利尻山(過去レコ)
- GPS
- 11:30
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,562m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 11:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船 飛行機
空港から宿泊した民宿・雪国の送迎バスを利用。 登山当日は宿の送迎バスで登山口まで。 下山後も送迎バスで宿まで。 翌日はやはり送迎バスで鴛泊港まで送ってもらった。その後船で礼文島へ向かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが、9合目から上は火山灰が降り積もった、やや急でザレた斜面が続きます。整備されているので歩きにくいいことはありません。 |
その他周辺情報 | 登山口近くの甘露泉水は冷たくて非常においしいです。 |
写真
感想
17年前、子供連れで利尻山に登る予定だったが、雨で断念した経緯がある。今回は長年の夢をかなえるべく、利尻島へ飛んだ。
新千歳から利尻島への飛行機は季節便で、天候によっては欠航があるので、1週間ほど前から天気予報とにらめっことなった。
前日まで濃霧で欠航していたので、欠航に備えてJR経由で新千歳空港から稚内まで行き、1泊し、翌朝の船便で利尻島に行くことを考えていた。稚内の宿には事情を話してキャンセルもあり得ることを了承してもらって、予約した。
当日、新千歳に向かう機内でその日の運航を知り、一安心もつかの間、利尻に向かう機内で強風のため引き返す可能性があるとのアナウンスでヤキモキ。結果的に無事着陸できたので幸いだった。
利尻では鴛泊港から車で10分弱の雪国に2泊した。
ここは利尻山登山者の為様々な便宜を図っていて大変ありがたかった。
空港から宿まで、宿から登山口までの往復、宿から鴛泊港までを送迎してもらった。現地では公共交通機関が無いに等しいので、タクシーかレンタカーを利用するしかない。
利尻山は標高1719mだが、登山口は160mほどなので、標高差で1500m以上あり、本州の3000m級の山に登るのとあまり変わらない。
裾野が広いので歩き始めは緩やかだが、徐々に傾斜が増してゆく。途中に展望スポットがあるが、基本的に眺望は無い。8合目長官山に至って初めて山頂部の全容を望むことができる。
すっきりとした山容で気高さを感じられる。厳しい気候に耐えてきた強さも感じることができた。8合目からわずかで避難小屋がある。そこからはだんだんと傾斜が増すが、展望が開けるので気分的には楽だ。9合目からはザレた急斜面となるが、よく整備されていて歩きにくさは感じない。
さらに登っていくと、ローソク岩が見えてきて、山頂は近い。
山頂には祠があって、漁業に従事している人たちの奉納品が沢山あった。
南峰は立ち入り禁止になっているので、北峰で大休止してきた道を下って行った。8合目長官山で山頂部を見納めして、あとは長い下りに耐えて、飲んだ甘露泉水の味は忘れられないおいしさだった。
宿のバスに迎えてもらって、入浴後、ウニなど地元の食材をたっぷりと楽しませていただいた。
(2022年7月 記)
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