森吉山から赤水渓谷経由後生掛縦走断念の大迂回の赤線繋ぎ
- GPS
- 21:06
- 距離
- 82.7km
- 登り
- 2,241m
- 下り
- 2,241m
コースタイム
- 山行
- 9:12
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:59
- 山行
- 10:56
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:56
天候 | 6/17…雨、6/18…晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
タイトルにある様に元々は「森吉山から赤水渓谷経由後生掛縦走」を計画した山行でした。赤水渓谷から抜ける道は登山道として整備されていませんが、過去記録から歩ける事は確認しました。
この山行は3年前から計画していたのですが、天候不順や猛暑で断念等の理由により、なかなか行く事が出来なかったものです。
今回はこの時期でどうかと悩みましたが、天気はぎりぎりなんとかなりそうだったので、今回決行しました。
ところが、秋田新幹線で角館に着いた時は驚いた。盛岡あたりでは晴れ間も見えていた天気が一転して雨❗️しかも山に近づくにつれて強くなってくる‼️
幸いに比立内駅に着いた時はパラパラ程度になったので、少し期待をして出発。森吉山、唯登るだけなら、ゴンドラとかが山頂近くまであり簡単な山なのだが、赤線を繋ごうとすると登山口迄13キロ歩く必要がありひたすら歩いた。
やっと着いたブナ帯登山口だが、この天候の為か車も止まっておらず閑散としている。しかも雨足が強くなってきた。
重苦しい気持ちで山頂へと向かうが、山頂に近づくにつれてガスガスで視界もない。
山頂付近はシラネアオイ等の高山植物が咲いているが、灰色の景色の中でくすんで見える。
やっと山頂に着いたが、視界はせいぜい20m程度。
もう夕方近くなので、ヒバクラ登山口に向けて先を急ぐ。
しかし、山人平への斜面には雪がべったりと残っていて、道はその下に消えている。トレースもはっきりせず、視界がない中、どっちに進めば良いかも分からない。
これを一番恐れていた!
少し歩き出すが、先の斜面がどうなっているか分からず怖い!川桁山の滑落の恐怖が蘇る。『やめよう…』心が折れました。
今度こそと思って登ったのだが、結局、縦走という当初目的は果たさなかった。
失意の中を引き返す。阿仁避難小屋で一泊も考えたが、この避難小屋で一晩悶々とするよりは林道迄戻るとその後は日没でも歩けるので一気に比立内迄下山する事にした。
下山しながら考えていた。自分の山登りは赤線繋ぎを兼ねている。でも、その為にまた森吉山に登り返すのは勘弁したい。
結論は比立内より大トラバースして田沢湖駅に赤線を繋げる。電波が繋がる比立内の道の駅で改めて距離を確認すると46キロ。朝早く起きたらなんとかなりそうと思いつつ、その夜は道の駅の片隅でテントを張らせて頂きました。
翌朝、今日は唯46キロ歩くだけの日。何故か天気が良い。そして暑い!
ひたすら歩いて、観光地化している田沢湖を半周して夕方に田沢湖駅に着きました。
なんか、義務化している様な赤線繋ぎの二日目でした(笑)。
でも、赤水渓谷経由の道はいつか天気が良い日に絶対に行きたいです。
コメント
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私の森吉山のレコにコメントくださったのは、この日のためだったんですね
山人平の雪原は見えていてもトレースがないので慎重になりますが、見えなかったら撤退は妥当だと思います
でも森吉山から後生掛温泉までとは、長過ぎるのではないですか? でもmomoさんなら行っちゃうのかな?
完全リタイアしたなら、今度は天気の良い日に行ってください
コメントの理由はおっしゃるそうです。
また、ご指摘の点もおっしゃる通りで計画段階では大丈夫と思ったのですが、ギリギリかなと思って、焦って山人平に向かうべく雪原に一歩足を入れましたが、撤退となりました
赤水渓谷は遙かなりです
私が行った時は雪で真っ白で何も見えませんでした。
ソロだとホワイトアウトだと難しいですが、山頂迄はほぼ夏道だったので辿り着けました。
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