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Yamareco

記録ID: 442916
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

鎖とロープを握りしめ、毛無山から十二ヶ岳へ

2014年05月06日(火) [日帰り]
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onisan その他7人
GPS
--:--
距離
7.2km
登り
893m
下り
888m

コースタイム

5:00自宅発―9:30文化洞トンネル着―9:38登山口に入る―11:11毛無山―11:49五ヶ岳―12:05八ヶ岳 昼食―12:53十一ヶ岳―13:32十二ヶ―岳14:10―16:02文化洞トンネル―10:20自宅着
天候 晴れたり曇ったり
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 ゴールデンウイークの最終日でしたが、東名高速、中央道ともに渋滞はありませんでした。
 一宮御坂ICで高速道路を降り、御坂道も渋滞無く、河口湖に着きました。御坂トンネルは天井板撤去工事のため、5月26日から6月30日まで全面通行止めとなります。
 河口湖から湖北ビューラインで文化洞トンネルまで、これまた渋滞はありませんでした。
 トンネル横の駐車スペースは使用禁止となっており、ビューラインの広まった路肩に車をとめました。
コース状況/
危険箇所等
 登山口からつづら折れに登ります。長浜への道を分け、尾根道を登ります。小ピークを越えるとなだらかな尾根道となり、気持ちよく進みます。再び長浜からの道を併せると勾配は増し、振り向けば左下に河口湖、右下に西湖を従えた富士山が大きく見えます。急登をつづら折れに登って毛無山頂上に到着。山頂広場は富士山の絶好ビューポイントです。
 毛無山から十二ヶ岳に向かうと、すぐに一ヶ岳です。これはラクチンチン、ルンルン気分で進みます。それも束の間、三ヶ岳の下り、最初のロープが現れます。8人縦列、今日はじめての渋滞です。四ヶ岳の下りもロープです。五、六,と続き、次なる七ヶ岳は道端のただの大石、岳とはお笑いです。お手軽に八ヶ岳に登り、これを下ったところで昼食としました。九ヶ岳も無理矢理ナンバーをつけられたただの数合わせ。
 十一ヶ岳の登りはとっても急です。太いロープを掴んで登りますが、岩や張り出した根っ子のしっかりした足場があるので心配ありません。十一ヶ岳の頂上、目の前に十二ヶ岳が屹立。あんな山、どうやって登るのだろうと思いつつ、十一ヶ岳を下ります。ここは長〜いロープと不安定な足場。しっかりロープを握りしめ、足場を確かめながら慎重に下ります。やっとこさ下り降りると吊橋渡りが待っています。ゆらゆらと渡り終えると、今度は十二ヶ岳の垂直の壁が待っています。ウヒョウヒョ、ムヒヒ、喜び勇んで鎖を握りしめます。足場を確かめ、鎖に身を任せ、垂直に近い壁を登ります。登りつき、クワルビへの道を分けると間もなく十二ヶ岳山頂に到着。
 下りはクワルビに向かいます。最初はロープを掴んでの急な下りですが、やがて緩やかな尾根道となり、最後のトラバース道はなんと通学路との事。集落に降り立ち、舗装道路をテクテク。文化洞トンネルに戻りました。

 河口湖温泉の立ち寄り湯は入浴料が高いので、笛吹市の「ももの里温泉」で汗を流しました。JAFの会員証を提示すると、笛吹市民の料金520円で入浴出来ます。
文化洞トンネル入口横の広いスペースは駐車禁止となっていました。
2014年05月07日 12:26撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:26
文化洞トンネル入口横の広いスペースは駐車禁止となっていました。
広まった路肩に車をとめました。
2014年05月07日 12:27撮影 by  NEX-3N, SONY
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広まった路肩に車をとめました。
登山口に入ります。
2014年05月07日 08:23撮影 by  NEX-3N, SONY
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登山口に入ります。
ヒトリシズカです。
2014年05月07日 08:23撮影 by  NEX-3N, SONY
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ヒトリシズカです。
タチツボスミレです。
2014年05月07日 08:24撮影 by  NEX-3N, SONY
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タチツボスミレです。
キスミレです。
2014年05月07日 08:29撮影 by  NEX-3N, SONY
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キスミレです。
日本一の富士の山が姿を見せて呉れました。
2014年05月07日 08:31撮影 by  NEX-3N, SONY
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日本一の富士の山が姿を見せて呉れました。
毛無山に到着です。
2014年05月07日 15:22撮影 by  NEX-3N, SONY
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毛無山に到着です。
山頂では富士桜、満開です。
2014年05月07日 08:32撮影 by  NEX-3N, SONY
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山頂では富士桜、満開です。
豆桜とも呼ばれ、小粒の可愛い花です。
2014年05月07日 08:33撮影 by  NEX-3N, SONY
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豆桜とも呼ばれ、小粒の可愛い花です。
富士桜の向こう、富士さんは雲に隠れてしまいました。
2014年05月07日 08:35撮影 by  NEX-3N, SONY
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富士桜の向こう、富士さんは雲に隠れてしまいました。
アセビです。
2014年05月07日 08:36撮影 by  NEX-3N, SONY
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アセビです。
毛無山からすぐに一ヶ岳を通過します。
これはラクチン。
2014年05月07日 08:38撮影 by  NEX-3N, SONY
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毛無山からすぐに一ヶ岳を通過します。
これはラクチン。
三ヶ岳の下り、最初のロープが現れます。
2014年05月07日 08:39撮影 by  NEX-3N, SONY
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三ヶ岳の下り、最初のロープが現れます。
四ヶ岳の下りです。
まだまだ序の口です。
2014年05月07日 08:40撮影 by  NEX-3N, SONY
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四ヶ岳の下りです。
まだまだ序の口です。
降りついた場所の九ヶ岳は単なる数合わせ。
2014年05月07日 08:43撮影 by  NEX-3N, SONY
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降りついた場所の九ヶ岳は単なる数合わせ。
クモイコザクラ?のお出迎え。
2014年05月07日 08:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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クモイコザクラ?のお出迎え。
横顔です。
2014年05月07日 08:45撮影 by  NEX-3N, SONY
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横顔です。
開き惜しんでいます。
2014年05月07日 11:54撮影 by  NEX-3N, SONY
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開き惜しんでいます。
十一ヶ岳への登りです。
ムヒムヒ。
2014年05月07日 11:55撮影 by  NEX-3N, SONY
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十一ヶ岳への登りです。
ムヒムヒ。
十一ヶ岳からの下りです。
なが〜いロープを握りしめ、足場を探しながら慎重に下ります。
2014年05月07日 11:58撮影 by  NEX-3N, SONY
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十一ヶ岳からの下りです。
なが〜いロープを握りしめ、足場を探しながら慎重に下ります。
下り降りた場所には吊橋が待っています。
2014年05月07日 11:59撮影 by  NEX-3N, SONY
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下り降りた場所には吊橋が待っています。
吊橋の向こうは垂直の壁。
2014年05月07日 12:00撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:00
吊橋の向こうは垂直の壁。
ゆ〜らゆら、両手を使って渡ります。
2014年05月07日 12:02撮影 by  NEX-3N, SONY
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ゆ〜らゆら、両手を使って渡ります。
ロープ、木の幹、根っこ、掴めるものは何でも掴みます。
2014年05月07日 12:03撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:03
ロープ、木の幹、根っこ、掴めるものは何でも掴みます。
ウヒョウヒョヒョ。
2014年05月07日 12:03撮影 by  NEX-3N, SONY
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ウヒョウヒョヒョ。
ウハウハハ。
2014年05月07日 12:05撮影 by  NEX-3N, SONY
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ウハウハハ。
ヒカゲスミレです。
2014年05月07日 12:37撮影 by  NEX-3N, SONY
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ヒカゲスミレです。
十二ヶ岳山頂に着きました。
2014年05月07日 12:17撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:17
十二ヶ岳山頂に着きました。
残念ながら富士山は雲の中。
2014年05月07日 12:07撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:07
残念ながら富士山は雲の中。
待っていると姿を現しました。本日精一杯の富士の姿です。ィヨ〜、ニッポンイチ!
2014年05月07日 12:15撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:15
待っていると姿を現しました。本日精一杯の富士の姿です。ィヨ〜、ニッポンイチ!
葛谷さんに撮って貰いました。
2014年05月07日 12:16撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:16
葛谷さんに撮って貰いました。
清楚です。
2014年05月07日 12:18撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:18
清楚です。
クモイコザクラかな?とも思いましたが、これはやっぱりコイワザクラでしょう。
2014年05月07日 12:19撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:19
クモイコザクラかな?とも思いましたが、これはやっぱりコイワザクラでしょう。
エイザンスミレです。
2014年05月07日 12:20撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:20
エイザンスミレです。
帰りの登山道にもヒトリシズカが。
2014年05月07日 12:21撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:21
帰りの登山道にもヒトリシズカが。
トラバース道を下るともう少しです。
2014年05月07日 12:22撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:22
トラバース道を下るともう少しです。
ミズヒキ、花の咲くのはもう少しあとです。
2014年05月07日 12:23撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:23
ミズヒキ、花の咲くのはもう少しあとです。
イカリソウです。
2014年05月07日 12:42撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:42
イカリソウです。
トラバース道はなんと通学路。
今でも使われているのかな。
2014年05月07日 12:25撮影 by  NEX-3N, SONY
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5/7 12:25
トラバース道はなんと通学路。
今でも使われているのかな。
撮影機器:

感想

 クラブ岳の葛谷代表にお誘いを受け、連休最後の日に登ることになりました。高速道路も一般道路も全く渋滞はなく、ちょっと前の天気予報では雨マークがついていましたが、今日はお日さんマークと雲マークに変わりラッキー。本日の参加者は、岐阜から3人、一宮から2人、小牧から1人、埼玉から1人の計7名です。男女比は葛谷代表も入れ4:4。
 毛無山という名の山、北海道にも岡山にもあり、富士山周辺だけでも天子山地と御坂山地に同名の山があります。今日は西湖から登る御坂山地の毛無山です。あんまり有り難くない名前ですが、わたしにはその気持ちがよく解かります。揶揄されてもケナサレても登りますよ。
 河口湖から見える富士山は、すっぽりと雲を冠っていました。
 毛無山、ピンクや白のフジザクラが満開でした。眼下に河口湖と西湖、正面に大きく富士山、ロケーション抜群。富士山を覆っていた雲は大分少なくなり、時折頂上が姿を表します。贅沢は云いません、今日はこれで満足です。
 十二ヶ岳への道、クモイコザクラが岩にへばりつき、健気に咲いています。清楚です。三ヶ岳から十二ヶ岳までは充実感が溢れます。とくに十一ヶ岳から十二ヶ岳までの間はスリル連続、スリルリル、とっても面白い縦走路でした。 
 ご一緒頂いた皆さん、とっても健脚。誰ひとり足を引っ張る人は無く、足並み揃えていち、に、さん、わたしも懸命について行きました。またどっかでお会いしたいと思います。有難うございました。
 「ももの温泉」入浴後、飲んだ生ビールの美味かった事。思わずお代わりしてしまいました。それでも足りずに缶ビールを二本したためて、同類のT氏と帰りの車中で盛り上がりました。葛谷さん、スミマセンデシタ。
 
 

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