白山は諦めて市ノ瀬から別山で夏の山スキー
- GPS
- 09:44
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:42
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
さて今日は白山で3週間ぶりの山スキーを〜と2時起きで自宅を出発。白峰の交差点を右折して白山公園線に入ると帰って行く車が何台か。もしかして別当出合は満車?と思いつつ念のため市ノ瀬から別当出合に向かうと続々と戻ってくる車。そして路駐の車、身動きできないバス、前は詰まり後ろも詰まってる、Uターンするにも路駐があってできない…と延々バックします。路駐の隙間でUターン。そこからの帰りもまだ登ってくる車との行き違いで往生。市ノ瀬まで戻ってくるのに25分を要しました。
そうすると近場の別の山にするか、別山かという選択肢ですが、やはり山スキーできる別山ということで市ノ瀬の無舗装の駐車場に停めます。続いてきたおじさんが、白山が初めてらしく、ここから別山を勧めましたがやはり狙いは百名山。頑張って別当出合まで追加で歩くそうです。
さて猿壁登山口まで舗装路を歩いてそこから木陰の登山道です。最初はスキー担いでも軽快に登れました。しかしチブリ尾根避難小屋が近づくにつれ脚が疲れてきます。小屋でしっかり休憩して暑い中御舎利山を目指します。ここまでくれば脚は棒のよう、ペースを落として歩くしかありません。
御舎利山では涼しい風も吹いて快適です。別山の山頂は賑わっているのが見え、ここでお昼にされてる方も多いです。私は小休止して別山を目指し、少し戻って2mほど笹を横断して雪渓に取り付きます。
雪渓は上から見ると途中で終わってそうでしたがいざ滑ると下まで繋がってました。目一杯行けるところまで行ってもいいのですが(笑)、斜度が緩いともう面白くないのでほどほどに。250m滑って、登り返しはウロコ板のまま緩いジグ切りで400mを15分ほどで。ウロコは斜度が強いところは滑りやすいので緊張します。
1本滑ったらまた重い板を担いでの下山です。登りも大変でしたが下りも長く感じます。登りには登頂や山スキーで滑れる!という楽しみが待っていますが、夏の山スキーはただ歩いて下山は帰るだけなのです。
水は白山のことを考えたものでパウチのフルーツとカップ麺のお湯も含めて3Lでは不足でしたから、下山時の水場が頼りです。寄ると上部の水場は水量が少なく、たくさん飲むのは水質的に難しそうなので下部の水場まで歩きました。こちらは水量豊富、よく冷えた湧水らしき水を頂きました。
市ノ瀬から別当出合への道路は路駐禁止なのですが、遠路はるばるやってきた身であれば他の車も停まってることも相まって路駐は当然の選択肢でしょう。私は白山には42回登ってますから市ノ瀬から別山という選択で問題なかった、その違いです。
人間は自分がこうしたい、という欲望、それが強ければ強いほどルールを守れなくなるものです。私も脚を棒にして担いだ山スキーで雪渓に渡るために笹の上を歩いているのです。どんな状況でもルールを守る、というのは余程の強い意志と決意がないとできないことなのかも知れません。
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