硫黄岳(八ヶ岳)挑戦も強風で撤退



- GPS
- 08:31
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,443m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:21
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に特に危険はなかったが,硫黄岳付近は強風だった |
その他周辺情報 | 八ヶ岳山荘で汗を流した |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ヘルメット
|
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感想
2022年8月16日(火)に,八ヶ岳の硫黄岳に挑戦してみた。しかし,あまりに風が強く,かつ霧で視界がない状態だったので硫黄岳山頂に行くのは諦めて,直前で撤退した。
この夏は百名山づいている。今回はお盆の休みに山に行きたいという人がいたので,天候がいまいちだったが強引に山に行くことにした。北アルプス,中央アルプス,南アルプス,いずれも天候がいまいちだった。その一方で多少天候がまし,と出たのが八ヶ岳。そこで,八ヶ岳でも比較的初心者でも登りやすそうな硫黄岳に登ってみることにした。調子が良ければ硫黄岳から横岳経由で赤岳まで行ければ,と思ってでかけた。出発は 8/15(月)の午後3時過ぎ。そこから名神,新名神,伊勢湾岸道,東海環状道,中央道と走り,諏訪南インターまで走った。名神から直接中央道に行くことも考えたが,一宮辺りで渋滞するかも,と思って新名神にしてみた。しかし,世の中のお盆の最終日であり,関東に帰る車が多かったみたいで,伊勢湾岸道の弥富から飛島インター辺りまで交通集中で 7km ほど渋滞だった。渋滞の原因は名古屋港にかかる名港トリトンの西の橋,赤色の名港西大橋の上り坂渋滞だった。なんであんな登りで渋滞するの?? お盆や正月はいつもと車の流れが違うので注意が必要と実感した。
そこからは順調に走り,途中,駒ヶ岳 SA で晩ごはん休憩した。この間空木岳の帰りにソースカツ丼を食べたのに,今回もソースカツ丼を食べてしまった…ははは。駒ヶ岳 SA を出てから一気に諏訪南インターまで走った。諏訪南インターを下りてすぐの所にあるファミリーマートに寄って,コーヒー,チューハイ,パンなどを買っておいた。そこからナビに従って美濃戸口にある八ヶ岳山荘横の駐車場に向かった。
八ヶ岳山荘横の駐車場に着いたのは午後9時頃だった。その時点でお金を払おうと思ったが八ヶ岳山荘は営業が終わっていたので,下山後に払うことにして,さっさと仮眠を取ることにした。午後10時頃から午前3時頃まで仮眠した。しかし,思ったよりも涼しく,途中で何度か目を覚ましてしまった。それでもある程度長い時間寝れたのでよしとしよう。
午前3時すぎに起きて,着替えをし,朝ごはんを食べた。朝ごはんはいつものようにアルファ米+レトルトカレー+インスタントコーヒーとしてみた。今回は駐車場から 3km ほど未舗装林道を歩くことがわかっていたので,ある程度しっかり食べても大丈夫と思ったので。そして午前4時半前に八ヶ岳山荘のトイレに寄ってから出発した。
八ヶ岳山荘のある美濃戸口からは 3km ほど未舗装林道を歩く。ランドクルーザーやジムニーのような腰高の車なら未舗装林道の一般車の進入可能な美濃戸山荘近くまで行くのがいいが,うちの車は底を擦りそう,ということで美濃戸口に駐車した。美濃戸口から美濃戸山荘までは 50分ほどだった。美濃戸山荘手前から先は一般車は入れない。 美濃戸山荘のすぐ先に分岐があり,行者小屋から赤岳の地蔵尾根や文三郎尾根に行ける南沢と,赤岳鉱泉から硫黄岳に行ける北沢が分岐している。今回は硫黄岳を目標にしたので北沢を歩いた。
北沢は美濃戸山荘からもしばらく未舗装林道が続く。その途中でカモシカに出会った。いきなり道を横切っていった。道の横の斜面でしばらく止まってこちらを見ていた。鹿などならすぐに逃げるが,人馴れしているのかしばらくこっちを見ていた。仕方ないので挨拶してから先に進んだ。やがて車が3台ほど駐めてある広場があった。どうやら赤岳鉱泉や行者小屋関係の車が駐めてあるみたいだった。そのすぐ先で林道は終わり,登山道となった。美濃戸山荘から 35分ほどだった
登山道は言うほど急ではない。ただ,沢を行くためか,木道や木の橋が多数あった。ある意味歩きやすい道だった。そこをだらだらと50分ほど歩くとテントが多数見えてきた。そこが赤岳鉱泉だった。赤岳鉱泉には山荘があるが,テント場もある。テント場は思ったよりも広かった。その頃になると雨が降ってきた。それもしっかりと降ってきた。風も出てきたし。とりあえずそこでレインウェアを着て,かつ天候の回復を待ってみた。しかし,30分ほど待っても天候は回復する感じがしなかったので,意を決して硫黄岳に向かって出発した。
赤岳鉱泉から硫黄岳へは尾根っぽい感じのところを一気に登っていく。道自体は難しくはなかったが,大きめの石(岩?)が結構あって歩きにくかった。その登りをうだうだと歩き,1時間ちょっと歩くと稜線に出た。稜線ではまず峰の松目への分岐があり,硫黄岳に向かって歩くとすぐに赤岩の頭に着く。そこでは風はましだったので,硫黄岳の山頂を目指してみた。
しかし,少し登ると急に風が強くなった。結構強く吹いていて,かつガスで周りは全然見えない感じだった。そのまま山頂に行っても硫黄岳の爆裂火口も周りの景色も見えなさそうだった。そこでも10分ほど粘ってみたが,全然風が収まる感じがしなかったので,今回は無理せずに撤退することにした。また機会があれば硫黄岳から赤岳の稜線を歩こう,と決意して下山を開始した。
下山は50分ほどかかった。雨で岩が濡れているのでゆっくり下ったのもあるが,かなりのんびり下った気がする。なにせモチベーションがダダ下がりやったからねぇ。赤岳鉱泉に戻ったのは10時過ぎだった。そこから北沢を引き返しても面白くないので,中山乗越を越えて行者小屋に行き,そこから南沢を下ってみることにした。赤岳鉱泉から中山乗越までは序盤はゆるい上りだった。そのまま峠を越えるのかな?と思ったら,中山乗越直前は少し傾斜が急だった。中山乗越を越えてから行者小屋までは緩い下りだった。そこを下り,赤岳鉱泉から40分ほどで行者小屋に着いた。
行者小屋でトイレ休憩した後,すぐに南沢を下った。行者小屋を出てすぐは,崩れた土砂で埋まった沢を下る。そこは傾斜が緩やかで気持ちよく下れた。そのまま最後まで行くといいなぁ,と思ったがそうは問屋がおろさなかった。しばらく行くと傾斜が急になり始め,そこからはまあまあの傾斜でぐいぐい下る感じだった。道に大きな石(というか岩?)がゴロゴロあり,かつその岩が濡れていたので気を遣う下りだった。知らない道というのもあり,延々と下らされる感じがした。結局行者小屋から1時間半ほどかけて美濃戸山荘まで下った。いやぁ,長かった。
美濃戸山荘前で水を補充してから未舗装林道を下った。そして午後1時過ぎに無事に美濃戸口にある八ヶ岳山荘まで戻ることができた。八ヶ岳山荘はお風呂に入ることができる。温泉ではないが…。そこで車に荷物を置いて,駐車場代を払うついでにお風呂にも入らせてもらった。駐車場代は1日 800円で,お風呂は500円だった。お風呂は空いていた。たまたま一人だけでのんびりと浸かることができた。その後,駐車場チケットで一杯コーヒーを飲めるということだったのでコーヒーを飲んでから帰路についた。
帰りは,諏訪南インターから中央道にのり,諏訪湖サービスエリアで食事をした。今回もソースカツ丼を食べてしまった…。諏訪湖サービスエリアには温泉がある。そこでお風呂に入るの一つの手かも,とも思った。諏訪湖サービスエリアからは中央道,名神と走って帰った。帰りは特に渋滞もなく順調に帰ることができた。よかった。
今回は初八ヶ岳ということで硫黄岳に挑戦したが,強風で撤退してしまった。今年の夏は天候が悪い時間が多い気がする。またそのうち八ヶ岳に挑戦したいと思ったお盆の1日だった。
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