諦めた後にひとときの青空。塩見岳
- GPS
- 11:37
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,136m
- 下り
- 2,132m
コースタイム
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 11:36
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
百名山59座目は塩見岳。夏山シーズンになり、6年目に突入した百名山シリーズを再開する。
【いきさつ】
未踏の百名山は42座となり、残された山は自宅から700km以上離れた遠隔地の山か、○○アルプスと呼ばれる3000m近い山、火山で規制の山しかない。どれも一筋縄ではいかず、以前のように気軽に日帰りで登っていた百名山登山が懐かしい。さて、今シーズン第一弾は塩見岳。歩行距離は25km近くあり、累積標高差も2100mを超えるが、頑張れば何とか日帰りができる。シーズンはじめに自分の体力を試すにはちょうどいい。暑さに備えて水を2リットル積み、雨具、防寒着、行動食もフル装備で挑戦した。また、電動自転車と車中泊を併用する初めての登山となるので積み方もいろいろ工夫した。
【自宅〜鳥倉駐車場】
今後の遠隔地登山への長時間運転と経費節減を想定して、行きは下道を使った。茅野市から国道152号線に入るが、高遠市を過ぎるとすれ違いに苦労するほど道が細くなり、アップダウンとカーブもきつくなる。最終コンビニはセブンイレブン高遠小原店。大鹿村から駐車場までの道はカーブはあるが道幅が広いのでそれほど苦にならない。8時間半かけて17時45分ごろ到着した。すでに7割近く埋まっていた。
【鳥倉駐車場〜鳥倉登山口】
夜間に走るので落石や堆積物を気にしたが、全く問題なく走れた。行きは16分、帰りは9分かかった。
【鳥倉登山口〜三伏峠】
登り始めてしばらくして雨が降ってきた。雨具をつけての夜間歩行は初めてだったので緊張した。明るいヘッドランプを使ったが、光が分散するのかいつもより光量が足りなかった。木の橋を何回か歩くが滑りやすいので慎重に歩いた。帰りもパラパラ雨が降ったが、下りの橋は特に滑った。
【三伏峠〜塩見小屋】
2600m前後のアップダウンのある道をひたすら歩く。天気が悪かったので眺望がなかったが、好天でも樹林歩きが長い。
【塩見小屋〜頂上】
山頂付近の岩稜地帯はそれほどきつくない。個人的には昨年の鳥海山の方が苦労した。
【ふりかえって】
予報では3連休の中日は天気が回復しそうだったのでトライしたが、あいにくの曇りと雨で満足度はやや低い。でも少しだけ晴れ間が出たのが救いとなった。12時間近い山行は久しぶりで、いつもより重い荷物で肩が痛くなった。悪天候ということもあったが、快適な登山を目指すなら、10時間越えはやめた方がいいのかもしれないと感じた。
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