北横岳+蓼科山



- GPS
- 08:40
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 940m
- 下り
- 961m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 4:05
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:04
天候 | 8月19日(金):晴れ、8月20日(土):曇り⇒雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
8/20:ホテル送迎バスで蓼科山七合目登山口へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備され、目印も明確で道迷いはなく安全でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
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感想
1.北横岳
今回は、二泊三日で北横岳+蓼科山登山を計画した。ただし、山小屋泊はせず、蓼科牧場にある白樺高原ホテルに二泊する。
横浜を7時前に出発し、道中予定通りに進み、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅には12時半前に到着できた。
山頂駅に上がり、いよいよ出発である。天気はすこぶる良好で、雲はほとんどなく澄み切った青空の下にいる。まずは坪庭を観光客といっしょに周回し、半分ほど進んだところで北横岳山頂の標識が出、左側への登山道に入った。初めは緩い下り勾配が続いたが、小橋を渡ると一気に登り勾配に入った。登山道はよく整っており問題ないが、我々は午後からの登りということで、下山する登山者と頻繁に行き違うこととなった。登山道は幅が狭いため、行違うたびにどちらかがいったん立ち止まり道端によることとなった。ちょっと申し訳ない気持ちになる。
延々と樹林帯の中の上り勾配を登っていき、50分ほど過ぎたところで休憩をとった。が、そこから10分もしないうちに北横岳ヒュッテが見え、そのまま通り過ぎ、さらに10分で北横岳南峰に到着した。山頂は360度開けており、明日登る蓼科山は目の前に、眼下は蓼科高原、八ヶ岳連峰は赤岳がくっきりと、その斜面の見事な赤土もはっきりと見ることができた。
続いて北横岳北峰へ進む。5分ほど、ほとんど起伏のない道で行くことができた。こちらが北横岳の最高峰で眺望も申し分ない。蓼科高原を眼下に望むことはできないが、遠く北アルプスや中央アルプスの峰々(私はどれがなんという山かよくわからないのだが)を見渡すことができた。
本日は、天気が大変よく山頂からの眺望はすばらしく、よいところだらけの登山となった。
2.蓼科山
宿のバスの送迎が蓼科山七合目登山口まであり、7時30分宿出発でバスに乗り込んだ。今回の登山としてのメインは蓼科山の方であるが、残念なことに本日の天気は、昼頃から雨がぱらつく予報となっている。山頂からの眺望はあまり期待できないことは覚悟の上、七合目登山口にある蓼科神社の鳥居をくぐった。
初めのうちは緩斜面が続くが、しばらくするとつづら折りとなり、急勾配に変わる。しかも、ザレ場とガレ場の中間くらいの路面のため、しっかり踏み込んでいかないと足元が滑ってしまう。ほぼ樹林帯の中、このような登山道を進んでいくので、我慢のしどころであった。標準時間で90分進めば将軍塚(蓼科山荘)の稜線に出るので、時計を見ながらひたすら登っていく。唯一、天狗の露地というところで、脇道に少しだけ入ると眺望のきく開けた場所に出、ほっとひと息つくことができた。
蓼科山荘にほぼ標準時間で到着し、事前に得た情報通りにここでストックをザックにしまう。ここから山頂まではごろごろした岩稜で構成される急勾配の登山道となり、両手も駆使して登るべき、ということである。進み始めると、確かに手で岩をつかんで登っていかないと、安定感はないし大きく足も挙げられない。まだ、午前10時前後であるが、思いのほか下山する登山者が多く相互に譲り合いながら登ることにもなった。ルートは黄色のペンキで要所要所に矢印が示してあり迷うことはなかった。休む場所などなく、四つ足でがんがん登っていくしかなかった。途中、心拍数は139を示していた。50分の標準時間通りで蓼科山頂ヒュッテに到着した。ヒュッテはごろごろ岩稜でできた広大な山頂の端にあり、吹きっさらしの風が当たってきて少々寒さを感じた。標柱のある山頂へはルートが示されており、歩きにくい岩稜帯を5分も歩けば到着する。ここで4名で記念撮影、少し横にある蓼科神社に参拝。私は、昨年秋からの左足首痛にはこのごろごろ岩稜路面はリスキーなため、来たルートをそのまま引き返すことにした。他3名はさらに先にある方位盤や山頂先端まで行ってくるということで、蓼科山荘で待ち合わせることにした(山頂先端では一時的に晴れ間が射し、蓼科高原を眼下にすばらしい眺望を望めたということであった)。
私は山頂ヒュッテまで戻り、ちょうど青空となったところで、昨日登った北横岳の双耳峰を望み、下山を開始した。下山では左足首痛とまではいかないものの、足取りは慎重かつ小刻みとなったもののバランスはうまく取れず何度も転倒しそうになった。蓼科山荘までは標準時間よりも20分オーバーの50分を要することとなった。山荘に着くや否や雨がぱらぱらと降り出した。3名が下りてくるまでは、山荘に入りコーヒーと軽食をとることにした。
3名が下りてきた頃には、予報に反して雨足は強くなっていた。他の登山者は皆、レインウエアを着ている。我々もレインウエアを着て、登山口まで一気に下りることにした。滑りやすいザレ場では充分に足元を注意し、雨は一向にやまないな、と思いつつ、60分で登山口の鳥居をくぐることができた。
雨はこの日はやむことなく、夜まで降り続いた。
後脛骨筋炎症による左足首痛についてはこの半年しっかりとリハビリに励んだ。今回の登山では、痛みの再発までは至らずにすんだ。蓼科山下山後に一時的に左足首に熱がこもったようで、これは炎症部の腫れによるものと推察したが、長時間続くことはなく、リハビリの成果はかなりあったものと考えている。
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