ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4543254
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峯奥駈(行仙岳〜前鬼)

2022年07月30日(土) 〜 2022年07月31日(日)
 - 拍手
mst5884 その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
19:12
距離
31.4km
登り
2,661m
下り
2,592m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:06
休憩
0:45
合計
6:51
11:01
17
スタート地点
11:18
11:18
148
13:46
13:47
20
14:07
14:24
26
14:50
14:51
9
15:00
15:00
2
15:02
15:03
77
16:20
16:24
33
16:57
16:58
20
17:18
17:25
8
17:33
17:46
6
17:52
2日目
山行
9:47
休憩
1:20
合計
11:07
4:58
12
5:10
5:11
25
5:36
5:36
13
5:49
5:49
23
6:12
6:12
14
6:26
6:43
10
6:53
6:54
31
7:25
7:34
18
7:52
7:54
22
8:16
8:17
25
8:42
8:42
29
9:11
9:28
5
9:33
9:33
12
9:45
9:51
25
10:16
10:17
21
10:38
10:39
42
11:21
11:21
16
11:37
11:37
2
11:39
11:40
17
11:57
12:05
3
12:08
12:09
40
12:49
12:53
71
14:04
14:13
27
14:40
14:41
18
14:59
14:59
66
16:05
ゴール地点
天候 30日は雨、31日は晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
往復バス利用の予定だったが、同行者が車を出して下さったので、下山口に停めてバスで登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
浦向から行仙岳への道は夏場はヒルがとても多く(しかも大きい)、足元から這い上がってくるのを剥がしながら歩くことになる。苦手な人は国道425号を登るとよい。
太古の辻〜両童子岩は35分との表示だが、実際には50分かかる。天狗山〜太古の辻も笹ヤブで表示以上の時間がかかる。
前鬼口に車を停めて、R169ゆうゆうバスで浦向着(10:59)
2022年07月30日 10:59撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 10:59
前鬼口に車を停めて、R169ゆうゆうバスで浦向着(10:59)
国道425号で行こうかとも話したが、せっかくなので郵便道を通る。しかし夏の雨の日なので、ヤマビルが地下足袋から次々と這い上がってくる。行仙小屋に着くまで、ヤマビル剥がしで20分くらいロスした。道はよく整備されて明瞭。
2022年07月30日 11:27撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 11:27
国道425号で行こうかとも話したが、せっかくなので郵便道を通る。しかし夏の雨の日なので、ヤマビルが地下足袋から次々と這い上がってくる。行仙小屋に着くまで、ヤマビル剥がしで20分くらいロスした。道はよく整備されて明瞭。
途中で林道を横断して階段から登山道へ
2022年07月30日 12:54撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 12:54
途中で林道を横断して階段から登山道へ
尾根に出るとヒルは少ない。行仙小屋へ。
2022年07月30日 13:29撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 13:29
尾根に出るとヒルは少ない。行仙小屋へ。
行仙小屋で奥駈道に合流、小屋で休憩後行仙岳に登頂。巻き道があるが、頂上が靡なので登頂しないと勤行できない。
2022年07月30日 14:49撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 14:49
行仙小屋で奥駈道に合流、小屋で休憩後行仙岳に登頂。巻き道があるが、頂上が靡なので登頂しないと勤行できない。
林実利行者が修行された怒田宿跡
2022年07月30日 15:02撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 15:02
林実利行者が修行された怒田宿跡
倶利伽羅岳への登り
2022年07月30日 15:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 15:35
倶利伽羅岳への登り
行仙〜太古の辻間では二日で一人しかすれ違わなかった。しかし奥駈道はおおむね明瞭。
2022年07月30日 15:43撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 15:43
行仙〜太古の辻間では二日で一人しかすれ違わなかった。しかし奥駈道はおおむね明瞭。
倶利伽羅岳。この区間、青岸渡寺さまと三井寺さまの今年5月の碑伝が真新しい。
2022年07月30日 16:15撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 16:15
倶利伽羅岳。この区間、青岸渡寺さまと三井寺さまの今年5月の碑伝が真新しい。
転法輪岳
2022年07月30日 16:57撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 16:57
転法輪岳
平治宿の靡と「新宮山彦ぐるーぷ」の平治小屋。
2022年07月30日 17:19撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 17:19
平治宿の靡と「新宮山彦ぐるーぷ」の平治小屋。
行き届いた維持管理をして下さり感謝。これらの小屋がなければ軽装での南部の奥駈は不可能。水場に下りて水を汲み、薪ストーブですこし火を焚かせて頂き、雨で濡れた衣類を乾かす。
2022年07月31日 03:42撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 3:42
行き届いた維持管理をして下さり感謝。これらの小屋がなければ軽装での南部の奥駈は不可能。水場に下りて水を汲み、薪ストーブですこし火を焚かせて頂き、雨で濡れた衣類を乾かす。
謎虫に刺されたがなんとか寝られた。
3時に起きると満天の星空。きょうは晴れそう。
2022年07月31日 03:44撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 3:44
謎虫に刺されたがなんとか寝られた。
3時に起きると満天の星空。きょうは晴れそう。
空が明るくなってきた。ゆっくり準備して5時すぎに出発。
2022年07月31日 04:34撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 4:34
空が明るくなってきた。ゆっくり準備して5時すぎに出発。
中又尾根分岐
2022年07月31日 05:11撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 5:11
中又尾根分岐
ミズナラの巨木
2022年07月31日 05:22撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 5:22
ミズナラの巨木
下北山村は雲海の下。5時前後の朝焼けはこの世と思えないほど美しかった(が写真に撮れる場所がなかった)。
2022年07月31日 05:31撮影 by  iPhone 11, Apple
1
7/31 5:31
下北山村は雲海の下。5時前後の朝焼けはこの世と思えないほど美しかった(が写真に撮れる場所がなかった)。
持経千年檜
2022年07月31日 05:36撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 5:36
持経千年檜
持経宿直前の100メートルだけ舗装道。下北山村池原に下りる今日唯一のエスケープルート。
2022年07月31日 05:43撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 5:43
持経宿直前の100メートルだけ舗装道。下北山村池原に下りる今日唯一のエスケープルート。
「新宮山彦ぐるーぷ」の持経小屋。不動尊前で勤行
2022年07月31日 05:47撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 5:47
「新宮山彦ぐるーぷ」の持経小屋。不動尊前で勤行
阿須迦利岳。このあたりやや険しい。
2022年07月31日 06:12撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 6:12
阿須迦利岳。このあたりやや険しい。
鎖場
2022年07月31日 06:39撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 6:39
鎖場
証誠無漏岳
2022年07月31日 06:52撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 6:52
証誠無漏岳
2022年07月31日 06:54撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 6:54
2022年07月31日 06:56撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 6:56
2022年07月31日 07:12撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 7:12
涅槃岳 1376m。ここまで徐々に高度を上げたが、ここから乾光門まで一気に下る。
2022年07月31日 07:27撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 7:27
涅槃岳 1376m。ここまで徐々に高度を上げたが、ここから乾光門まで一気に下る。
下り切ったところが乾光門
2022年07月31日 07:53撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 7:53
下り切ったところが乾光門
この区間の奥駈道は草原にうっすらとした踏み跡程度。途中何度か道をそれたが、ヤマレコのおかげで復帰できた。
2022年07月31日 08:18撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 8:18
この区間の奥駈道は草原にうっすらとした踏み跡程度。途中何度か道をそれたが、ヤマレコのおかげで復帰できた。
登り返して般若岳の靡
2022年07月31日 08:37撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 8:37
登り返して般若岳の靡
般若岳から地蔵岳は気持ちのいい尾根道。
2022年07月31日 09:06撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 9:06
般若岳から地蔵岳は気持ちのいい尾根道。
地蔵岳(1464m)の靡
2022年07月31日 09:10撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 9:10
地蔵岳(1464m)の靡
「天狗の稽古場」を通って嫁越峠まで急な下り。ここで逆峯をされている重装備の登山者一人に会った。太古の辻から南はほんとうに人が少ない。
2022年07月31日 09:33撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 9:33
「天狗の稽古場」を通って嫁越峠まで急な下り。ここで逆峯をされている重装備の登山者一人に会った。太古の辻から南はほんとうに人が少ない。
急な登り返しを登りきると奥守岳
2022年07月31日 10:14撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 10:14
急な登り返しを登りきると奥守岳
奥守岳から小アップダウンを経て、今回最高地点の天狗山(1537m)。
2022年07月31日 10:38撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 10:38
奥守岳から小アップダウンを経て、今回最高地点の天狗山(1537m)。
尖った大日岳と、雲のかかった釈迦ヶ岳が近くに見えてきた。
2022年07月31日 10:39撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 10:39
尖った大日岳と、雲のかかった釈迦ヶ岳が近くに見えてきた。
天狗山から太古の辻の間は笹ヤブで歩きにくく、50分と書いてあったが60分かかった。
2022年07月31日 10:51撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 10:51
天狗山から太古の辻の間は笹ヤブで歩きにくく、50分と書いてあったが60分かかった。
石楠花岳
2022年07月31日 11:08撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 11:08
石楠花岳
蘇莫岳山頂近くの仙人の石舞台を通る
2022年07月31日 11:41撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 11:41
蘇莫岳山頂近くの仙人の石舞台を通る
蘇莫岳から太古の辻へは笹ヤブの急な下り
2022年07月31日 11:42撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 11:42
蘇莫岳から太古の辻へは笹ヤブの急な下り
太古の辻に到着。今回の奥駈道はここまで。ここから前鬼に下る。
2022年07月31日 11:59撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 11:59
太古の辻に到着。今回の奥駈道はここまで。ここから前鬼に下る。
両童子岩まで30分とのことだが、大変険しくて50分かかった。途中にはりっぱな岩場も。木段が多いが、崩落跡のトラバースもあり、どこまでも続くように感じる下りだった。ここを登るのは大変だろう。
2022年07月31日 13:09撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 13:09
両童子岩まで30分とのことだが、大変険しくて50分かかった。途中にはりっぱな岩場も。木段が多いが、崩落跡のトラバースもあり、どこまでも続くように感じる下りだった。ここを登るのは大変だろう。
853段の木段を下りきると「前鬼宿坊」の表示。あと一がんばり。
2022年07月31日 13:30撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 13:30
853段の木段を下りきると「前鬼宿坊」の表示。あと一がんばり。
川を渡ると里らしい道となり、前鬼の里に入る。
2022年07月31日 13:48撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 13:48
川を渡ると里らしい道となり、前鬼の里に入る。
小仲坊で和尚様にあいさつをして、行者堂で感謝の勤行。奥駈道からここまで下りてくると本当に安心する。
2022年07月31日 14:07撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 14:07
小仲坊で和尚様にあいさつをして、行者堂で感謝の勤行。奥駈道からここまで下りてくると本当に安心する。
前鬼口までの10キロの林道を下りて行くと不動七重の滝。山道では平気だったのに、舗装道を歩いていると足裏にマメができて痛い。ちょうど小仲坊さまの車に乗せていただき、前鬼口に停めた車まで4キロほど楽をさせて頂いた。ありがとうございました。
2022年07月31日 15:17撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 15:17
前鬼口までの10キロの林道を下りて行くと不動七重の滝。山道では平気だったのに、舗装道を歩いていると足裏にマメができて痛い。ちょうど小仲坊さまの車に乗せていただき、前鬼口に停めた車まで4キロほど楽をさせて頂いた。ありがとうございました。

装備

個人装備
地下足袋 白衣 山袴 金剛杖 手ぬぐい 熊鈴 ポンチョ スパッツ 懐中電灯 水(2L) 食料 固形燃料
備考 ヒルに噛まれないよう綿の長ズボン下を履き、長めの靴下と重ねたおかげで脚は無事だった。

感想

奥駈修行に参加して吉野〜前鬼は歩き、個人で行仙〜本宮も歩いていたが、行仙〜太古の辻の区間は単独では2泊しないと歩けない不便な区間なのでこれまで通れていなかった。奥駈行の同行の方をお誘いして山小屋一泊利用、車+バスの計画で満行できた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:271人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら