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Yamareco

記録ID: 4600586
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

南木曽岳

2022年08月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:15
距離
7.8km
登り
872m
下り
868m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:44
休憩
0:26
合計
4:10
5:42
5:49
89
7:18
7:23
8
7:31
7:37
17
7:54
7:57
54
8:51
8:56
22
9:18
南木曽岳登山口
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蘭キャンプ場上の南木曽岳登山道入口(山麓避難小屋)付近と100m下方の2か所で約30台の駐車となります。
※下山時の駐車場には自身を含めて5台が停まっていて、帰りに見たら100m下の駐車場にも10台程停まっていました。
コース状況/
危険箇所等
砂礫とむき出しの岩の山で、木道や木の梯子が各所に整備されています。
登りも下りも鎖場がありますが、無くても慎重に行けば何とかなる(あるいは鎖場の迂回路がある)程度です。
鎖場やや詳解
(登り)
一の鎖 大きな段差無く不要
二の鎖 本格的な岩場だが距離は短い/迂回路あり
(下り)
一の鎖 不要
二の鎖 長い急な梯子に沿った鎖は掴った方が安全
三の鎖 不要
四の鎖 やや不要
五の鎖 不要
国道256号線から「蘭キャンプ場(南木曽岳登山道)」へ入る
国道256号線から「蘭キャンプ場(南木曽岳登山道)」へ入る
登山口駐車場には5〜6台。山麓避難小屋(登山ポストあり)とトイレ(自然落下式、ペーパー無し、鍵閉まらず、蜘蛛の巣・蛾)
100m下にも10台程度の駐車場有。
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登山口駐車場には5〜6台。山麓避難小屋(登山ポストあり)とトイレ(自然落下式、ペーパー無し、鍵閉まらず、蜘蛛の巣・蛾)
100m下にも10台程度の駐車場有。
林道突き当りゲートの手前を右手の「自然探勝園入口(南木曽岳登山道近道)」へと進みます。
林道突き当りゲートの手前を右手の「自然探勝園入口(南木曽岳登山道近道)」へと進みます。
近道で林道に再合流し、暫く林道を進みます。
近道で林道に再合流し、暫く林道を進みます。
この山はこういった砂礫で出来ているようで須永流れ出した跡が目立っています。
この山はこういった砂礫で出来ているようで須永流れ出した跡が目立っています。
林道を離れ南木曽岳登山道入口から山中に入って行きます
林道を離れ南木曽岳登山道入口から山中に入って行きます
「引き返すのも勇気のうち」と書かれていました。本日は昼頃から雨の予報ですのでその前に下山する予定です。
「引き返すのも勇気のうち」と書かれていました。本日は昼頃から雨の予報ですのでその前に下山する予定です。
登山口から見える堤防は右に登って抜けて行きます
登山口から見える堤防は右に登って抜けて行きます
次のダムの手前左手にあるしっかりした木橋を渡ります
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次のダムの手前左手にあるしっかりした木橋を渡ります
この分岐点から時計回りの周回となります。右手は「下山道」となっています。
この分岐点から時計回りの周回となります。右手は「下山道」となっています。
倒木に貼られた「登山道」の看板の下をくぐって反対側の倒木の上に作られた梯子へと進みます。
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倒木に貼られた「登山道」の看板の下をくぐって反対側の倒木の上に作られた梯子へと進みます。
赤布やペンキ、木道、梯子、標識にロープといったものを目印にまた活用して先に進んで行きます
赤布やペンキ、木道、梯子、標識にロープといったものを目印にまた活用して先に進んで行きます
案内図がありました。現在地までの1時間はほぼ時間通り、山頂までは90分と書かれています。登りに2か所、下りに1か所「鎖場」との表示があります。
案内図がありました。現在地までの1時間はほぼ時間通り、山頂までは90分と書かれています。登りに2か所、下りに1か所「鎖場」との表示があります。
整備してくれているのは大変ありがたいですが、これは濡れていたら怖いだろうな・・・
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整備してくれているのは大変ありがたいですが、これは濡れていたら怖いだろうな・・・
1番目の鎖は大きな段差も無く不要だった。上部では岩にへばりつく巨木の根に鎖が巻き付けられており、皆で体重をかけると倒木が早まるのではないかと心配になりました。
1番目の鎖は大きな段差も無く不要だった。上部では岩にへばりつく巨木の根に鎖が巻き付けられており、皆で体重をかけると倒木が早まるのではないかと心配になりました。
2番目の鎖は左の岩場を通る本格的なもの、右手の木道(迂回路)を進みましたが足元の隙間から見える高度感もスリリングでした。
2番目の鎖は左の岩場を通る本格的なもの、右手の木道(迂回路)を進みましたが足元の隙間から見える高度感もスリリングでした。
鎖場上部から覗き込んでみましたが、難易度は高くなさそうです(実際のところは、第二の鎖を登った方の記録を参考に願います)
鎖場上部から覗き込んでみましたが、難易度は高くなさそうです(実際のところは、第二の鎖を登った方の記録を参考に願います)
頂上まで530mのところまで来ましたが、ここからの標高差も150m程あります。
頂上まで530mのところまで来ましたが、ここからの標高差も150m程あります。
南木曽岳頂上に到着です
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南木曽岳頂上に到着です
二等三角点「南木曾」
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二等三角点「南木曾」
山頂から10分強下ったところに「避難小屋」がありました
山頂から10分強下ったところに「避難小屋」がありました
避難小屋外には綺麗なトイレ
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避難小屋外には綺麗なトイレ
洋式でペーパーもありました
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洋式でペーパーもありました
避難小屋から少し下山した高台に「御嶽山方面」と「中央アルプス方面」を見渡せる展望台がありました
避難小屋から少し下山した高台に「御嶽山方面」と「中央アルプス方面」を見渡せる展望台がありました
南木曽岳山頂の前後は笹ヤブですので足元は見え辛いだけでなく「露払い」でびしょ濡れになりました
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南木曽岳山頂の前後は笹ヤブですので足元は見え辛いだけでなく「露払い」でびしょ濡れになりました
途中「摩利支天」に寄り道します。右方向が山頂、左方向が摩利支天、直角方向が下山です
途中「摩利支天」に寄り道します。右方向が山頂、左方向が摩利支天、直角方向が下山です
小さな空地の先端にある岩。勇気を出してこの岩の上に立って写真を取れば良い写真になるのだと思います。
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小さな空地の先端にある岩。勇気を出してこの岩の上に立って写真を取れば良い写真になるのだと思います。
下山路の1の鎖。無くても問題ありません。
下山路の1の鎖。無くても問題ありません。
周回が終わり分岐点まで戻ってきました
周回が終わり分岐点まで戻ってきました
木橋を渡って
今朝はここから出てきました(駐車場への近道:遊歩道)
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今朝はここから出てきました(駐車場への近道:遊歩道)
下山口からの林道は走ったので遊歩道を経由せずに林道で駐車場奥のゲートに戻ってきました
下山口からの林道は走ったので遊歩道を経由せずに林道で駐車場奥のゲートに戻ってきました
駐車場脇にあるトイレ(手前)と山麓避難小屋
駐車場脇にあるトイレ(手前)と山麓避難小屋
(おまけ)
ゲート手前の清流
(おまけ)
ゲート手前の清流
(おまけ)
透明度が高く、波打ち際のようです。
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(おまけ)
透明度が高く、波打ち際のようです。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ 半ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 結束バンド 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

前日に経ヶ岳を往復し、日帰り温泉「せせらぎの四季」で汗を流し昼食。
その日のうちに、コンビニで夕朝食を仕入れて、道の駅:大桑で車中泊して、翌朝暗いうちに登山口駐車場に移動する予定でしたが、まだ時間も早いので登山口駐車場に下見に向かう。国道256号線から「蘭キャンプ場(南木曽岳登山道)」と書かれた大きな看板を左折し、キャンプ場に向かって上がっていったがキャンプ場の中で道に迷う。少し戻って(下って)キャンプ場の受付棟を発見し、登山口駐車場への道を聞くと受付棟の前の道をそのまま真っすぐ上がって行けばよいということを地図まで出して丁寧に教えてくれた。車に戻る前に道の反対側にあったキャンプ場全体図を見に行くとその下に登山口真っすぐ上がって行くとの案内がありました。しばらく進むと左手に駐車場、ただし、事前調査で駐車場にはトイレが有る筈なので、更に先に進むとありました。駐車場と避難小屋とトイレが。。。
そして、両方の駐車場には車は1台も無く、林道の端に軽自動車が1台。間も無く15時頃に下山者が1名。そのまま軽自動車で下っていきました。
1人(1台)ポツンと残され、そういえば下見のつもりだったので夕食も朝食も仕入れていない。しかし、日帰り温泉で食べた昼食のかつ丼が腹持ちが良く行動食のゼリーも余分にあるし、水も余分にあるのでそのまま車中泊に移行。明日は4時半起きだが12時間もある今から寝れるかと思っている内に登山の疲れもあり眠りに落ちた。
年寄りのルーチンとして夜中に2回トイレにヘッドランプで向かう。漆黒の中車に戻れるようにルームランプは点けたままにして光を目標に車に戻る。夜中に野生動物が来たらどうするなどと思いながら再び眠りに落ちた。。。

予定通り4時半起床(良く寝た)。トイレットペーパーも無い自然落下式トイレで首からマイペーパーを下げて用を済ませる。大きな蜘蛛にビビッていたらヘッドランプの明かりに蛾が飛んできた(勘弁してよ)。
身支度を済ませて予定通り5時頃出発。突き当りのゲートの手前から登山口近道とされた遊歩道に入る。ヘッドランプがあると安心する程度の薄暗さ。遊歩道から再び林道に合流する頃にはヘッドランプは不要となった。妙に白い粗い砂のような林道を進むが所々えぐられているよな場所もあり、流出しやすい土質であることが分かる。しばらく進んだ突き当りに「南木曽岳登山道入口」があり、左方に進むと比較的大きな堤防があり、道に堤防の右上に誘導される。堤防を越えて先に進むと第二の堤防の手前左方にしっかりとした木橋があり渡った先に「登山道」の標識が出迎えてくれた。
水量の少ない沢沿いに登っていったが、赤布や赤ペンキ、木道や木の梯子などがあり迷うことは無い。途中、「倒木の下をくぐれ」といった指令もあったが、手作り感満載で機能性重視の木道や梯子で良く整備されていました。
最初の見どころは分岐の少し先にある「金時の洞窟」です。撮影に失敗してお見せ出来ないので是非ご自分の目でご覧になって下さい。近寄れませんが、離れてみても迫力があります。
南木曽岳の山頂前後および下山路途中の避難小屋、その先・・・と道はありますが笹ヤブです。避難小屋は十分広く感じましたし、外のトイレは新しく洋式でペーパーもありました。
摩利支天は、7月末に行った甲斐駒ヶ岳の摩利支天と比べてしまうと広さや特別感で劣りますが、張り出した岩の上に立てば素晴らしい写真になるのだろうと想像だけしました。
あとは、下り専用路をひたすら下ります。途中、梯子や鎖がありましたが、ほとんどの鎖は不要でした。
鎖は昔登りにも使っていた頃の名残りなのかと勝手な想像をしながら下りました。
堤防を過ぎ南木曽登山道入口を過ぎて林道に出ると、残された体力を使い切るつもりで林道を駆け下りました。途中遊歩道を使った駐車場近道を無視して林道を駆け下りゴールに到着しました(気持ち良かった)。

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