塩見岳は控えめにいって最高
- GPS
- 12:46
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,152m
- 下り
- 2,138m
コースタイム
- 山行
- 11:19
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 12:46
天候 | 晴れーくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朽ちた木の階段は滑りそうで滑らない、と思ってたら滑る。 塩見岳直下は落石注意。 |
写真
感想
TJARの戦士たちが辿った道をなぞりたい。
日帰り百名山は南アルプスの塩見岳に決定。
【駐車場まで】
CCちゃんにピックアップしてもらい2時すぎに自宅を出る。
19時頃、松川インターを出て松川温泉清流苑にGO。
CCちゃんが注文した名物ごぼとん丼。
ごぼうのデッカさと柔らかさに驚き。
登山口の駐車場までは片道1.5車線ほどの道幅ながら全舗装路のクネクネ道。
対向車もいないから問題なしと思っていた。
が、雨が降り出したと思ったらものすごい濃霧で前が見えず。時速5キロくらいでも進めない程。なんとか駐車場に着いたけど、駐車場の全貌が見えない。とりあえず1番近いところに停める。
それにしてもすごい雨だ。
雨雲レーダー見たくても圏外。
携帯が繋がらないとやることがない。
翌朝、止んでいることを祈りながら秒で眠りについた。
1:40に起床。
なんとか3時間の睡眠は手に入れられた。
そしてなんと、雨が止んだ空は満点の星空だった。
【駐車場ー登山口ー三伏峠】
意気揚々と駐車場を後にした。
なんてことはないよね。
だってまだ2時過ぎだよ。
ボーッとしながらトボトボと登山口に向けて歩き始めた。
駐車場から35分で登山口に着いた。
登山口からいきなりまあまあの勾配だ。
真っ暗な中を黙々と進んでいく。
2人とも仲悪いの?ってくらい無言。笑。
まぁいつもそう。
仲が良いってことは、無言の時間の責任を取らなくていいってことなのだ。
登山道もこれといって特筆することがないほど単調。
単調ってことは広義で言えば安全ってこと。
登山において安全に優るものなし。
ここの見どころは、
・カウント標識に励まされる。
・「帰りは滑りそう」多分みんな思うボロボロ階段。
・チョロチョロ出ている南アルプス天然水の「ほとけの水」
・三伏小屋までの「あと200歩」看板からは超大股で歩いてピッタリ200歩。
【三伏峠ー塩見小屋】
三伏小屋からの眺望はないので天気が良ければ三伏山で休憩するのが良いと思う。
三伏山では塩見岳から上がってきたご来光を見ることができてテンションアップ。
確認出来た高山
[南アルプス]塩見岳、烏帽子岳、悪沢山、赤石岳、小赤石岳、聖岳
[中央アルプス]
駒ヶ岳、宝剣岳、空木岳、南駒ヶ岳、御嶽山
[遠くに北アルプス]
奥穂高、槍ヶ岳、剣岳、立山、鹿島五竜、白馬
三伏山からは降って登って本谷山。
本谷山からは降って登って塩見小屋。
往路は希望があるからアップダウンも楽しいけど、復路のアップダウンはつらい。
特に塩見小屋から本谷山までは気温も上げってきてゼーハーゼーハー。
往路も復路も目的地に着くとやっぱり嬉しいのだ。
【塩見小屋ー塩見岳】
塩見小屋で休憩して塩見岳アタックに備える。
見たことのないハエ?がブンブンまとわりつく。
虫除けスプレーは効果があるので持っていくと良いと思います。
九十九折りのザレ場を歩き始めるとすぐに息が上がる。
やはり標高2900m超えると酸素が薄いのか?途中でザックをデポし、わたしは空身で、CCちゃんは軽量化したザックで進んでいく。
天狗岩から見る塩見岳に圧倒される。
とにかく恐ろしいほどデカいのだ。
岩場は苦手じゃないけど好きでもない。
岩に書かれたペンキを見落とさないように、石を落とさないように、集中して登る。
幸い、ほぼ無人。すれ違いがないのが救いだ。
ニセピークは一箇所だけ。
なんとか登り切ったぞ。
西峰から東峰まではすぐ。
ドカンと富士山。
優雅に伸びる仙塩尾根。
さっき書いたからもう書かないけど、美しい日本の山々。
百名山60座目の塩見岳は控えめにいって最高だ。
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