夕照の焼岳—大雲海に浮かぶ峰と沈む夕陽—


- GPS
- 04:44
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 828m
- 下り
- 806m
コースタイム
天候 | 霧→快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車台数に限りがあるので、朝〜午前中到着の場合満車の可能性が高いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日お昼過ぎまで降った雨の影響で、広場までの樹林帯は泥濘箇所多数。 |
その他周辺情報 | 21時以降で営業している施設はほぼありませんが、唯一夜中も入浴可能なさわんど温泉 ともしびにて入浴。露天風呂入口の料金箱に入浴料¥300を投入して入浴。 源泉掛け流しのお湯が身に沁みます。 |
写真
下部は雲の中で、トレーニングのつもりだったので霧が取れなくても仕方ないなぁと半ば諦めていましたが、次第に晴れてきてテンションが上がります。
感想
23日の北アルプスは日本海を進む低気圧が遠ざかる午後からが登山日和。
24日も晴れる予報でしたが、朝から地区の清掃活動に参加する予定があったので、23日にトレーニングと夕涼みの散歩を兼ねて焼岳頂上に夕陽を見に行く事にしました。
自宅を14時過ぎにのんびり出発。15時半前に登山口に着くと、気温19℃で快適な陽気。15:50に登山口を出発。
登りは灼熱を覚悟していましたが、雲の中で涼しく快適でした。
ですが、下山される方に聞いた話ではお昼過ぎまで土砂降りだったようで登山道は泥濘地獄。足下に気を遣いながら進みます。
広場を過ぎた辺りから雲を抜けて、青空が広がります。更に眼下には一面に浮かぶ雲海が。テンションマックスで思わずペースが上がります。
頂上に着くと滝雲が流れる稜線の先に槍穂高がクッキリ見えて素晴らしいの一言。
誰も居ない貸切の頂上で、陽が傾いてゆく様をのんびり眺め、時折押し寄せるガスが織りなす風景を写真に収めたりしながら夕刻を待ちます。
次第に山が夕焼けに染まり、一面に広がる雲海を見事に紅く染め上げ落陽してゆく様は鳥肌が立つほど美しく、言葉で表現出来ない素晴らしさでした。
ですが、下山はナイト。蛍の光が流れる山頂に後ろ髪を引かれながら下山。
ヘッデンの灯りは明るく、霧の中で若干見通しの悪い区間はあったものの、難なく下山しました。
夜間の下山になる為、とてもおすすめは出来ませんが、焼岳から望む夕景は大雲海という好条件を抜きにしても素晴らしいものでした。
新中ノ湯登山口に下山したのは20時半過ぎ。この時間でも車中泊される方が続々到着して駐車場は8割程の駐車率。
「この時間ではどこも入浴は出来ないかや?!いや、さわんど温泉に一軒だけ夜中も日帰り入浴出来る施設があるだ! だいじょ!だいじょ!」
と自問自答しながらともしびに向かう事に!
運良く独泉。温まる温泉と薄暗く何とも言えない小気味良い雰囲気に癒され、まさに灯の温泉に癒され、帰路に着きました。
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