栗生山：アカヤシオと眺望の山を歩く

2014年04月29日(火) [日帰り]

• GPS: 01:34
• 距離: 2.6km
• 登り: 412m
• 下り: 411m

コースタイム

13：00栗生神社−13：40稜線−13：50栗生山−14：35栗生神社

天候

曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

栗生神社下の石鳥居前に駐車しました（数台駐められます）

コース状況／危険箇所等

登りは全般に急ですが、針葉樹の林は手入れが行き届いています。
神社までの車道（数百m）が細く、対向車来たり、道間違っていてバックで戻らなきゃならなくなったらどうしようかと、ドキドキしました。
（GPSのログがずいぶんとずれていて、特に標高低い方が二重になっていますが、ルートは二股ではなくて一本道です）

写真

4/29 11:27

お昼はゆったり、前橋市内のステーキ店、その名も「山」で和牛ヒレステーキセットを頂きます（＾＾

4/29 13:01

満腹状態で旧黒保根村へ向かい、細い車道をおそるおそる進むと、車が数台置けそうなスペースがあって一安心

4/29 21:12

立派な石鳥居からスタートです

4/29 21:12

鳥居脇にはヤマザクラが咲いていました

4/29 21:12

踏んづけられたおばあさんがちょっと不思議な手水鉢

4/29 13:09

本殿は江戸時代の建物、右奥は県天然記念物の大杉です

4/29 21:12

こちらも県重文の本殿、彫刻がこれでもか、と施されています

神社左奥から登山道は始まります

4/29 21:12

針葉樹の森は手入れがしっかりされていて、若木も新緑の頃を迎えていました

4/29 13:13

葉脈が透き通って見えます

4/29 13:14

あなたはだあれ？

4/29 21:12

蕨？ゼンマイ？

4/29 13:16

ミヤマキケマンかな

4/29 21:13

ヒトリシズカな仲間たち

4/29 13:20

倒れても咲き続けるヤマザクラに感無量・・・

4/29 13:21

スミレロードになりました

4/29 13:24

似ていすぎて種類が分かりません（汗）

4/29 13:26

葉っぱが割れてるからエイザンスミレかな

4/29 21:13

岩が出てきました

4/29 13:30

山野草は奥が深いですね・・・
（これもネコノメの仲間、ハナネコノメのようです）

4/29 13:31

ネコノメソウの仲間？
（タチネコノメソウ、のようです）

4/29 13:34

ハコベの仲間のような・・・汗
（ヒゲネワチガイソウ、のようです）

4/29 21:13

スミレも種類が多い・・・滝汗

4/29 21:13

ようやく稜線に辿り着きました

4/29 13:43

今ごろカタクリが咲いています

4/29 21:14

この子ははちきれんばかりの上機嫌です（＾＾

4/29 13:44

若葉マークの団体さん

4/29 13:45

鳴神山方面の視界が開けてきました

尾根伝いにしばらく歩き、最後の登りを一踏ん張りで山頂です

4/29 13:49

アカヤシオの桃源郷です

4/29 13:51

右手奥には双耳峰の袈裟丸山が見えます

4/29 13:51

展望台のある南方面へ向かうと、ミツバツツジも咲いていました

4/29 13:53

赤城山は普段見慣れたのと違った形で間近に見えます

4/29 13:54

ヤマザクラが点々と山腹をピンクに染めます

4/29 14:01

淡いピンクがかわいらしいですね！

北方面の石祠のある場所へも行ってみます

危険、行き止まりの看板がありましたので、従います

付近はアカヤシオの群生地

一面ピンクだらけです

4/29 21:16

山頂を後にし、結構急な坂道を上がって来たんだなぁ、と感心しながら下山します

4/29 21:16

針葉樹に混じって広葉樹の巨木もありました

4/29 21:16

桂の大木らしいですが、新緑が目に優しいです

4/29 14:35

神社鳥居に戻ってきました

4/29 14:35

神社の参拝客もいるようで、それなりに賑わっています

4/29 14:43

帰り道の車道脇に、ニリンソウの群生地がありました

4/29 14:43

ちっちゃい花はまとまって咲くと迫力ありますね

4/29 14:43

近くにはヤマブキも咲いていました

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

yamaonse

天気は下り坂、曇っているのを見て二度寝してしまった休日ですが、日中は案外天気がよさげで時々日も差しているので、昼過ぎにアカヤシオが満開だという、旧黒保根村の栗生山へ行ってみました。麓は新緑が目に優しく、俄然登行意欲が湧いてきます。役場の黒保根支所を左折し、上田沢方面へ進み、登山口の栗生神社を目指しました。

山奥へと進むにつれ道はどんどん狭くなり、人家がなくなる辺りからは大型車は進入できなそうな細い道になりました。道が違っていてもUターンできないし、対向車とすれ違いになるのを恐れながら進みます。一つ目の赤鳥居でどうしようか躊躇しましたが、意を決して進むと、駐車スペースのある神社下に出ました。

今日の最大のドキドキポイントを無事通過し（笑）歴史のある神社を参拝します。立派な本殿の透かし彫りに感心しながらも、針葉樹の森を奥に進みます。結構な急勾配な山道は、木々の手入れがしっかりされているせいか案外明るく、足下にはかわいらしい花たちもちらほらと見られました。

誰一人いない山道を汗かきながら進むと、ときどきピンク色の花を付けた木々が現れ始め、尾根道に取り付くとしばらくで山頂に着きました。盛りは少し前に過ぎた感じですが、まさしく桃源郷といったピンク色の世界の隙間からは、袈裟丸山や赤城山の雄大な姿を拝むことも出来ました。

貸切山頂に後ろ髪引かれながらも、下り坂の雲行きに背中を押されながら急いで下山します。平坦地はそれなりに歩いているけど、勾配のある場所を歩くのは久しぶりなせいか、ときどき膝が笑います。往復2時間もかからない山旅ですが、花も眺望も最高で、かかった時間以上の満足感が得られました。