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Yamareco

記録ID: 4600893
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

悪沢岳(椹島から往復)

2022年08月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
12:44
距離
58.7km
登り
3,567m
下り
3,572m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:41
休憩
0:59
合計
12:40
0:17
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18
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ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
■新東名 新静岡ICから車で約2時間30分(75km)
■無料駐車場:沼平ゲート前(約20台)と、その約2.8kmに畑薙第一ダム夏季臨時駐車場(約150台)
※ダム左岸の駐車場(約30台)は、今年は利用できないようです。
コース状況/
危険箇所等
■沼平ゲート〜椹島(自転車):
舗装路と砂利道が混在しており、落石もありました。アップダウンも多く、特に砂利道の上り坂は大変でした。
■椹島〜千枚小屋:
登り始めの30分程度は急登ですが、1番目の鉄塔を過ぎたあたりから、千枚小屋まで比較的緩やかな登りが多いです。ペンキや赤テープは多いですが、広い尾根なので何度か登山道を外れそうになりました。踏み跡やマーキングに注意して、踏み跡が怪しくなったらすぐ引き返していれば、迷うことは無いと思います。
■千枚小屋:
コロナ陽性者が出たため休止中とのこと。トイレ、水場のみ使用可。
■千枚小屋〜千枚岳〜丸山〜悪沢岳:
千枚岳〜丸山に岩場のやせ尾根、1ヶ所ハシゴあり。
その他周辺情報 ■沼平ゲートの約5km手前に静岡市営の白樺荘。日帰り温泉、食事、トイレ、自販機あり。営業時間10:00〜17:00
■コンビニは新静岡ICを降りた直後のローソン新静岡インター店と、その2.6km先にファミリーマート静岡牛妻店のみ。
登山口の千枚大吊橋です。自転車で林道を進み、緑色の滝見橋を渡って少し進むと、左手に見えます。
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登山口の千枚大吊橋です。自転車で林道を進み、緑色の滝見橋を渡って少し進むと、左手に見えます。
登り始めの30分程度は、川が近いので侵食で尾根が削られており、岩の多い急坂が続きます。
登り始めの30分程度は、川が近いので侵食で尾根が削られており、岩の多い急坂が続きます。
1つ目の鉄塔(標高約1,340m付近)に到着しました。この後しばらく緩やかな登りが続きます。
1つ目の鉄塔(標高約1,340m付近)に到着しました。この後しばらく緩やかな登りが続きます。
2つ目の鉄塔(約1,437m)に到着しました。この後、岩頭見晴という岩場のやせ尾根で50mほど下ってから登り返します。
2つ目の鉄塔(約1,437m)に到着しました。この後、岩頭見晴という岩場のやせ尾根で50mほど下ってから登り返します。
標高1,460m付近で林道を数十メートル経由します。
標高1,460m付近で林道を数十メートル経由します。
少し急な登りが続いた後、三角点のある小石下(1,586m)に到着しました。これ以降は緩やかな道が続きます。
少し急な登りが続いた後、三角点のある小石下(1,586m)に到着しました。これ以降は緩やかな道が続きます。
標高1,670m付近で再び林道を横切ります。
標高1,670m付近で再び林道を横切ります。
三角点のある蕨段(2,073m)に到着しました。
三角点のある蕨段(2,073m)に到着しました。
標高2,420m付近の標柱です。千枚小屋(約2,610m)まであと少しです。並行する林道はこの辺りの標高まで伸びているようなので驚きます。
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標高2,420m付近の標柱です。千枚小屋(約2,610m)まであと少しです。並行する林道はこの辺りの標高まで伸びているようなので驚きます。
千枚小屋(約2,610m)に到着しました。コロナ陽性者が出たため休止中とのことです。奥のトイレと水場は使用可能です。
千枚小屋(約2,610m)に到着しました。コロナ陽性者が出たため休止中とのことです。奥のトイレと水場は使用可能です。
千枚小屋と千枚岳方面の分岐です。間違って千枚小屋方面の奥の方に進んでしまいました。
千枚小屋と千枚岳方面の分岐です。間違って千枚小屋方面の奥の方に進んでしまいました。
ダケカンバの並木道。
ダケカンバの並木道。
二軒小屋からの道が合流します。二軒小屋は営業していないので、こちらからの登山者は少なそうです。
二軒小屋からの道が合流します。二軒小屋は営業していないので、こちらからの登山者は少なそうです。
標高2,860m付近で、森林限界のハイマツ帯に出ました。赤石岳の重厚な姿がよく見えます。
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標高2,860m付近で、森林限界のハイマツ帯に出ました。赤石岳の重厚な姿がよく見えます。
千枚岳(2,880m)に到着しました。中央奥に中岳避難小屋が見えますが、遠いです。
千枚岳(2,880m)に到着しました。中央奥に中岳避難小屋が見えますが、遠いです。
丸山〜千枚岳のやせ尾根に1ヶ所ハシゴがあります。
丸山〜千枚岳のやせ尾根に1ヶ所ハシゴがあります。
お花畑があります。
お花畑があります。
丸山(3,032m)に到着しました。右手に見える広い山頂が悪沢岳です。あと100mほど最後の登りです。
丸山(3,032m)に到着しました。右手に見える広い山頂が悪沢岳です。あと100mほど最後の登りです。
悪沢岳(3,141m)の山頂に到着しました。中央左に塩見岳(3,052m)の鉄兜が小さく見えます。二軒小屋から写真右手の蝙蝠尾根を登って行けるみたいですが、遠いです。以前、塩見岳に登ったときに見た荒川三山は、遠いけど幅の広い大きな山という印象で、いつか登ってみたいと思っていました。今回、悪沢岳に登ってみて、改めてその大きさを実感できました。
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悪沢岳(3,141m)の山頂に到着しました。中央左に塩見岳(3,052m)の鉄兜が小さく見えます。二軒小屋から写真右手の蝙蝠尾根を登って行けるみたいですが、遠いです。以前、塩見岳に登ったときに見た荒川三山は、遠いけど幅の広い大きな山という印象で、いつか登ってみたいと思っていました。今回、悪沢岳に登ってみて、改めてその大きさを実感できました。
三伏峠から続く小河内岳(中央左、2,802m)と前小河内岳(中央右、2,784m)方面です。
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三伏峠から続く小河内岳(中央左、2,802m)と前小河内岳(中央右、2,784m)方面です。
5日前に登った赤石岳の大倉尾根です。聖岳(3,013m)は赤石岳に隠れて見えていないようです。中央右奥の三角形のピークは200名山の上河内岳(2,803m)だと思います。
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5日前に登った赤石岳の大倉尾根です。聖岳(3,013m)は赤石岳に隠れて見えていないようです。中央右奥の三角形のピークは200名山の上河内岳(2,803m)だと思います。
富士山。右端に笊ヶ岳(2,629m)の特徴的な2つ並んだピークが見えます。
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富士山。右端に笊ヶ岳(2,629m)の特徴的な2つ並んだピークが見えます。
右手前から荒川中岳(3,084m)と前岳(3,068m)、左が赤石岳(3,121m)です。この稜線歩きは最高に気持ち良さそうですが、今回は体力的に余裕がないのであきらめました。
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右手前から荒川中岳(3,084m)と前岳(3,068m)、左が赤石岳(3,121m)です。この稜線歩きは最高に気持ち良さそうですが、今回は体力的に余裕がないのであきらめました。
千枚小屋(約2,610m)に戻ってきました。写真右手に水場があります。
千枚小屋(約2,610m)に戻ってきました。写真右手に水場があります。
下山時に見晴台(標高2,140m)に寄ってみました。登山道を左に外れて少し登ると、林道に面した見晴台があります。荒川三山と小赤石岳が見えます。
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下山時に見晴台(標高2,140m)に寄ってみました。登山道を左に外れて少し登ると、林道に面した見晴台があります。荒川三山と小赤石岳が見えます。
清水平(標高1,870m)を少し下ったところです。写真には写っていませんが、背後に水場があり、水の音が聞こえます。
清水平(標高1,870m)を少し下ったところです。写真には写っていませんが、背後に水場があり、水の音が聞こえます。
登山口の千枚大吊橋に戻ってきました。
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登山口の千枚大吊橋に戻ってきました。
登山口近くにある滝見橋です。
登山口近くにある滝見橋です。
椹島からの上り坂を登ったところです。赤石沢の谷の間に見えるのは赤石岳でしょうか?
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椹島からの上り坂を登ったところです。赤石沢の谷の間に見えるのは赤石岳でしょうか?
赤石沢の途中にある発電用の赤石ダム湖です。ここの途中で聖沢が合流して大井川本流に流れているようです。林道は舗装路(アスファルト、コンクリート)と砂利道が混在しています。急坂のアップダウンが多いので結構大変です。
赤石沢の途中にある発電用の赤石ダム湖です。ここの途中で聖沢が合流して大井川本流に流れているようです。林道は舗装路(アスファルト、コンクリート)と砂利道が混在しています。急坂のアップダウンが多いので結構大変です。
林道から赤崩がよく見えます。砂利道の下り坂ではスピードを出し過ぎてスリップしないように注意が必要だと思いました。
林道から赤崩がよく見えます。砂利道の下り坂ではスピードを出し過ぎてスリップしないように注意が必要だと思いました。

装備

個人装備
長袖ベースレイヤー 長ズボン ローカットシューズ 帽子(+サンシェード) ヘルメット トレッキングポール バックパック30L レインウェア上下 ウィンドシェル 化繊インサレーション テムレス サングラス 日焼け止め スマホ ヘッドライト2個(+予備バッテリー1個) モバイルバッテリー2個 紙地図 コンパス エマージェンシーキット エマージェンシーシート 携帯トイレ(+トイレットペーパー) 水5L(ハイドレーション2L+ソフトフラスク1L+ペットボトル2L) 行動食(ジェル+グミ+カロリーメイト+柿の種など約3000kcal分)

感想

5日前に赤石岳に登ったときは、雨のため景色が全く見えませんでしたが、今回は晴天に恵まれて、夏の南アルプスらしい雄大な景色を見ることができました。
特に荒川三山から赤石岳に続く、森林限界を超えた稜線は圧巻でした。南アルプス南部の最高峰(3,141m)である荒川三山の迫力はもちろんですが、赤石岳(3,121m)の台形状の重厚な姿は、赤石山脈の宗主にふさわしい存在感だと納得しました。
もし余裕があれば荒川前岳まで行きたいと思っていましたが、約200m下って登り返すのを往復で2回繰り返すことを考えると、そのような気力はありませんでした。次回はもう少し余裕を持って、泊まり装備で稜線歩きをしてみたいと思いました。
自転車の区間が混ざっているせいか、記録の累積標高が3,700mを超えていますが、登山区間だけであれば、登り返しもほとんどないので2,100m程度のような気がします。赤石岳と比べると傾斜が緩いので、登り下りともに歩きやすかったですが、そのかわり登山道が不明瞭なところも多いので、道を外れないように注意が必要だと思いました。

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体力レベル
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