犬切峠から石保戸山、新緑を満喫
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 749m
- 下り
- 747m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
犬切峠までの旧道は荒れているが迷うことはない。 石保戸山への稜線は切り開きの稜線で開放感があり快適。しっかりした道はないがどこでも歩ける。 地形図では山頂から西に延びる破線があるが薮である。南に延びる尾根筋の切り開きを下ったほうが良い。 下山路は2本あり尾根筋のルートを取ったが、地図にない新しい林道の切通に突き当ってしまう。擁壁で阻まれ下ることはできない。擁壁上端まで土の斜面を下りた足跡はあったが危険なのでやめたほうがよい。少し引返すと尾根筋右手に踏み跡があり、これを辿ると擁壁の切れ目に降り立つことができる。 |
写真
感想
以前、犬切峠から藤尾山に登ったことがあり、紅葉がたいへん美しかったことを覚えている。今回はシーズンを変え、新緑を楽しみに尾根筋を逆方向に石保戸山まで歩いてみようと思い立った。
高橋に車を停め、犬切峠まで旧道を辿ったが、整備されていず歩きにくい箇所があった。道標も全くないので地図をよく見て歩く必要がある。これは今回のルートすべてに言えることだ。
石保戸山に続く稜線は予想を遥かに上回る美しさだった。二本楢を筆頭に立派な樹木も多い。新緑が青空に映えて思わず見とれてしまい立ち去りがたく、予定より時間がかかってしまう。ルートは全て尾根筋の切り開き(防火帯)なので開けていて展望が良い。
石保戸山からは地形図上の山道を通らず、切り開き沿いに南に下る。正面に富士山が見える。ほどなく右からトラバース道が合するのでこれに入る。ここからは地形図の破線通りに行く。200mほど先で左に下る道に入り、さらに分岐(T字)を右に入る。左は山腹を巻きながら下る道で、こちらも明瞭に切り開かれているようだ。快調に下ったが、なんと地図に出ていない林道に突き当り、崖(擁壁)に阻まれとても降りられない。仕方なく標高差で70mぐらい登り返すと、尾根筋を南西方向に下る踏み跡を見つけた。この道を外さないように辿ると、右に巻き気味に沢筋の台地に降り立ち、林道の擁壁の切れ目に出ることができた。
実はこの林道を高橋への道と思い込み、左(東)に歩いていたところ、追い越してきた軽トラのおじさんに声をかけられた。なんと、この道は出来たばかりの新道で、このまま行くと犬切峠に至るので、高橋に下るには逆方向だと教えていただいた。これには助かった。なるほど、逆方向に戻ると高橋川沿いの林道に出ることができ、さらに45分ほどで、今朝駐車した場所に戻ることができた。
このコースは整備したら最高のハイキングルートになると思う。冬は山スキーができるんじゃないか?でも今のまま静かでいてもらいたいのが本音。
追記:3台のオフロードバイクが犬切から走って往復していました。バイクはフカフカに苔が生えた尾根、ツワブキやスミレを傷めつけていました。まあ、登山者も同類ではありますが、バイクのほうが明らかにダメージは大きいようです。しかしこんないい山を、バイクで走り過ぎる人の気が知れない。石尾根でも出会ったことがあるけど、禁止できないんでしょうか?
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