登降するより楽しいです、たぶん、ねw)

「うらが道」は逸見で海沿いを辿るのを諦めて、内陸に迂回して塚山公園〜十三峠(写真10〜13を参照)のかなりの登降に転じます。当時の逸見〜船越間は、崖上の道すら通せない親不知子不知みたいな場所だったのかしら??(調べてないので、わかりませーん)

塚山公園 http://www.kanagawa-park.or.jp/tsukayama/

●十三峠〜畠山〜港が丘〜船越一丁目
塚山公園から鹿島台方面に下ると、やがて左道端に北消防署設置だったかの白い標柱(登山口道標ではないです。「わかる人がわかれば、いいからねっ」、て感じにハイカーが流用してる目印らしい)が佇む(その辺りが、「十三峠」かと)ので、そこを左に山道へと踏み込みます。緑濃き山道で吸血系羽虫にたかられながら、どろどろの沢沿いを下ります。ホントにいいんだよねっ?って不安になります。どろどろの下りが漸く終わって、沢が右に離れて、道が水平に転じると、間もなく、前方に天国への階段(笑、写真14を参照)が。登ると鉄塔に飛び出して、右の山道に入ります。やがて舗装路に飛び出して、そこからすぐ右に切り返して山道に戻るのが正解なんですが、何しろ夏草がその入口を隠してるものだから、私のgpxは、入口を求めて舗装路を100m進んで引き返した軌跡を示してます。

山道に入れれば、横須賀ICの下を隧道で二度潜って、緑濃き山道を進みます。やがて、大和ハウス受け持ちの登山路(写真15を参照)に転じます https://www.futagoyama.org/%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%81%A8%E3%81%AF/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97/
でD5分岐の「畠山0.1km→」道標に従って、畠山に向かいます。なるほど、イケメン畠山重忠が陣を敷いたかもしれない、眺めのよい平坦地です(写真16、17を参照。)

D5に戻って、起伏ある山道をD6〜D7〜FK1〜FK2〜FK3と辿って、港が丘への離脱を目論みますが、この地図でみるほど簡単じゃないです。。分岐多いわ、並列送電塔(写真26を参照)巡視路に誘い込まれるわ、それに、登山路脇に「ぬまま○○」って道標がめちゃ頻繁に設置されてるんだけど、港が丘、船越方面に下りたいんであって沼間に持ってかれては困る私にとっては、この「ぬまま」道標、不安が高じるばかりで。。極めつけは、FK2〜FK3辺りに佇む道標の「JR田浦駅→」とか「田浦梅林→」とかの方向表記に併記されて何度も現れる「4・5丁目 商店街→」って方向表記で、こうなるともう、符牒、隠語?にしか見えなかったですw 夏草に覆われつつある山道(写真19を参照)を抜けて、眼前に住宅地(写真20を参照)が広がった瞬間は、嬉しかったです^^

●船越一丁目〜田浦警察署〜がらめき切通
束の間ですが、この間の国道16号、一応、「うらが道」です。田浦警察署を過ぎて、隧道に向けてゆるゆる登る途中で、民家の間を縫ってくねくね向きを変えつつ上がる階段を登ります。やがて緑濃い山道(写真21を参照)となり、がらめき切通に遭遇します(写真22を参照。)切通を抜けて右斜め下に下れば「うらが道」を追浜方面に辿れるはずでが、そこを下った勇者の記録は、ネットをちょこっと検索しましたが、発見できません、ってか、最早、道は無い模様

●がらめき切通〜鷹取山〜追浜〜六浦
ということで、切通を抜けたら、左へ、コンクリ路面の細道を「鷹取山→」に向かいます。やがて、野趣溢れる山道(写真23を参照)となります。鑑札をつけてもらった木が多いので、名前を覚えるのにいいかも。

結構遠いのね。。と感じた頃に、公園に飛び出します。ベンチと四阿があって、眺めもよい(写真24、25を参照)です。山頂は、遊園地のattractionのように見える岩峰で、展望塔があります。もちろん、眺めはよい(写真26を参照)です

磨崖仏(写真27を参照)経由で追浜方面に下ると京急の踏切に降り立ちます。踏切手前を南北に通う道が「うらが道」なので、左折して、北上します。間もなく良心寺を左に見遣って北上して、踏切を渡って国道16号を、追浜商店街を抜けて北上します。「瀬ヶ崎小学校入口」信号の次の信号で国道を離脱して左に入って、道なりに進んで、向かいにヨークマートのある信号交差点を左折すると、やがて六浦駅に到着します
おはよーございます、「急な坂道駆けのぼ」ります
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おはよーございます、「急な坂道駆けのぼ」ります
ふう、「今も海が見え」ます
猿島〜小原台(防衛大学校)方面をパチリ
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ふう、「今も海が見え」ます
猿島〜小原台(防衛大学校)方面をパチリ
46年間で様変わりしただろうけど、横須賀新港方面も、一応、ね
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46年間で様変わりしただろうけど、横須賀新港方面も、一応、ね
「うらが道」を登降して、汐入に出ました
諏訪大神社境内から、ほるとの木を前景に、旧横須賀海仁会病院をパチリ
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「うらが道」を登降して、汐入に出ました
諏訪大神社境内から、ほるとの木を前景に、旧横須賀海仁会病院をパチリ
汐入駅前ロータリーの郵便局脇から階段をひいひい登って、崖上に向かいます。尾道っていうより、Capriって感じかも
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汐入駅前ロータリーの郵便局脇から階段をひいひい登って、崖上に向かいます。尾道っていうより、Capriって感じかも
ほぼ海抜0mの京急の駅から徒歩5min、崖上に立って、駅周辺を見下ろします
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ほぼ海抜0mの京急の駅から徒歩5min、崖上に立って、駅周辺を見下ろします
そこには人の暮らしがあり
5
そこには人の暮らしがあり
猫の暮らしがあります
(野良なのに、被写体慣れ過ぎw)
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猫の暮らしがあります
(野良なのに、被写体慣れ過ぎw)
逸見に下ってきました。民家の屋根越しに艦艇が目に入って、ちょとびっくり(実際には、相応の距離があります)
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逸見に下ってきました。民家の屋根越しに艦艇が目に入って、ちょとびっくり(実際には、相応の距離があります)
既にそこそこ登降した気もしますが、歩き始めて2hr30min、漸く、本日のお題である畠山登山の端緒につきます
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既にそこそこ登降した気もしますが、歩き始めて2hr30min、漸く、本日のお題である畠山登山の端緒につきます
かながわの景勝50選、塚山公園「港の見える丘」に寄ります。横須賀本港をパチリ
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かながわの景勝50選、塚山公園「港の見える丘」に寄ります。横須賀本港をパチリ
「富士見台」から眼前の山並みを望みます。左が畠山、隣は、奥から覗く標高211m無名峰かしら。右端は、形状からして、アレかとw
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「富士見台」から眼前の山並みを望みます。左が畠山、隣は、奥から覗く標高211m無名峰かしら。右端は、形状からして、アレかとw
「鹿島台」から本港をパチリ
「港の見える丘」より標高が高い分、船がよく見えます
クレーン群も目立ちますが、物資の補給とかに使うのかしら?
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「鹿島台」から本港をパチリ
「港の見える丘」より標高が高い分、船がよく見えます
クレーン群も目立ちますが、物資の補給とかに使うのかしら?
十三峠からの沢沿いのどろどろ道、半泣きで歩きます
陽の当たるとこに早く出たい
5
十三峠からの沢沿いのどろどろ道、半泣きで歩きます
陽の当たるとこに早く出たい
畠山が近づくと、すっきりした尾根道になります。ここだけなら騎馬も歩行可かも
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畠山が近づくと、すっきりした尾根道になります。ここだけなら騎馬も歩行可かも
歩き始めて4hr、畠山、登頂です
手前は本港、右奥に君津も見えます
こちらを「代表写真」にします
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歩き始めて4hr、畠山、登頂です
手前は本港、右奥に君津も見えます
こちらを「代表写真」にします
三面馬頭観音様、畏み畏み拝礼します
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三面馬頭観音様、畏み畏み拝礼します
「ぬまま○○」道標やら「4・5丁目 商店街→」方向表記に当惑しつつ、港が丘に向かってると信じて歩きます。イケてる切通を振り返ります
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「ぬまま○○」道標やら「4・5丁目 商店街→」方向表記に当惑しつつ、港が丘に向かってると信じて歩きます。イケてる切通を振り返ります
土地勘ゼロの悲しさ、夏草猛る山道を心細く下ります。右下から聞こえる京急の走行音がだんだん大きくなるのが心の支え(あの音、何か、励まされます。広軌だから?)
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土地勘ゼロの悲しさ、夏草猛る山道を心細く下ります。右下から聞こえる京急の走行音がだんだん大きくなるのが心の支え(あの音、何か、励まされます。広軌だから?)
港が丘、着いたー、歓喜の瞬間です
奥は、長浦湾かしら
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港が丘、着いたー、歓喜の瞬間です
奥は、長浦湾かしら
で、せっかく文明社会に復帰したのに、また、夏草猛る山道に身を投じて(笑)
3
で、せっかく文明社会に復帰したのに、また、夏草猛る山道に身を投じて(笑)
ををっ、これが「がらめき」か、しばし佇んで鑑賞します
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ををっ、これが「がらめき」か、しばし佇んで鑑賞します
思いのほか野趣溢れる山道(鎌倉同様、凝灰岩の露岩がちょこちょこ出ます)を鷹取山に向かうと
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思いのほか野趣溢れる山道(鎌倉同様、凝灰岩の露岩がちょこちょこ出ます)を鷹取山に向かうと
ををっ、よき眺めや
ベンチで休憩しつつ、金沢区方面をパチリ
中央が武相国境尾根の末端のはず
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ををっ、よき眺めや
ベンチで休憩しつつ、金沢区方面をパチリ
中央が武相国境尾根の末端のはず
中央奥にみなとみらい、とーぜんですが、朝より随分近づいた感じ
その手前は能見台の丘陵のはず。六浦以北の「うらが道」は、あれを越えて保土ヶ谷まで続きます
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中央奥にみなとみらい、とーぜんですが、朝より随分近づいた感じ
その手前は能見台の丘陵のはず。六浦以北の「うらが道」は、あれを越えて保土ヶ谷まで続きます
送電鉄塔二列が山の賑わいの二子山山系東尾根を振り返ります。中央右が港が丘です。「4・5丁目 商店街」はどこだったのかなぁ(笑)
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送電鉄塔二列が山の賑わいの二子山山系東尾根を振り返ります。中央右が港が丘です。「4・5丁目 商店街」はどこだったのかなぁ(笑)
ガンダーラみたいなご尊顔の磨崖仏がおわします
2d(浮彫)ってより、3d(figure嵌め込み)みたいな。。
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ガンダーラみたいなご尊顔の磨崖仏がおわします
2d(浮彫)ってより、3d(figure嵌め込み)みたいな。。
京急上り電車が来ました、乗りたい。。
もうひとがんばりして、六浦で投了します、お疲れさまでしたっ
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京急上り電車が来ました、乗りたい。。
もうひとがんばりして、六浦で投了します、お疲れさまでしたっ

感想

このところ、大河絡みで、殊に、イケメン畠山重忠の足跡を追う(つもり)、みたいな散策的山行が続きましたが、迂闊でした、地理院地図で大楠山の北に表示された三角点峰「畠山」って、
https://www.nhk.or.jp/kamakura13/story/08.html
重忠が衣笠攻めで陣を敷いたがゆえの命名だったんですね、くう、情けない、1日まで、重忠と三角点峰が繋がりませんでした。。

そうとなれば、29日に小坪を訪ねた以上、次は「畠山」に登る一択です。2日に予定してた別の山行を中止して、二日間で企画し実行したのが本日の山行、幕の内弁当みたいにいろいろレコに盛り込みましたが、天候にも恵まれて、楽しかったです^^

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