森戸川源流中沢ルート

2022年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 11.2km
• 登り: 366m
• 下り: 362m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:25

5:33 スタート地点
5:54 5:55 森戸林道ゲート
6:45 6:51 森戸川林道終点
7:01 7:15 二子山順路入口
7:38 7:46 うなぎ淵
10:33 10:38 中沢分岐
11:10 11:10 馬頭観音
12:24 12:24 南郷公園登山口
12:32 12:33 南郷中学校バス停
12:58 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

中沢途中、沢がループしていて一度完全に道に迷った。
いつのまにか同じところに2度も引き返してしまい、ループしていると気づくのに時間がかかった。
国土地理院の地図では先に進むための支流が網羅されておらず、道の表記もずれているため、道迷いゾーンではしょっちゅう座標確認が必要。
GPSも飛ぶので注意。

進む道が完全に藪（※といっても背丈を超えてる）で埋まっている箇所がある。
雨から3日半（6/14夜〜15未明に1〜2mm？）あけていたものの、沢は増水気味？
ルート中沢の一番深い箇所で、膝丈。

大型動物（イノシシ？）が樹皮を剥がした痕があった。

中沢から抜けたあとも、全線ぬかるみ＆滑りやすい岩盤道多数。

写真

6/18 5:48

この川の源流へ。

6/18 5:53

林道ゲート。隙間から入れます。

6/18 5:57

きのこ

6/18 5:59

きのこ

6/18 6:00

大葉

6/18 6:03

最初川沿いのぬかるみには渡し板が敷いてあります。

6/18 6:09

川を覗き込むと前回無かった気がする倒木が。

6/18 6:14

217号線、新沢トンネルの一部。

6/18 6:15

土のうで一部整備されてました。感謝。

6/18 6:26

多様な苔

6/18 6:28

一休みゾーン。

6/18 6:37

バッタ

6/18 6:38

おそらくゲンジボタル

6/18 6:45

バードウォッチングの方々と会釈しつつ、林道終点。
南沢方面に進みます。

6/18 6:46

これからのジャングルを思わせる円状のシダです

6/18 6:48

正面突き当りを左へ。右に行くと南沢です。
南沢は中沢より更にハードらしいので、お気をつけください。

6/18 6:49

突き当り左向くと木の間に道があります。
白いペンキが目印

6/18 6:52

開けたとこの看板。
二子山頂上方面に進みます。

6/18 6:52

同じ場所の中尾根行き分岐。こっちも難しそう。

6/18 6:55

前回も貼った土砂崩れ？箇所。
まとめてもらってる少し木が増えた？

6/18 6:56

この先沢床を歩きます。

6/18 6:59

このあたりは場所選べば、この辺は2cmくらい。

6/18 7:02

ちょっと進むと深くなってきます。

6/18 7:04

ここでこんなくらい。一番深くても5cmないくらい。

6/18 7:05

めっちゃきれいなオオモミジ？の落ち葉

6/18 7:08

ここで前回は左にいきました。右手の沢床を進んでいきます。

6/18 7:11

椿尾根看板

6/18 7:13

沢床の岩盤層が特徴的な削れ方をしていて、横から雨水が沢に流れ込んでるのがよくわかります。

6/18 7:16

段々深くなります。ジャングルっぽくなってきます。
このあたりで稀にミドルカットの登山靴に水が入り込むくらい。

6/18 7:17

底が茶色いとこが多いので、濁ってるかと思いきや澄んでいます。

6/18 7:23

更に鬱蒼としてきます。

6/18 7:27

でかいカエル。ツチガエルかな？

6/18 7:34

ようやくうなぎ淵！いきなり現れるので割とおおーーっと思います。
多分ここで折り返す方が多いと思います。

中沢ルートへは、淵の右側の映って、滝部分の右側をよじ登ります。
ちょー短い登攀とはいえ、苔で非常に滑りやすいのでお気をつけください。

6/18 7:33

うなぎ淵2

6/18 7:43

以降徐々に倒木が増えてきます。

6/18 7:55

この辺から

6/18 7:57

噂のナメ床。とってもキレイ。でもめっっっちゃ滑りやすいのでお気をつけください。

6/18 8:01

川幅いっぱいの蜘蛛の巣。
最初は珍しがって撮りましたが、以降誰も通ってなければ体感100枚以上の蜘蛛の巣を払う必要があります。

6/18 8:02

中沢6看板

6/18 8:04

名もなき？ミニ淵

6/18 8:05

巻き道。滑りやすいからかロープあり。

6/18 8:14

更に道が険しくなってきます。

6/18 8:20

確かこのあたりで膝下まで突入し、なんとか入っては乾きを繰り返してた靴に常時水がたまる状態になります。

6/18 8:21

倒木乗り越え潜り祭り。
このあたりで背中のでっぱりがほぼ無いトレランザックで来て正解だったと思うように。

6/18 8:29

気分は○○探検隊です。

6/18 8:30

多分南沢への連絡ルート（六把峠 / 南中峠）への分岐かな？

6/18 8:32

険しいを超えてだんだん辛くなってきます。

6/18 8:36

少し手前のあたりから見れてましたが、とても美しいナミハンミョウ。

6/18 8:37

ナミハンミョウ2。個人的には図鑑出来。

6/18 8:39

結構底見えないとこあります。
やわいところは結構飲まれるので、ストックで水深測って踏んでいってます。

6/18 8:48

かなり新しい樹皮剥ぎ痕。多分イノシシ。
手前の方にも看板あるけど、このあたりは完全に彼らのフィールド。

遠目に見た時、とんでも無い量の血かと思った…

6/18 8:56

沢が一旦なくなります。
恐らくここまで来てはいけない。
以降めちゃめちゃ道に迷います。

6/18 9:00

オオシロカネグモ？背が銀ピカです。

6/18 9:04

道に迷ってます。
もう沢床とはいえ道がないです。
クモ糸を横にかけ、蔦をほぐし、若干強引に進む…

6/18 9:07

道に迷ってます。
なんかもう無理くない？と思ったあたり。
横にもう一本沢がある事に気づいて、巻くことを検討する。

6/18 9:13

道に迷ってます。
なんか少し頑張れば通れそうな茂みを通る…

6/18 9:15

カワトンボ！

6/18 9:15

カワトンボ2。ピンボケしたのが悔やまれる。

6/18 9:20

道に迷ってます。
もう一本の沢にでる。

6/18 9:23

道に迷ってます。
なんかさっき通ったところだなとこの辺で気づく。

6/18 9:39

道に迷ってます。
再度巻きを試みる。
もちろん道はない。

6/18 9:45

道に迷ってます。
やったー更にでたーと思ったら…

6/18 9:45

道に迷ってます。
なんと、今まで行き来してた二本の沢は、この地点でループしている！！！
この正しいルートに行くためには、GPS的にはこの壁を超えないといけなそうだけど、少し登った感じ危険すぎるので、降りて別のルートを探す。

6/18 9:53

戻ってこの左側の道？にトライ。
二回間違えたことで、沢床あるきと倒木乗り越え、藪こぎで体力をとんでもなく失いました。
これを失敗したら、戻ることを決意して挑む。

6/18 9:55

途中まで踏み跡消えてましたが、このあたりで初めて踏み跡発見！
涙出そうでした。

6/18 10:01

藪漕いだり登ったり滑り降りたりして、もう一本の支流にたどり着く。

6/18 10:04

少し登る。

6/18 10:06

沢から逸れて左側の山道？っぽいとこに入る。
GPSフル活用。

6/18 10:13

地面はふかふか。

6/18 10:15

どぎつい藪。

6/18 10:23

また沢。

6/18 10:25

分かれ道。多分右の沢にいった。

6/18 10:28

また分かれ道。多分右の沢にいった…？

6/18 10:28

また分かれ道。
GPS見ながらこの辺で北の山側にとりつかないといけなそうと思って左にいった。

6/18 10:29

またまた分かれ道。
多分左にいった。

6/18 10:30

ここでも踏み跡発見！と思って写真撮ったはずなんだけどよくわかんないな。
そんなレベルです。

6/18 10:30

ついに登山道らしきものを発見。
またもや涙出そうでした。

6/18 10:32

シダシダの道

6/18 10:33

木が渡してありました。

6/18 10:35

ようやく順路テープ発見。
ここまで一度も見かけなかったんだけど、進み方が悪かったのか…？

6/18 10:35

この辺もシダ藪がすごいので、写真で見てもあんまり道がわからない。
多分左の方の道らしきとこを進んだと思う。
でもココまで来れてれば、シダの時点であんまり迷わないと思います。

6/18 10:36

凄まじいぬかるみ。結構滑った。

6/18 10:37

そしてついに中沢分岐地点、ぬまま35看板！
あとはハイキング道です。
ちなみに、二子山への分岐手前以降、ココまで迷ったのもありますが、3時間半すれ違いはゼロです。
人の気配も足跡もほぼありません。この中沢ルートも遭難者が結構出るというのもよくわかりました。
これよりキツイと言われる南沢は一体どうなってるんだ…

6/18 10:39

滑るポイント

6/18 10:46

ぬかるみポイント

6/18 10:50

鉄塔34号。久々の建造物。
写真中央あたりから割と急な段差を降りた。ここまで頑張ってきた膝にダメージ。
多分だけど右側の道の方が楽。

6/18 10:58

サクサク進む

6/18 10:59

サクサク進む

6/18 11:01

このあたりの山頂？は封じられてた。
下の様子からして崩れたり倒木あるのかもしれない。

6/18 11:04

分岐。左手へ。
以降二子山手前の分岐まで、ぬかるみとナメ岩のスリップゾーンがほぼ交互に襲ってきます。
更に上がり下がりが割りとあるので、疲労困憊な足にはとてもキツイです。

あと、泥だらけすぎて、すれ違う人に盛大にこけたのでは？みたいな憐れまれ感が笑

6/18 11:05

ぬかるみゾーン

6/18 11:08

馬頭観音の看板を発見。本体を探す。

6/18 11:09

ほんの少し戻ったら分岐があったので、右の小道をのぞいたら発見。

6/18 11:10

馬頭観音さんにお参り。
ヒンズー教の神様にいそうな馬の頭した感じかと思ったら違う模様。

6/18 11:13

ぬかるみゾーン

6/18 11:14

椿尾根行の分岐

6/18 11:17

ぬかるみゾーン

6/18 11:20

スリップゾーン

6/18 11:22

グリーンヒル（沼間5丁目）への分岐

6/18 11:23

東逗子駅（沼間3丁目）への分岐

6/18 11:26

スリップゾーン

6/18 11:40

ぬかるみゾーン

6/18 11:42

右側のズル滑り岩盤ゾーンを巻くための道ができてます。赤白テープつき。
入り口から覗き込んでもよくわからず、万が一下るのは嫌だったのでいきませんでしたが、この先で岩盤ゾーンとこの道と合流しました。

6/18 11:45

二子山23看板
左側から赤白テープ道が出てくるようです。

6/18 11:57

前回登って二子山方面に行った道につながる分岐？

6/18 12:03

二子山登山道。左手にいくと二子山、右手に行くと
へたりこんでてすみません…

6/18 12:24

その後疲れ果ててうずくまる以外は大したこともなく笑、無事南郷上ノ山公園にでれました。
公園この出口から出てくると、パっと見自販機が無かったのが心が辛かったです…
以降は公道なので割愛。

撮影機器：

EOS M6 ボディ CANON

Google Pixel 6 128GB SIMフリー Google

装備

MYアイテム

miyabi787

重量：4.59kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 飲料 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 ストック カメラ ゲイター ゼリー飲料 塩タブレット ゴミ拾いバッグ

備考

スマホで確認できたが、即時に見づらく、コンパスがあってもいいかなと思った。

感想

miyabi787

前回気になってたうなぎ淵は見れたし、普段見れない里山の虫とか見れたりしましたが、なんかもうそういうんじゃないですね。
正直中沢の後半1/3は、遭難一歩手前まで行ったと思います。
事前調査＆直近で登ってる人もチェックしたし、
沢の最後は迷いやすいので気をつけろというのを前にどこかで聞いた気もしたのですが、
GPSでこまめに確認していてなお、本当に北と南を180度入れ替えられるとは思いませんでした。

これがもう少し長い行程だったり、さらなる通行が難しい場所があったら確実に道迷い＆体力消耗で遭難していたので、
無理にトライせずに引き返す判断をもっと素早くやらんといけないなと再認識しました。