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Yamareco

記録ID: 4412734
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

八十里越 吉ヶ平〜入叶津

2022年06月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
kame3ma その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:31
距離
26.6km
登り
1,214m
下り
1,164m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:38
休憩
0:51
合計
11:29
5:46
78
7:04
7:04
53
7:57
8:00
83
9:23
9:23
27
ブナ沢
9:50
10:03
83
高清水沢
11:26
11:35
55
12:30
12:38
48
田代平
13:26
13:31
35
14:06
14:06
74
松ヶ崎
15:20
15:25
47
ナコウ沢
16:12
16:20
55
17:15
入叶津登山口
番屋乗越(番屋峠)から先、前述の通りルートロスしています。
天候 高曇り
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆raskさん、Joker72さんが2015年6月14日に上げている記録、659973
 daraoさんが2021年6月13日に上げている記録、3276490
 その他多数の記録を参考にしました。
◆電波はドコモ(純正)なら番屋乗越・田代平で若干入ります。
 ドコモ基地局を借りているマイネオやソフトバンクは、どちらも入りませんでした。
◆大雲沢ヒュッテさんへ朝4:30に到着し、新潟県側の吉ヶ平まで1時間送っていただきました。下山後はタクシー(只見観光タクシー、2,740円)で只見駅へ行き、18:37の電車(420円)で大白川駅へ向かい、宿の送迎者に迎えに来ていただきました。
 これは、大白川と只見の間にある道路の橋が崩壊していて、車では通り抜けできないための処置です。崩壊区間は電車で通過する、ということです。
 大雲沢ヒュッテさんは、1送迎と1泊2食付きで8,000円と非常にリーズナブル!八十里越は登山口・下山口が離れているので、このように送迎していただけると大変助かります。
コース状況/
危険箇所等
全体的には標高差があまり無く、そこそこ歩きやすい部分もあるものの、疲れました。
・数えきれない沢の渡渉
 小規模ながらトラロープが設置されていて、最後のナコウ沢は着水するので靴によっては浸水します。
 またこの時期はまだ残雪があり、チェーンスパイクがあると便利です。
・道迷い
 写真にも記録をアップしていますが、番屋乗越の先で1つ手前を曲がってしまいました。
 迷っていることに気付かないほど、それまでと変わらぬ整備状況でしたが、元の道に復帰するのがやや難儀しました。
・虫がまだ多くなる前だったのですが、全員何か所か噛まれ腫れました。
吉ヶ平から八十里越に出発します
2022年06月18日 05:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 5:46
吉ヶ平から八十里越に出発します
要所要所には石碑があります
2022年06月18日 05:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 5:57
要所要所には石碑があります
どっちを歩いてもすぐ合流する道標。何か所もありました。
*一人行動中
2022年06月18日 06:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 6:15
どっちを歩いてもすぐ合流する道標。何か所もありました。
*一人行動中
椿尾根に到着。ここから私だけ番屋山に寄り道しました。
2022年06月18日 06:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 6:34
椿尾根に到着。ここから私だけ番屋山に寄り道しました。
登り口は数メートル進んだ先にあります。
2022年06月18日 07:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 7:19
登り口は数メートル進んだ先にあります。
崩壊していた場所も綺麗に整備されています。
2022年06月18日 06:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 6:47
崩壊していた場所も綺麗に整備されています。
ツツジが鮮やか
2022年06月18日 06:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 6:52
ツツジが鮮やか
番屋山に到着。少し広くなっています。
2022年06月18日 07:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 7:00
番屋山に到着。少し広くなっています。
守門辺りだと思うけれど、自信無し
2022年06月18日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 7:03
守門辺りだと思うけれど、自信無し
北東側は粟ヶ岳・青里岳・矢筈岳
2022年06月18日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 7:03
北東側は粟ヶ岳・青里岳・矢筈岳
奥のトンガリは袴腰山
2022年06月18日 07:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 7:05
奥のトンガリは袴腰山
タニウツギが多く、見るたびに癒されます
2022年06月18日 07:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 7:35
タニウツギが多く、見るたびに癒されます
歩きやすい道
2022年06月18日 07:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 7:36
歩きやすい道
一番印象に残っているブナ(^^;
2022年06月18日 07:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 7:42
一番印象に残っているブナ(^^;
番屋乗越で仲間に追いつきました。
ここから先、誤って右に進んでしまった結果
2022年06月18日 07:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 7:57
番屋乗越で仲間に追いつきました。
ここから先、誤って右に進んでしまった結果
ここまで全く道迷いに気付かず歩くほど、違和感が無かったです。
ここまで全く道迷いに気付かず歩くほど、違和感が無かったです。
道なき烏帽子山まで続いているのかな?
我々はコース復帰すべく、天保古道(江戸時代後期に整備された道)方面へ。
2022年06月18日 08:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 8:16
道なき烏帽子山まで続いているのかな?
我々はコース復帰すべく、天保古道(江戸時代後期に整備された道)方面へ。
開通に向けて絶賛整備中!
2022年06月18日 08:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 8:21
開通に向けて絶賛整備中!
ピンクテープは多数あり、よく見れば踏まれているんですが、すぐロストします。
GPSを確認しながら進み
2022年06月18日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 8:29
ピンクテープは多数あり、よく見れば踏まれているんですが、すぐロストします。
GPSを確認しながら進み
何とか復帰しました。
復帰した先もやや分かりづらい道です。
何とか復帰しました。
復帰した先もやや分かりづらい道です。
一般道のありがたみを噛みしめてます
2022年06月18日 09:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 9:07
一般道のありがたみを噛みしめてます
ブナの森
2022年06月18日 09:08撮影 by  SC51Aa, samsung
6/18 9:08
ブナの森
ブナ沢の渡渉点。
うまい具合に倒木を歩いても渡れますが、滑るとおしまいなので着実に下から。
2022年06月18日 09:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 9:23
ブナ沢の渡渉点。
うまい具合に倒木を歩いても渡れますが、滑るとおしまいなので着実に下から。
正しきルートにはこの印があります
2022年06月18日 09:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 9:28
正しきルートにはこの印があります
高清水沢の水は冷たく、頭からかぶってクールダウン。
生き返りました。
2022年06月18日 10:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 10:03
高清水沢の水は冷たく、頭からかぶってクールダウン。
生き返りました。
そう、こんな感じ。
こちらは殿様清水。
2022年06月18日 10:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 10:34
そう、こんな感じ。
こちらは殿様清水。
残雪をいくつか越え
2022年06月18日 10:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 10:51
残雪をいくつか越え
若干怪しくなって来た道を越えると
2022年06月18日 11:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 11:15
若干怪しくなって来た道を越えると
本日の最高点、鞍掛峠に到着。
ここはテント数張り可能な広さがあります(ただし少し斜め)
2022年06月18日 11:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 11:26
本日の最高点、鞍掛峠に到着。
ここはテント数張り可能な広さがあります(ただし少し斜め)
数分進むと沢水もあり、テン場にぴったり。
2022年06月18日 11:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 11:43
数分進むと沢水もあり、テン場にぴったり。
真東から見る守門は何とピラミダルな!
2022年06月18日 11:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 11:53
真東から見る守門は何とピラミダルな!
ヒメサユリがもう咲いていました
2022年06月18日 11:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 11:59
ヒメサユリがもう咲いていました
小松横手に到着。ここは展望地で、奥は浅草岳。
テントも1張りは可能です。
2022年06月18日 12:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 12:03
小松横手に到着。ここは展望地で、奥は浅草岳。
テントも1張りは可能です。
黒姫山と守門岳。
黒姫のスダレ沢?の轟音がここまで届いています。
2022年06月18日 12:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 12:04
黒姫山と守門岳。
黒姫のスダレ沢?の轟音がここまで届いています。
河合継之助さんが例の句を詠んだ場所らしいです。
2022年06月18日 12:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 12:04
河合継之助さんが例の句を詠んだ場所らしいです。
田代平へ寄り道。
水芭蕉が終わり、ミツガシラが主役。
2022年06月18日 12:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 12:30
田代平へ寄り道。
水芭蕉が終わり、ミツガシラが主役。
2022年06月18日 12:37撮影 by  J3173, Sony
6/18 12:37
五味沢林道最中地点手前だけ、非常に素晴らしい景観でした。
2022年06月18日 12:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 12:42
五味沢林道最中地点手前だけ、非常に素晴らしい景観でした。
ここが林道最終地点。
1泊の場合、番屋乗越かここがテン場適地です。
特にこちらは広い。
2022年06月18日 12:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 12:46
ここが林道最終地点。
1泊の場合、番屋乗越かここがテン場適地です。
特にこちらは広い。
1分先には水場もあります
2022年06月18日 12:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 12:47
1分先には水場もあります
タニウツギと浅草岳
2022年06月18日 13:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 13:08
タニウツギと浅草岳
ここはロープを上手く使って体重を移し、足を踏み出して突破。
2022年06月18日 13:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 13:10
ここはロープを上手く使って体重を移し、足を踏み出して突破。
30分で行けると思っていた木ノ根峠(八十里峠)まで40分もかかってしまった。
この先道はほぼ平となります。
2022年06月18日 13:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 13:25
30分で行けると思っていた木ノ根峠(八十里峠)まで40分もかかってしまった。
この先道はほぼ平となります。
シラネアオイ
2022年06月18日 13:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 13:51
シラネアオイ
ロープのかかるちょっとした渡渉が数えきれないほどあります
2022年06月18日 14:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 14:10
ロープのかかるちょっとした渡渉が数えきれないほどあります
雪の下は川が流れ、踏み抜くと。。。
2022年06月18日 14:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 14:20
雪の下は川が流れ、踏み抜くと。。。
基本はこんなに歩きやすい道ですが
2022年06月18日 14:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 14:23
基本はこんなに歩きやすい道ですが
ドロドロのぬかるみも多くあります。
しっかりした靴で歩きましょう。
2022年06月18日 14:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/18 14:40
ドロドロのぬかるみも多くあります。
しっかりした靴で歩きましょう。
最後の沢とも言える、ナコウ沢(700地点)。
ロープを使って下ります。
2022年06月18日 15:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 15:21
最後の沢とも言える、ナコウ沢(700地点)。
ロープを使って下ります。
いったん着水しますので濡れます。
2022年06月18日 15:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/18 15:22
いったん着水しますので濡れます。
やっと車道に出たー!
2022年06月18日 16:16撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/18 16:16
やっと車道に出たー!
八十里越、なかなかタフでした!
2022年06月18日 16:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/18 16:34
八十里越、なかなかタフでした!
工事車両のご厚意に甘えて乗ってしまった仲間...
2022年06月18日 16:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/18 16:54
工事車両のご厚意に甘えて乗ってしまった仲間...

感想

何年も前から計画しては雨で流れた八十里越。
3年越しにようやく計画を実行に移すことが出来、無事歩き通せて感無量です。
(映画「峠ー最後のサムライ」を前日に観て臨みました)

梅雨時期に実行する上での利点は、日が長いこと。花に癒されること。
デメリットは虫と残雪、ぬかるみ(これは秋も?)。
当日は26°ほどもある暑い日でしたが、幸い高曇りで直射日光は無く、随所にある沢で頭を冷やし、水分補給出来ました。トータル2〜3リットルは飲んだかも。

今回は大雲沢ヒュッテさんに送迎を依頼。1泊2食付きで7,000円、片道送迎が1人1,000円という破格設定に大変感謝です。

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