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Yamareco

記録ID: 446333
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

面白山高原駅−南面白山−小東岳−糸岳−二口峠−山寺駅

2014年05月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:52
距離
21.4km
登り
1,542m
下り
1,748m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:25面白山高原駅-9:45南面白山-11:10小東岳分岐-11:25小東岳-11:45小東峠-12:40石橋峠-13:45糸岳-14:15二口峠-16:45山寺
(GPSの軌跡は、小東峠付近までは実際のデータだが、予備電池紛失により、以降はマニュアルにより加筆したデータです)
天候 ずっと快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
7:09面白山高原駅着→17:13山寺駅発
コース状況/
危険箇所等
南面白山のゲレンデは時々(黒い)残雪があるも、ほぼ快適に登れる。登山道に入るとところどころ残雪。ゴロゴロ岩の道を登った先の谷沢にそった急な雪渓は、雪が緩く極めて登りにくい。軽アイゼンは役に立たず、時々踏み抜く。山頂付近は夏道を辿らないと、最後に大藪が待ち構える。小東峠までの道は、時々残雪があるが、特に危険個所は無い。糸岳から二口峠までの道は、カタクリ、菊咲イチゲ、シラネアオイが満開で急登、激下りを常に励ましてくれる。枯葉で滑るのであまり見とれてはいけない。山寺までの林道は、高度800メートル程度まで(特に日陰の場所)は、まだかなりの残雪があり、斜面を注意して歩く必要がある。
山菜ハンターはかなりいるようで、林道から見えるタラの枝先にの芽はほぼ皆無。
熊ヶ根駅から乗車します。真っ青な空です。
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熊ヶ根駅から乗車します。真っ青な空です。
面白山高原駅に到着しました。
面白山高原駅に到着しました。
これから登る南面白山を仰ぎます。
これから登る南面白山を仰ぎます。
まずは、ゲレンデの緩い坂を登ります。
まずは、ゲレンデの緩い坂を登ります。
使われていないレストハウスでしょうか。
避難用ハシゴの上の方を見ると。。
使われていないレストハウスでしょうか。
避難用ハシゴの上の方を見ると。。
結構なスズメバチの巣です。
これでは安心して避難はできない。。?
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結構なスズメバチの巣です。
これでは安心して避難はできない。。?
コスモスベルグの看板
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コスモスベルグの看板
面白山方面を振り返ります
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面白山方面を振り返ります
ゲレンデは南面白山の右の斜面に続く
ゲレンデは南面白山の右の斜面に続く
まだ開ききっていないキクザキイチゲの一団。あちこちに向いています
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まだ開ききっていないキクザキイチゲの一団。あちこちに向いています
残雪もゆるゆるです。
残雪もゆるゆるです。
左側の夏道に入ります。今日は〇マさんに会えるでしょうか
左側の夏道に入ります。今日は〇マさんに会えるでしょうか
林の中の気持ちの良い登山道です
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林の中の気持ちの良い登山道です
こちらはすっかり開いたイチゲの花
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こちらはすっかり開いたイチゲの花
雪が多くなってきました。去年はこの林の中の雪面を直登して、藪に難儀しました。
雪が多くなってきました。去年はこの林の中の雪面を直登して、藪に難儀しました。
今日は、右側の残雪のゲレンデを登ります。
今日は、右側の残雪のゲレンデを登ります。
南面白山登山道への分岐です。
南面白山登山道への分岐です。
雪はまあまあ、つぼ足で歩けます
雪はまあまあ、つぼ足で歩けます
カモシカの足跡でしょうか
カモシカの足跡でしょうか
気持ちのいい林の中の道を進む
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気持ちのいい林の中の道を進む
でも藪も出てきています。去年は藪と格闘しながらこの辺から這いあがりました
でも藪も出てきています。去年は藪と格闘しながらこの辺から這いあがりました
道は、ゴロゴロの岩だらけに
道は、ゴロゴロの岩だらけに
その先は、腐れ雪の雪渓です。雪を外すと泥土で滑ります。難儀した場所の一つです。
その先は、腐れ雪の雪渓です。雪を外すと泥土で滑ります。難儀した場所の一つです。
このような雪面は、簡易アイゼンより、ステップキックの方が効率的です
このような雪面は、簡易アイゼンより、ステップキックの方が効率的です
もうすぐ山頂です。
調子に乗って雪面を行くと、最後に超激藪に阻まれました。少し左側から夏道を行くべきでした
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もうすぐ山頂です。
調子に乗って雪面を行くと、最後に超激藪に阻まれました。少し左側から夏道を行くべきでした
左側には、白い月山と、右側の白い山々は葉山、御室山あたりでしょうか
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左側には、白い月山と、右側の白い山々は葉山、御室山あたりでしょうか
面白山方向を見ます。
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面白山方向を見ます。
南面白山山頂です。かっこいい大東岳をバックに
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南面白山山頂です。かっこいい大東岳をバックに
北東方向。泉ヶ岳、北泉ヶ岳、後白髪山などが見えます。
北東方向。泉ヶ岳、北泉ヶ岳、後白髪山などが見えます。
これは、朝日連峰
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これは、朝日連峰
再び、天空に浮かぶ月山
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再び、天空に浮かぶ月山
南西方向には飯豊連峰でしょう
南西方向には飯豊連峰でしょう
これから行く道。遠くには蔵王の峰々
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これから行く道。遠くには蔵王の峰々
拡大すると縦走の細い一筋の道。快適な道でありますように(んな訳はないかな。。)
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拡大すると縦走の細い一筋の道。快適な道でありますように(んな訳はないかな。。)
残雪も少しあるが、あまり役に立たない
残雪も少しあるが、あまり役に立たない
月山方向下には天童周辺が見える。典型的な盆地ですね
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月山方向下には天童周辺が見える。典型的な盆地ですね
通ってきた道。後ろには面白山
通ってきた道。後ろには面白山
笹薮と大東岳
蔵王に向かって。こんな道だけなら楽なんだけどね
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蔵王に向かって。こんな道だけなら楽なんだけどね
残雪と大東岳
時々残雪と倒灌木が行く手を遮る
時々残雪と倒灌木が行く手を遮る
そんな中、イチゲの群生が元気をくれる
そんな中、イチゲの群生が元気をくれる
淡い緑に包まれた大行沢
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淡い緑に包まれた大行沢
急激に高度を下げたら、小東岳が「中東岳」ぐらいに見えてきた。登るかどうか、少し考えた
急激に高度を下げたら、小東岳が「中東岳」ぐらいに見えてきた。登るかどうか、少し考えた
こんな感じで遮られる。障害物競走中。これは、右側を無理やり跨いだ
こんな感じで遮られる。障害物競走中。これは、右側を無理やり跨いだ
小東岳分岐から小東岳を臨む。
小東岳分岐から小東岳を臨む。
小東岳頂上まで200メートルだし、
小東岳頂上まで200メートルだし、
さて、行こうか
ここで、白糸の滝コースピストンの方とすれ違った
ここで、白糸の滝コースピストンの方とすれ違った
私と違ってはつらつとした感じだった(笑)。後姿を失礼して
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私と違ってはつらつとした感じだった(笑)。後姿を失礼して
小東岳山頂
南側に降りる道は無いんですね
南側に降りる道は無いんですね
小東峠。樋の沢への下り道
小東峠。樋の沢への下り道
山寺所部地区への道
山寺所部地区への道
山寺所部地区(120分)と書いてあるが、今日は糸岳制覇をミッションとしているので、初志貫徹
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山寺所部地区(120分)と書いてあるが、今日は糸岳制覇をミッションとしているので、初志貫徹
西側998メートルピーク下には、真っ黒なゴリラの顔のような岸壁が見えた
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西側998メートルピーク下には、真っ黒なゴリラの顔のような岸壁が見えた
ここからは、カタクリロード
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ここからは、カタクリロード
アップダウンが激しい
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アップダウンが激しい
石橋峠とあるが。。
石橋峠とあるが。。
東(石橋)方向は通行止め(というより、ただの藪)
東(石橋)方向は通行止め(というより、ただの藪)
西(遊仙峡)方向も崖崩れで通行止め
西(遊仙峡)方向も崖崩れで通行止め
糸岳へはある程度安定した雪渓を登れる
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糸岳へはある程度安定した雪渓を登れる
白糸の滝コースへの分岐点
白糸の滝コースへの分岐点
でも、結構な藪道みたいですね
でも、結構な藪道みたいですね
神室岳の雄姿
糸岳山頂付近は、残雪も乏しくなり、滑る道が体力を奪う
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糸岳山頂付近は、残雪も乏しくなり、滑る道が体力を奪う
糸岳への最後の登り
糸岳への最後の登り
二口峠への下りは、初めそこそこ快適な残雪下り
二口峠への下りは、初めそこそこ快適な残雪下り
雪庇の名残
激下りでめげそうになるが、シラネアオイの花に励まされる
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激下りでめげそうになるが、シラネアオイの花に励まされる
これは3姉妹。全てあっちをむいている
これは3姉妹。全てあっちをむいている
二口峠の駐車場
蔵王縦走コースも交差する
蔵王縦走コースも交差する
これから少しの間、林道は登りとなる。標高1,000メートルを超える道は、まだまだ残雪がいっぱい
これから少しの間、林道は登りとなる。標高1,000メートルを超える道は、まだまだ残雪がいっぱい
途中、サルの軍団が歓迎してくれるが、落石防止ネットの中に入った子ザルが、脱出できない自ら動物園状態となり、こっちを見つつじっとしていた
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途中、サルの軍団が歓迎してくれるが、落石防止ネットの中に入った子ザルが、脱出できない自ら動物園状態となり、こっちを見つつじっとしていた
しかたなく、雪面に登る
しかたなく、雪面に登る
二口ゲートの標識
二口ゲートの標識
ゲート自体には雪なし
ゲート自体には雪なし
これから、山寺に下る。電車の時間が気になってきた
これから、山寺に下る。電車の時間が気になってきた
雪でいたんだガードレール
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雪でいたんだガードレール
林道は、ねじれながらこの谷に降りて行く
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林道は、ねじれながらこの谷に降りて行く
北側斜面はこのように大量の雪が残る
北側斜面はこのように大量の雪が残る
これでは、雪の斜面を行くしかない
これでは、雪の斜面を行くしかない
結構長い雪面トラバース
結構長い雪面トラバース
多分、雪崩れで壊れたガードレール
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多分、雪崩れで壊れたガードレール
この辺の残雪は1メートルを優に超えている
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この辺の残雪は1メートルを優に超えている
林道がターンすると、斜面も方向を切り替える
林道がターンすると、斜面も方向を切り替える
小走りで下って、いい加減疲れてきた
小走りで下って、いい加減疲れてきた
情報斜面の白い横線が降りてきた林道
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情報斜面の白い横線が降りてきた林道
見上げれば、ガードレールの筋が3つ
見上げれば、ガードレールの筋が3つ
少し遠くから。車のための道路なので、登山者には極めて非効率的(だが、しかたがない)
少し遠くから。車のための道路なので、登山者には極めて非効率的(だが、しかたがない)
倒木が道を塞いでいる
倒木が道を塞いでいる
ここにもゲートがあるが、開いていた
ここにもゲートがあるが、開いていた
山寺側の林道起点のゲートが見えてきた。ここで車がブロックされている。
山寺側の林道起点のゲートが見えてきた。ここで車がブロックされている。
高沢馬形ゲートと言うらしい
高沢馬形ゲートと言うらしい
ゲートを振り返る
ゲートを振り返る
さらに下って、遊仙峡への分岐点。去年はここが閉じられていた
さらに下って、遊仙峡への分岐点。去年はここが閉じられていた
北の山の斜面に奇妙な石。急いでいてもついつい撮りたくなる
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北の山の斜面に奇妙な石。急いでいてもついつい撮りたくなる
民家が見えてきて、電車時間に間に合うことを確信
民家が見えてきて、電車時間に間に合うことを確信
よって、例の石のアップ。モアイ像のようだ。
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よって、例の石のアップ。モアイ像のようだ。
これはまた年季の入った。。
これはまた年季の入った。。
人工的な美
シダレウメ? 紅白の花が一度に咲いている
シダレウメ? 紅白の花が一度に咲いている
山寺芭蕉記念館。やってないのかな? ここのベンチでしばし休憩し、着替えと栄養補給させて頂いた
山寺芭蕉記念館。やってないのかな? ここのベンチでしばし休憩し、着替えと栄養補給させて頂いた
山寺の街並みが近づいてきた。間に合ってよかった。
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山寺の街並みが近づいてきた。間に合ってよかった。

感想

 前日の友人一家との夕食会で飲み過ぎ、不十分の体調のままであったが、今日を逃すと中々時間が取れないという強迫観念から、面白山駅から二口峠まで、北蔵王縦走路を歩いてみることにした。昨年は、小東峠から樋の沢に降りて、二口温泉まで歩いたが、今回は、その先を二口峠まで行き、林道を山寺に下るルートだ。主なミッションは、昨年未踏だった小東岳登頂と糸岳登頂である。このところ、南面白山のレコがないので、結構大変なのかと心配したが、かなりの藪漕ぎ、倒木との戦いや状態の悪い雪面の箇所はあるものの、これからは夏の登山が楽しめるようになる感じだった。ただし、このルートのアップダウンは半端なく、もう一度行こうと思うためには、心のケアーが必要だ(笑)。
 山寺駅の最終電車はかなりあるので、ヘッ電覚悟であればどうにでもなるのだが、何となく15時台の電車に間に合うかもしれないと気楽に考えていた。いつもは、最初の登り2時間ぐらいが調子がでず、体が重い感じがするのだが、今回は体調の割には調子よく南面白山山頂に着いた。しかし、その後の急降下と激登を繰り返していると、スタミナ切れをおこし、腿の後ろの筋肉の痙攣など、いつもと違う感じだった。軽い行動食と真水のみで9時間歩くのはやはり無謀で、体調管理をしっかりしなければと反省した。
 今日は小東岳で白糸の滝コースからの方にお会いした。登山者はその一人だけだが、山菜ハンターには面白山スキー場で1人、林道で2人にあった。林道の脇道には数台の駐車があった。

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