伊吹山に一合目から再挑戦
- GPS
- 07:55
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,136m
コースタイム
→13:20九合目→13:40山頂(休憩)
14:00下山→15:40三合目→17:10登山口
(いつものスローペースと、下山途中から新しい靴の不具合によるペースダウンの約8時間)
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
近江鉄道湖国バス 8:45発→9:05伊吹登山口(平日) (土・休日は8:07発有) 片道¥2,170 復路 (1本前は16:05発)17:30伊吹登山口発→17:44 JR近江長岡駅着 17:55発近江長岡→米原→JR東海道本線→名鉄線→20:06バス停→自宅 ※この日バスの乗客は往路3人、復路1人でした(車で来た人の方が多い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
2014年5月より入山協力金300円の徴収ポストが登山口に設置されました。 登山届のポストもここにあり、三之宮神社脇に駐車場数台分。 登山道はよく整備され、ほぼ1本道ですが、 一合目、二合目、三合目は一般車進入禁止の林道が交差している。 (下山時、二合目から松尾寺と林道に行きそうになった) スキー場のゴンドラリフトは現在廃業。 特に危険な所のない登山道ですが、7合目から先は岩場がある。 トイレは登山口、一合目、三合目、山頂に有り、チップ制。 六合目付近には避難小屋があります。 山頂は飲食店、土産物店がある観光地。 |
写真
感想
伊吹山は、名古屋に住む私には長いこと冬のイメージだった。
冬に良く見えるこの山の方角から、伊吹おろしと呼ばれる北西の寒風が吹き込み、街は底冷えする。
伊吹山は4年前にドライブウェイで山頂駐車場まで行き、遊歩道を周って登頂済み。
でも、物足らなかった。当時は体力と体調に自信がなく、登山道を登ってきた人たちがうらやましかった。
あれからいろいろな山を登り、前より長時間歩けるようになったので、今度は一合目から登ろう、そして下山も自分の足でと再挑戦したら、山頂以外はまったく別の山だった。
伊吹山は古くから人が入っていた山だ。信仰や修験者、草刈り場として、あるいは戦国武将や、織田信長の名も出てくる薬草園。スキー場や、石灰岩の採石場、そしてドライブウェイ。
山の形もどこまでが自然の姿なのかよくわからない。植物も麓のものと高山のものが混じっているような印象。
一合目まで登ったら琵琶湖と水田が広がっていた。人々の生活と身近な山だったのだと理解できる。
比較的単調な道を登っていくのだが、結構斜度がある。樹林帯を抜け一合目から先は日差しを遮るものはほとんどない。今日の天気は晴れだが、七合目より上は雲が流れている。眺望はもう一つだが、登山には楽である。
カッコウの声を聞き、登山道脇の花を眺めながら登る。ウスバアゲハ蝶を追ったり、小鳥の姿探したり、道草しながら後続の人に追い越されるが、気にしない。帰りのバスの時刻に間に合えばよいのだ。
地元の高校生とみられる男子、女子、引率の先生の小グループが無帽、手ぶらでジャージに運動靴でサクサク登って行った。この身軽さはうらやましい。体育授業なのかしら?
この日はオドリコソウが見頃だったが、いろいろな種類の葉が見られ、いろいろな花が次々と咲いていくのだろう。
七月頃が花の最盛期らしいが、日中の暑さに耐えられそうにない。この山は花の種類が豊富な初夏の山とイメージが書き換えられる。
高山植物のニリンソウが現れ、見覚えのある風景になり、九合目から山頂へ。
4年前は眺望が得られ、間近に霊仙山が見えたのだが今日は何も見えない。
でも、山頂周辺は以前よりゴミがなくなりきれいになった印象。これはいい事!
遊歩道は歩かず、少し休憩して下山にかかる。
いつも思うけど、名残惜しいからゆっくり下る。
大半の登山者が下山した三合目の3時半の休憩時、これから頂上を目指す若者もいた。
雲も切れてきたから、夕焼けの琵琶湖でも眺めるつもりだったかな?
下山途中から新しい靴が足首を痛めだした。紐をかけ替えたり、歩き方替えてみたりしながら、ペースダウンしつつバスの時刻に間に合うよう歩く。(余裕みておいてよかった)
マイペースだけど無事下山。4年前には無理だったこの行程。
体鍛えて成長しました! 自分を褒める。
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