富士山(御殿場ルート)


- GPS
- 15:01
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,398m
コースタイム
- 山行
- 12:54
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 15:05
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
私が到着した金曜夜の時点で第二は半分以上埋まっており、その後も続々と車が入ってくる状態。なんか落ち着かないので第三を見に行ったらこちらはガラガラ。一番奥の富士山が良く見える場所に車を止めて、写真撮った後に少し寝ました。第二は登山口に近く台数も少ない(約150台)ため満車になることも多いと思われますが、第三は登山口から少し遠くて約350台収容。まあ、遠いと言っても入口は100mぐらいしか変わりませんので、山頂まで10kmの距離を考えれば誤差の範囲です。ゆったり止められる第三がお勧めです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは山頂まで約10kmですが、実際の距離以上に長く感じました。前半は小石混じりの砂地で、なるべく固い部分を探しながら歩くようにしないと体力が削がれます。また、下山道とブル道が交差する個所もあり、特に暗い内なら標識や地図を見ながら進む方向を確認した方が良いと思います。登山時に下山道を歩くのはなかりしんどそうです。 後半は砂地こそ無くなりますが、進むほどに斜度が増してきて最後の登りはラスボス的九折の急斜面となります。数えきれないほど幾重にも張られたガイドロープを見て気が遠くなりました。 (^^; このルートは東斜面で視界を遮る木もなく、どの位置からでもご来光を拝むことができます。 下りは大砂走が使えるので距離は少し短くなります。スピードは出ますが、ゲーターは必須。靴を脱いで石を出している人がいました。また、砂埃を巻き上げますので、前の人とはある程度距離を取った方が良いです。風向きにもよりますが、近すぎると舞い上がった粉塵を吸い込んでしまうと思います。 御殿場口の山頂は富士宮口の山頂に近く、私は間違えて富士宮方向に下りかけてしまいました。すぐに気づいて事なきを得ましたが、下山時にはご注意ください。 |
その他周辺情報 | ルート上の山小屋は5か所ほどだったと思います。4ルートの中では最も少ないそうですが、こんな標高に営業している小屋があること自体、北海道人的には奇跡です。わらじ館のスイカに命を救われました。救護所などは無いようです。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
Σ( ̄ロ ̄!!!
まあ、月曜まで休みだし富士山見えてるし、急いで帰る理由もありません。せっかくなので趣向を変えてもう一枚。なんかデジャブ?ただ、このあともう一回登ろうとは思いませんでした。
(^^;
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖シャツ
ズボン
ダウンベスト
靴下
グローブ
日よけ帽子
ゲーター
靴
ザック
ステッキ
タオル
サングラス
行動食
飲料
氷
保冷剤
保冷バッグ
水筒
ゴミ袋
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備バッテリー(単4・ヘッドランプ用)
ヘッドランプ充電器(USB用)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
スマートフォン(iPhone×2)
スマホ充電ケーブル
カメラ
予備バッテリー(カメラ用)
モバイルバッテリー
タイラップ
レインウエア(上下)
|
---|
感想
北海道から埼玉に越してきてもうすぐ2年。先週の大山に引き続き、今年こそは登りたかった富士山に備えて今度は雲取山へ行こうと思っていたのですが、なんか予報がパっとせず。しかも、むしろ晴れそうなのは富士山方面!次の週も良い予報は出ておらず、この日を逃したら早くてお盆明け、それを逃したらもう9月になってしまいます。この調子じゃ〜、またいつものヘタレ根性が顔を出して、まっ、来年でいっか?となりそうなので、週明けの月曜に振休を取れていたこともあり、準備不足を認識しながら御殿場口に向かってしまいました。
(^^;
4ルートの中で御殿場口を選んだのは必然。苦手なバスを使う必要が無いからです。ルートの途中でご来光が見られそうだし。それと引き換えに負わなければならない山頂まで10kmの距離と標高差2300mに備える意味で、トレーニングを開始した矢先だったというわけであります。
それにしても、山頂まで10時間かかるとは思っていませんでした!後半は脚が進まず、見切り発車で来てしまったことを後悔しましたが、何とかたどり着けて良かったです。もし大山にも行っていなかったら、途中撤退は確実だったと思います。
また、往路の暑さと山頂での寒さに備え、5Lの飲み物とダウンベストやウインドブレーカーにフリース、食料などを詰めるだけ詰めた36Lのザックは破裂しそうなほどパンパン。睡眠不足も手伝って、今の脚力でこの距離と標高差を日帰りするには重すぎました。結局、スタート後の夜間はそれほど喉も乾きませんでしたし、山頂も半袖1枚で十分な気温。飲み物は半分しか減らず、大量に持って行った防寒着はただの1枚も着なかったです!
Σ( ̄ロ ̄!!!
目標だった富士山が最高のトレーニングになったという落ち。
(^^;
まあ、かといって良い条件を前提とすることはできませんが、状況は把握できました。北海道の羊蹄山同様、一回行けばいいかな?と思っていたのです、お鉢回りもしてないし、反対側からの景色も見たいので、この体験を生かして機会があればまた登りたいと思っています。
コメント
この記録に関連する登山ルート

とうとう本丸に攻め入りましたね!!。富士山登頂、おめでとうございます🎊🎊🎊!素晴らしいです(^o^)/。
ヤマレコでフォローしている東京の方も最近登られて、肺が高度に慣れるまで、高山病様の状態で大変だった、とレコで書かれていました。その様な事は無かった様で、何よりです(^o^)/。(そんなに高い所には行く予定がありませんが、徐々に肺を慣らす方法も習っておきました〜笑🤭)
今度は、また美しい富士を撮る事、見る事が中心になるのでしょうか?羨ましい限りです。今後もお気をつけて、山行をお続け下さい(´- `*)。
私は、長男と予定していたポロシリが2回も諸般の事情で流れて、またいつ登れるか分からなくなりました😭。
でも、頑張ります!。それこそ、来年以降ですね〜😭🤭。
有り難うございます!
ちゃんと足慣らしが終わってからもっと余裕もって行くつもりだったのですが、天気と休みが合わず、このままだとまた何だかんだ言い訳しながら来年まで延ばしてしまいそうだったので、このタイミングに自分を強制連行しました。
(^^;
幸いにして頭痛などの高山病的な症状は出ませんでしたが、登りの終盤はとにかく息が切れて大変。。やっぱり3000m超えると如実に感じます。にしても時間かかりすぎですけどね。最後はもうどうでもイイ感じで、上から人が下りてきたらこれ幸いと道を譲るフリしながら休憩してました!
でも、やっぱり一回は登っておきたかったものですから、もうこれで心置きなく見る富士山を楽しめると思います。
mina06さんのポロシリレコ、楽しみにしてます!日高進出なんてすごい!ご長男さんが一緒なら心強いですね。
^^
いつもシンメトリーな「見る富士」レコを拝見していましたが、ついに「登る富士」達成ですね。
しかも文句なしの最高峰記録更新、おめでとうございます。
それにしてもハードでしたねえ。片道10kmもすごいですが、標高差2400m、行動時間15時間に驚き。寝ずの山行お疲れさまでした。
個人的にはスイカのくだりに激しく同意。
山で食べると何であんなに美味いんでしょうね。生き返る感、よく分かります(^^)
北海道人には縁のない営業小屋の有難さが身に染みますね〜。
有り難うございます!
行動時間15時間は、単に私がトロかっただけでして。。ああ、なさけない。。(^^;
標高差2400mと言っても、距離10kmを5で割れば2km当たり480mですから、これは手稲山のスキー場コースと変わらない数字なんですよ。なので、計算上は4時間もあれば十分登れるはずなのですが。。やっぱり、麓近くと山頂手前では斜度も酸素濃度も全く違いますね。登りの終盤は休んでいる間に時間だけが過ぎていく感じになってしまいました。
そんな中、あのスイカの味と言ったら!
間違いなく人生の中で一番美味いスイカでした。休憩後の歩きだしはホントにパワーが戻っていたんですよ。まあ、しばらくしてそれも使い果たしましたけどね。
(^^;
営業小屋でバッジ以外の買い物をしたのは初めてでした。やっぱり本州の山って凄いですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する