EYVA 烏帽子岳−赤松山 親沢林道周回バリ【リベンジ山行】


- GPS
- 08:02
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 721m
- 下り
- 707m
コースタイム
10:41 P441
12:31 烏帽子岳
(昼食・眺望満喫 13:01出発
14:43 赤松山
16:07 P288
16:33 林道親沢線入口
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
初回白根山のレコ参照 →http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-326774.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・親沢線林道〜P441 取り付きから尾根に乗るまでが難しい。 西側のどの方向からでも急登があり登り手を悩ませる。 標高差80mほどを登り切り尾根に乗ったらP441までは安定している。 きちんと尾根に乗ればけもの道があるために道迷いはない。 ・P441〜烏帽子 岩場あり、崖ありのため女性やお子様には難しい。 今回の最難所は烏帽子岳への北斜面、ラストL200m・H100mの笹薮。 この笹藪&長い急登が予想以上に登り手の体力を奪い精神を壊していく。 トンデモなく喉が渇く。 ・烏帽子〜赤松山 灌木の藪漕ぎ、痩せ尾根に岩場があり慎重さを必要とする。 ここも普通の女性やお子様はご遠慮頂きたい。 尾根にはけもの道が付いているために迷うことはなさそう。 登り返しが3度あり腕の力も要求されるために体力を残す必要あり。 ・赤松山〜P288〜親沢線林道入口 緩やかだが灌木の藪が続き・・・長い。 赤松から下ることになるととにかく長いのでのんびり歩くこと。 最後は国道経由で帰るのもアレなので急斜面をバリで下る。 渡渉を迫られるがそれほどの流れではないために越えられると思う。 --------------------------------------------------------------------------------------- ※地形図の通り烏帽子北斜面の急登が猛烈な笹薮のためにここを乗り切れば狙える。 脚力だけでなく握力も必要とする点を登り手は参考にして頂きたい。 ストックは不要、かなり邪魔になったがピッケルなら用途はあるかも知れない。 この時期でさえ相当の水分を欲するために他の装備を軽くして水を多めに積まれたい。 |
写真
感想
思いのほかテン泊の疲れも無いために下田地区にお伺いを立てる(。-∀-)ノ
五剣谷から見た粟ヶ岳の真裏にあたる西側、いざ袴腰山か?
と思ったがどうせならばヒメサユリの時期に合わせようかと見送ることに。
それでは・・・と笠掘ダムの東端をハイキングしてみようと向ってみる。
ダムまであと1kmのところへ入ると見慣れた交通誘導のお父さん、
父 「いま笠堀ダムの工事だからここで止まりだぁ。4m嵩上げすっから迂回してくれぇ!」
うあぁ・・・。
後に調べたら工期は3年、確かに4mの嵩上げと2mの壁幅増強工事とのこと(鹿島建設落札
pu「これも定めか、、、では狙っていた烏帽子バリのリベンジに参ろうぞ!(`・ω・´)」
ということで一路、白根山の登山口方面に向かった。
→前回の烏帽子岳バリ完全敗退の様子
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-344880.html
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・いざP441
取り付き箇所が難しい。
沢沿いに踏み跡はあるが南尾根へはほぼ直登、まぁ地形図でもそうだけど。
西から巻こうとも思い周辺をウロついたが思いのほか灌木が逆目に生えているので掴んで登る。
P441の派生尾根に乗るまでが厳しい。
それなりの斜度に岩場、三点確保が難しい地点もあって難儀する(゜д゜lll)ヤダワ
何とか抜ければ尾根は藪だが一気に快適になる。
・烏帽子岳へ
今回の最難関、ピーク手前北側斜面の藪漕ぎが待ち構える。
それまで灌木ブッシュだったのがいきなり腰高〜背高の笹藪地帯に入る。
松も所々にあるがここばかりは笹を5〜10本鷲掴みにして登るほかない。
振り向けば粟が見守ってくれるしウグイスが時たま鳴いてくれるのが心の支え。
東を眺めると青里、矢筈も顔を出してくる。
この直登で体力の半分は持って行かれたと思う Σ(゜Д゜)イイスギ?
その分登り詰めたときは震えるほどの感動が待ってます、よ。
・赤松山へ(P588
小さなピークを含めて3度の登り返し。
地形図のふたコブ部分には岩の痩せ尾根があるために四肢を使って登る必要あり。
赤松手前は灌木の藪のために腕力・握力が残っていれば大丈夫そう。
・P288経由で塩野淵へ
尾根は綺麗に出ているものの若干支尾根に誘われる個所あり。
尾根自体の藪も濃いためにどこか西側の尾根に乗っていれば集落には下れる。
距離が長いので気持ちが折れないように注意は必要。
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烏帽子の北斜面、笹藪に張り付いているところ。粟が綺麗♪
北側斜面を登り終えてピークへ。
三角点はもうちょい先だったが目の前には川内の面々が待っていた。
(吐息が予想以上に大きいので再生注意
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リベンジ成功しました( ´,_ゝ`)ノ
予想以上の笹藪・急登・クモの巣・ハチの威嚇・水足りない、でも面白い。
そしてなぜか帰宅して2日後に体の色々な部分が虫刺されしていました(笑
南から見る粟は一本岳が綺麗に見えますね〜。
堂ノ窪〜青里〜矢筈への稜線はバッチリと白根山が被っています( ´¬`)
それに比べて守門はまだまだ白く雪解けには時間がかかりそうですね。
このルートは特に目や皮膚を傷つけ易いために入る際は装備は十分に考慮してください☆
完全な藪でしたが全くの未踏ルートでは無さそうですね。
本日も良い山歩きが出来ました!(*・∀・)b
皆様も安全で楽しい山行を!
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コメント
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やはり、pusukeさんらしい山行で
凄いとしか言いようがありません
腕カバーはかなりゴムがきついようですね
そして、嫌な虫も、きついですね
おはようございます!
一度敗退したピークでしたのでどう攻めようか思案しまくりましたよ〜(笑
で、踏破してみると飛びきり嬉しいのと少し寂しい気持ちが入り混じってますね★
腕カバー( ´,_ゝ`)!!!
本当にゴムきついんですがこれ以外だと園芸用の花柄しか無かったんです(笑
最高の安い道具を求める旅も続いていますね!
ついに虫のシーズンも来ましたねΣ(゚Д゚)
bamosuさんの持ってられたスプレーなどやはり対策せねばならないですね!
ちなみに蚊取り線香をぶら下げて歩くのは個人的に好きです(。-∀-)♪
いや、ほんとに待ってました。毎日アップされているかをチェックしてました。ぷすけさんは果してどの尾根に取り付いたのか!?
しかし、私の想像を超えたコース取り。
まさか北から攻めるとは・・おそるべし・・
白根山の尾根からの烏帽子は、ハンパでなく急な険しい山容を見せています。私はとてもじゃないが、あそこを登る気にはなりませんでした。
そこで地形図を眺めて、アタリをつけたのが赤松山だったわけです。
タイムを拝見すると、ぷすけさんの強靭な足で、烏帽子まで4時間かかっている。それだけで今回の厳しさがまざまざと伝わってきます。
私が知る限り、烏帽子から鞍部まで降りる急な藪と、赤松への登り返しはなかなかの難度かと思います。私自身、何回も詰んだと思ったものでした。しかも、私が通過した時から二週間経過し藪がますます繁茂している中、よくぞ周回コースを取られました。
脱帽です。
僭越ながら、このコースの難易度は、恐らく私が一番理解しているものと自負しております。それだけに私も負けずにこの笠堀の山々の探求を進めたいと考えております。
予告させていただきます。
次回は笠堀ダムを挟んで反対側、万之助への道中のP682を落とします。
もちろんP428.6、P547経由です。
あとは、件の645も登ってみたいものです。
おはようございます♪
いやはやお待たせしておりました(笑
この界隈を語るにはDSAさんをおいて他には見つかりませんよ( ´,_ゝ`)
ワタシも白根山から見た時は斜度が判らないほどの絶壁に思えました。
どの程度の藪かが読めなかったのですが9割が笹で灌木は少数、松がさらに数本でしたね!
ご指摘の通り(*・∀・)b 取り付いてから4時間。
この距離でこの時間を費やしましたがもう一度入っても同様に掛かるかも知れません▲
やはり最後の急斜面に難儀しまして笹を握っていないと滑り落ちるほどの斜度でした。
急登すぎて頂上が見えず、加えて全く進まずでメンタルも揺さぶられましたね。
(強靭な足は言い過ぎですよ!モデルみたいな尻とは言われた事ありますが( ´¬`)
ピークから赤松山も最初は悩んだのですが折角ですのでお邪魔しましたよ〜!(笑
言われる通り下りの赤松手前ピークから見る赤松への尾根がかなり急に見えました(°Д°υ)
こちらは灌木でしたので掴んで上がりましたがまさにこの前話していた
「ピッケル か バール頂戴 ヾ(´∀`*)!」 状態でしたね♪
それにしても赤松から下界に下るまでの稜線が長かったっす(笑
たまに支尾根に入り込んで猛藪が出てきたり同じ景色が続いてグッタリしました。
万之助への尾根ー!( Д )゚ ゚ また渋いトコ(笑
あの光明からの帰り道に「綺麗な尾根っすね!」と話していた左手の稜線ですか〜♪
地形図でP428.5の東手にある道って何なんでしょうね!
これからは虫の台頭にクモの巣・ハチ、そして猛藪と我々には試練の季節ですが
楽しんで歩いて行きましょうね!
ぜひお気を付けて攻めてらして下さい。
レコ、心待ちにしておりますよ〜っ!!!ヾ( ゚∀゚)ノ゙
いいですね
こんにちは!
カンが当たれば良いのですが(笑
いつでも詰んで撤退覚悟ですしね( ´艸` )!
アラ!
またも気になるレコUPが? 八海・・壁】∀`*)
リベンジ達成、おめでとうございます
いつもの長靴に今回は事務用腕カバーをプラスされて、もはや凄いことになってますね(笑)
藪も凄いですね
※普通の女性やお子様は間違っても登らないと思いますよ(笑)
こんにちは!
今回はほんっとに嬉しいですよう。・゚゚(ノД`)!
銀太郎・白根山に続く三座目のリベンジだったんです♪
この「長袖ではなく半袖に腕カバーの涼しさとダサさ!( ´¬`)」
が個人的な美学??なのですが肘の上部分は結構の傷と虫刺されでーした(笑
ありがとうございます!
※ですよねぇヾ(´∀`*)
このレコを見た物好きのチビッコに怪我でもされたら生涯後悔ですんで
念のためのお守りコメントですよ〜(笑!!!
スマホも小学生が持つ時代ですので(´∀`*)ヶラヶラ
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