記録ID: 4397
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アルパインクライミング
白馬・鹿島槍・五竜
北アルプス/白馬岳主稜
2010年04月10日(土) 〜
2010年04月11日(日)
- GPS
- 36:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,056m
- 下り
- 2,061m
コースタイム
■10日/6:15林道終点-7:15猿倉7:30-16:50主稜上幕営(四峰あたり?)
■11日/5:30-14:00白馬岳山頂-14:30?大雪渓-18:30駐車場
■11日/5:30-14:00白馬岳山頂-14:30?大雪渓-18:30駐車場
天候 | ■10日(土)晴れ ■11日(日)雪のち時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■夜発のため道の駅「白馬」で仮眠 ⇒車中泊の人もいたけど、みんなエンジン切ってて静か ⇒日帰り温泉の場所も親切に教えてくれました ■飯盛駅の近くの十郎の湯(一般:600円)が22時まで営業 ⇒民宿街の中にありちょっとわかり辛いけど、案内看板あり →白馬駅の近くにみみずくの湯・エコーランドの湯(共に500円?)あり |
ファイル |
非公開
4397.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
撮影機器:
感想
初めての本格的雪稜となった白馬主稜。
八ヶ岳とはちょっとスケールが違いました。
1 日目
快晴のもと、先行 PT のトレースを追う。
本日は二人 PT + 1PT(我々) + 4 人 PT。
途中からアンザイレンし、コンテ、スタカットを交えながら登る。
4 峰付近の稜線に先行 PT とともに幕営。
雪稜はそれなりの斜度がある。そして両側が切れている。
そしてなにより怖いのがシュルンド。
シュルンド付近では、足に重心を移した瞬間から足元が崩れていく。
初日は気温が高かったこともあり非常に神経を使った。
1 日目の夜半に強風が吹き、2 日目は朝からみぞれ。行動開始したころ
から雪に変る。
視界は 10-20m 程度。昨日は追うだけだっだトレースが途中でなくなる。
おそらく先週?の PT は撤退したものと思われる。先行 PT がルートフ
ァインディングしながら進むのを追う。
最後の雪壁はなかなかロープが動かずハラハラする。雪庇を突破する部
分を探していたとのこと。どうも今シーズン一番乗りらしい。
ここで 2 時間ほど待機。
先行 PT が掘ったトンネルをくぐると白馬山頂に抜け出た。
写真を撮る余裕もなく即下山。風が強く、また時間もなかったのです。
下山も視界 10m ほどのなかルートを見つける状態で決して楽ではなく、
雪渓を下るのに時間がかかり、結局 18:00 過ぎにやっと駐車場に到着。
雪渓を下りきり、安全地帯に入ったときは本当に安心しました。
今回は、体力、技術ともに自分の限界ぎりぎりレベルでしたが、非常に
充実した山行となりました。
これ位のレベルの山行を年に数回行いたいところです。
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トンネル工事お疲れ様でした。
か、かっこいい!
上からの 見たいです
先行PTにお任せでした・・・。
上からの写真は全然余裕がなくてとれてません。
でも雪庇の中に入って、上に丸い穴が見えたときはちょっと感動というか、ホッとしました。
来年はぜひ自分達で工事しにいきましょう!!
トンネルは匍匐前進で進むのでしょうか??
ですねぇ、雪洞の天井に穴をあけたというのが近いです。
雪庇が厚かったせいか、中腰になるくらいの高さはありましたが、奥行きは 1m 位だったかな。
天井に空けた穴はさすがに小さくて、ザックを降ろして別々に抜け出ました。
トンネル堀やりたいですねぇ〜。
ルートもだいたい(いい加減に?)覚えました。
その時はハーネス忘れないようにします
次シーズンも色々行くつもりだから
みんなよろしく。
としさん、やまちゃん、4/25に白馬主稜に行き、
トンネル使わせもらいました。
稜線直下のあの位置で、よく掘ったものですねえ。
雪洞を掘ったことはありますが、上に向かって、
確保しながら掘り進むのに一体何時間かかったのか
気になります。いずれにしろ、掘っていただいた
方々に感謝感謝です。トンネルを上から見た写真
山行記録にアップしておきました。
天気が良かったようでなによりです。
白馬尻から日帰りには驚きました。自分の体力ではちょっとむりか・・・。
トンネルの写真、かっこいいですね。掘るのに 1 時間ぐらいかかったはずです。だいぶ苦労していました。
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