白鳥山−海から登る

2014年05月11日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,581m
• 下り: 1,582m

コースタイム

栂海新道登山口8:07〜9:15入道山〜9:29二本松峠〜9:46林道交差点〜10:25尻高山10:35〜11:07坂田峠〜11:33金時坂の頭？〜13:22山頂14:30〜14:48山姥平〜15:48坂田峠〜16:24尻高山〜16:48林道交差点〜17:01二本松峠〜17:15入道山〜18:10栂海新道登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北陸道親不知ICから国道8号を富山方面に向かって天険トンネル東口脇の天険コミュニティ広場（親不知観光ホテル下）に無料駐車場。20台くらいは大丈夫そうです。栂海新道登山口は国道8号を越えた向かい側にあります。海から登りたい人は駐車場から標高差80m、距離にして400m歩けば海抜0mに達する階段、通路があります。往復で30分弱でしょうか。

コース状況／危険箇所等

【栂海新道登山口〜坂田峠】
歩きやすく、アップダウンも気にならないやさしい道です。標高が低いこともあり最初は汗をかきます。二本松峠のあたりは風が通るようで、汗が冷やされて思いのほか肌寒い思いをしました。

【坂田峠〜シキ割付近】
登り始めはなかなか急（金時坂）ですが補助ロープ(使いませんでしたが)や階段もあり、ゆっくり歩けば問題ありません。
シキ割り手前から雪が残っています。雪の残っている沢？を越えて向こう側に行くのが夏道（赤い印があったので私はこっち）のようですが沢伝いに行くことも出るようです(足跡あり)

【シキ割付近〜山頂】
ここからは頂上まで雪が残っており（アイゼン等不要）、ところどころ夏道を歩きますが、足跡を見失わないよう、また赤ペンキや赤リボン、青リボンを探しながら歩けば問題ないでしょう。

写真

5/11 18:11

天険コミュニティ広場駐車場にある像。
道路の向こう側に登山口が見えます。

5/11 8:07

駐車場（海抜80mだそうで）から国道8号を横断して登山口に。

5/11 18:11

前の写真の階段を上がってこの擁壁の裏を通ります。

5/11 8:22

坂田峠まではこんな感じの気持ちいい道です。

5/11 8:56

坂田峠まではチゴユリをよく見かけました。

5/11 9:15

入道山448m

5/11 9:30

看板の裏にしっかりしてそうな道があり、地図を見る限り上路の集落にたどり着けそうです

5/11 9:29

二本松峠の説明

5/11 9:45

あれが目指す山かと思いきや全然見当違い。
でも、緑が気持ちいい。

5/11 9:46

林道との交差点に出ます

5/11 16:48

林道を横断して梯子を上ります。

5/11 9:49

富山県側のあの山は？
林道との交差点にて。

5/11 9:51

ムラサキケマン（紫華蔓）

5/11 10:05

ミツバツツジ（三葉躑躅）

5/11 10:17

落下した猿の腰掛？
腰あたりの骨かと思った

5/11 10:20

タムシバ（田虫葉）

5/11 10:20

ツバキ（椿）
雪椿？藪椿？

5/11 10:22

イワウチワ（岩団扇）

5/11 10:25

尻高山到着

5/11 10:29

遠くにう~っすらと三角頭の米山が見えるのですが、コンデジ＆PCではダメか。人間の目のほうが優秀である。

5/11 10:36

尻高山から日本海

5/11 11:01

左が黒姫山のようです。
黒姫山は他にもあったなぁ。

5/11 11:03

坂田峠手前から。
あれが頂上かとまたしても希望的観測で大間違い。
頂上まで標高差600m以上あるのにこんなふうに見えるわけないのに。あそこは金時坂の頭でしょうか。

5/11 11:07

坂田峠に付きました

5/11 11:07

芸者街道、いいですねぇ。
車夫は大変だったでしょうけど。

5/11 11:08

またしてもスミレ。
○○スミレと書かざるを得ない

5/11 11:08

坂田峠にカタクリが咲いていました
頂上まで時々見かけました

5/11 11:09

キクザキイチゲ（菊咲一華）

5/11 11:17

ピンボケでわからない。
特徴ある形をしているのに残念

5/11 11:33

坂を登りきったところで発見。
金時坂とかろうじて読める。その下は矢印なのか文字なのか判別できず。

5/11 11:56

頂上へ向う途中で視界が開ける。
あっち方面で高い山といえば、焼山、火打、妙高の山塊のはず。

5/11 12:58

小屋が見えてきました

5/11 13:04

なんかいい感じで立っていたので

5/11 13:31

到着です。
小屋の裏に看板があります。

5/11 13:41

山頂にて。
左に妙高方面が写っていますが、右側の山々がわからないorz

5/11 13:11

山頂から南南東方面
あの奥の山はどこだ？

5/11 13:30

アップ

5/11 13:28

妙高方面

5/11 13:28

前の写真の左側アップ

5/11 13:28

同じく右側アップ

5/11 13:34

左側のこの山が気になる。
焼山か？

5/11 13:33

黒姫山が目の高さに。

5/11 13:33

来し方を振り返る。

5/11 13:32

富山湾を望む。
奥は水平線ではなく能登半島です。ちょっと色が濃いです。
機械は駄目ね。見たとおり写さんかい。

5/11 13:52

白鳥小屋にて本日の昼食
またまたローソンで揃えたお手軽ハンバーグセット
今日はロングウォーキングなので肉じゃがを奮発

5/12 13:48

小屋の周りで咲いていたカタクリ。

5/11 14:48

山姥平の標識
上りの時は気付かず
下山時は「金時坂」に気付かず

5/11 15:26

ショウジョウバカマ（猩々袴）

5/11 16:15

コシアブラ。いい感じです。
後ろにピントがあってしまった。コンデジは思うように扱えないorz

5/11 16:17

同じくコシアブラ。
これだけ伸びてもおいしく頂けました＞天ぷら

5/11 17:10

ツクバネウツギ（衝羽根空木）

5/11 17:22

行きは下を向いていたチゴユリが帰りは上を向いていました。

5/11 17:53

ツクバネウツギ（衝羽根空木）
写真では白っぽく見えますがクリーム色に見えました。日が傾いたせい？

5/11 18:29

駐車場から海まで階段&通路があり、途中昔の北陸本線親不知トンネルの遺構があります。

5/11 18:30

あんなところにコンクリートの階段が。

5/11 18:30

海からはここを上って行きます

5/11 18:33

前の写真の階段登り口付近に咲いていた花。
名前分かりません。

5/11 18:38

駐車場から海までシャガが咲いてます。
こんなにあちこち咲いている花だったのか。。。。

5/11 18:39

フラッシュで花だけ浮き彫りに。
可憐なシャガが妖しげに見えます。

5/11 18:41

ヤブジラミ（藪虱）であってるかなぁ。

撮影機器：

DSC-W630 SONY

DSLR-A100 SONY

装備

個人装備

レインウェア

1

フリース

1

ツェルト

1

ファーストエイド

1

ヘッデン

1

ストーブ

1

コッヘル

1

感想

レッズ

北アルプス最北端の1000m峰の白鳥山。積雪時に挑戦しそびれたので坂田峠まで車で行ける時期まで待ったのですが、どうせなら海から登ってやれとばかりに親不知から歩きました。
下山時に海岸へ下りて上り返したので厳密には海抜0mから登ったわけではありません。駐車場と海との標高差は80mと看板に書いてありました。
地図上でルートを確かめ、昼食に1時間とっても全部で10時間で戻ってこれるなと踏んだのですが、まさしくその通りになりました。ただ、またもや寝坊したので出発時間が1時間ほど遅れましたが。。。。
前日に富士写ヶ岳へ行ってきたので、今日は距離が長いし足が持つかな？明るいうちに帰ってこれるかな？ダメだったら坂田峠で引き返して後日そこからまた登ろう、とか考えながらスタートしたのですが、なんとか日が沈む前に戻ってこれました。（この時期18時過ぎても明るいのでさほど心配はしていませんでした）
950m以上は雪が夏道のほとんどを隠しているので好きに歩けることは歩けるのですが、初めての場合はマーキングや足跡を頼った方が無難です。
それ以下のところではもう十分春なのですが、花の種類はそんなに多くないです。登り始めに根曲がり竹がそこそこあるのですが、登山道際ではすでに食用には向かないくらい大きくなっていて、じっくり探せばあるのでしょうがそこまで時間を取りませんでした。
久々のロングウォーキングに充実感を覚え、無事の帰還をいつものように山の神様に感謝して山行を終えました。