上松Aコースから木曽駒、宝剣岳、千畳敷へ

2022年07月22日(金) 〜 2022年07月23日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 13.2km
• 登り: 2,355m
• 下り: 626m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:10

11:30 スタート地点
12:20 12:30 上松Ａコース登山口
12:50 敬神ノ滝小屋
14:40 金懸小屋
14:40 宿泊地

2日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:00

5:10 宿泊地
8:00 木曽前岳
8:20 8:30 玉乃窪山荘
9:00 頂上木曽小屋
9:10 9:30 木曽駒ヶ岳
10:10 10:20 宝剣山荘
10:40 宝剣岳
11:10 乗越浄土
12:10 ホテル千畳敷
12:10 ゴール地点

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

名古屋　9:00発（特急しなの）
中津川　9:50着
　　　　10:00発（中央本線普通）
上松　10:55着
　　　11:17発（上松町コミュニティバス芦島線　月・金曜のみ運行）
徳原集落入口　11:30頃着

駒ヶ岳ロープウェイと駒ケ根行バスは30分毎。混雑時は臨時便あり。
駒ケ根バスターミナル　16:25発（伊那バス名古屋線）
名鉄名古屋バスターミナル　19:11着

気候変動問題や交通機関の維持の問題が深刻です。感染対策はしっかり取った上でできる限り公共交通機関の利用をお願いいたします。

JR東海　https://jr-central.co.jp/
上松町コミュニティバス　http://www.town.agematsu.nagano.jp/gyousei/kurashi/jiminfukushi/seikatsukankyo/communitybus.html
中央アルプス観光　https://www.chuo-alps.com/
伊那バス　https://www.ibgr.jp/

コース状況／危険箇所等

よく整備された明瞭な登山道。宝剣岳は難しくはありませんが高度感があって怖いので岩場歩きに慣れない人にはお勧めしません。

その他周辺情報

上松駅前に食堂が幾つかあります。
千畳敷ホテルにはレストラン、カフェがあります。しらび平にもお土産、軽食があります。駒ヶ根駅・バスターミナル周辺は商店街になっていて、飲食店、スーパー、ホテルがあります。

写真

7/22 10:56

上松駅下車

7/22 11:00

御嶽海推し

7/22 11:06

駅前で腹ごしらえ

7/22 11:17

コミュニティバスに乗ります。自由乗降なので降りるところを運転手さんに伝えます。

7/22 11:30

右、徳原の方へ

7/22 11:35

木曽駒へは左。右に行くと駒ヶ岳神社。

7/22 11:44

江戸時代創建とのことです。安全祈願しておきます。

7/22 11:52

真ん中の尾根がこれから上る上松Aコース。

7/22 11:52

風越山

7/22 11:55

だそうです。

7/22 12:01

タマアジサイ

7/22 12:06

キバナノヤマオダマキ

7/22 12:21

Aコース登山口。信仰登山の石碑が多数。

7/22 12:22

登山届を提出

7/22 12:31

7/22 12:33

右に入りすぐ左へ

7/22 12:34

砂利の林道を進み

7/22 12:35

右の川を渡ります

7/22 12:35

7/22 12:56

敬神の滝小屋

7/22 12:56

没しないで……

7/22 13:02

敬神の滝

7/22 13:46

植林帯を抜けると広葉樹林

7/22 13:50

カニコウモリ。亜高山帯に来たという気分が盛り上がります。

7/22 14:23

林相も針葉樹林に

7/22 14:30

トリアシショウマ

7/22 14:32

コメツガ林

7/22 14:40

崩壊地ですがそんなに危なくはないです。

7/22 14:43

金懸小屋。ここで泊まらせていただきました。九州から来たというお二人と同宿となりました。

7/22 14:50

内部

7/22 14:55

何故かラノベが

7/23 5:12

夜明け

7/23 5:19

小屋前から三ノ沢岳

7/23 5:21

小屋から少しいった所に水場がありますが汲みにくそうです。

7/23 5:30

胸突き八丁

7/23 5:41

コケの森

7/23 5:53

宝剣岳と三ノ沢岳

7/23 6:10

7/23 6:15

ゴゼンタチバナはかわいらしいですね

7/23 6:17

遠見場。不動明王が祀られていました。特筆するような展望はありませんでした。

7/23 6:20

天の岩戸。

7/23 6:22

七合目から展望。木曽の街が意外に近く見えます。

7/23 6:25

シラビソ林になりました。

7/23 7:02

八合目

7/23 7:14

この辺りからハイマツが出てきます

7/23 7:14

ハクサンシャクナゲ

7/23 7:19

左の木曽前岳方面へ。右は巻道

7/23 7:25

ヨツバシオガマなど

7/23 7:32

ロープ場があります。こういう岩塊は氷期の凍結破砕作用で生まれ、ハイマツ帯の分布に影響しているのことです（小泉武栄『日本の山と高山植物』より）。

7/23 7:40

タカネグンナイフウロ

7/23 7:43

ミヤマダイコンソウ

7/23 7:45

ヒメウスユキソウ。エーデルワイスの仲間で木曽山脈の固有種。

7/23 7:48

花いっぱいの登山道

7/23 7:49

左は麦草岳方面。崩壊していて通れないようです。

7/23 7:57

ツガザクラ

7/23 7:57

ナナカマド

7/23 8:01

チングルマは小さいですが樹木とのことです。よく見ると確かに。

7/23 8:04

木曽前岳。小雨が降ってきました。ハイマツや草の露もあり、雨具の下を着けて着ておいて正解でした。

7/23 8:05

前岳の山頂に窪地があります。

7/23 8:07

清楚なハクサンイチゲ

7/23 8:08

少し崩壊地が

7/23 8:09

ウサギギク

7/23 8:16

チングルマの綿毛

7/23 8:18

玉の窪山荘の近くですが、階段状構造土ですかね？

7/23 8:18

コイワカガミ。確かに比良や大峰で見るイワカガミよりだいぶ小さいです。

7/23 8:20

玉の窪山荘

7/23 8:47

木曽駒への登りで少し青空が

7/23 8:48

木曽前岳方面

7/23 9:00

7/23 9:10

7/23 9:11

木曽駒ケ岳山頂。急に人が沢山。

7/23 9:17

伊那前岳

7/23 9:35

中岳。人が列になって歩いています。

7/23 9:44

コマクサ。木曽山脈では薬草として採られて一度絶滅し、今あるのはまた植えた物とのことです。ライチョウも一度絶滅したのを他の山から連れてきて増やしてるそうです。貴重な動植物を滅ぼさないように反省しなければなりませんね。

7/23 9:45

コマクサを撮るにも並びます。

7/23 9:53

中岳への登りから木曽駒

7/23 9:57

中岳から宝剣岳。

7/23 10:15

天狗岩

7/23 10:18

宝剣山荘内部トイレを借りました（200円）。麺類など食事もできます。

7/23 10:47

宝剣岳へ

7/23 10:48

山頂。この岩塔が最高地点のようで上に立つ人もいますが、順番を待つし怖いので登りませんでした。

7/23 10:50

いや怖い。

7/23 10:53

足場や鎖はあるんですが高度感はあります。

7/23 11:11

乗越浄土。

7/23 11:30

毛があるのでチシマギキョウですね。

7/23 11:36

人が多すぎて渋滞してます。

7/23 11:46

千畳敷を見下ろす。

7/23 11:50

お花畑は綺麗です。シナノキンバイとハクサンイチゲ。

7/23 12:01

コバイケイソウも

7/23 12:03

剣ヶ池

7/23 12:04

ここまでくると完全に観光地です。

7/23 12:10

千畳敷駅

7/23 12:43

日本最高標高の駅なので、多分日本で一番高い所にある改札と運送約款です。

7/23 15:51

駒ケ根駅前の食堂「水車」で絹の花（蚕の蛹）を食べてみました。味噌の詰まったエビみたいで美味しいですね。

7/23 15:54

おそばも美味しかったです。

7/24 10:32

駒ヶ根駅前のスーパーで購入したお土産。こういう観光客向けではないローカル食文化が好きです。

撮影機器：

SCV48 samsung

感想

山石

大阪から1泊2日で行ける高山帯のある山ということで木曽駒ケ岳に行ってきました。天気は今一で展望はあまりありませんでしたが、高山植物の花は盛りで心癒されました。上松Aコースは人里の神社から登る明治から戦前の登山を彷彿とさせるような歴史の香りのする静かな山ですが、駒ヶ岳から千畳敷はいかにも大衆化・観光化した戦後の山といった感じで、全く別世界のようでした。宝剣岳や八丁坂では行き違いの渋滞が発生していたので、ハイシーズンは幾らか時間に余裕を持っておいた方が良いですね。