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Yamareco

記録ID: 464004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

古地図を持ち八ヶ嶽 擬宝珠嶽へ。森林限界越えのお花たちとも沢山会えた!

2014年06月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:05
距離
11.2km
登り
1,228m
下り
1,222m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

13:13観音平-13:48雲海-14:18押手川-15:10青年小屋-15:33狼煙場-15:53西ギボシ-16:06東ギボシ16:12-16:53青年小屋-17:30押手川-17:49雲海-18:15観音平
天候 曇り、時々、晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音平駐車場。
コース状況/
危険箇所等
のろし場以降は、森林限界で鎖場あり。ただ、危険箇所はありません。
昨夜の月です。きれいな満月でした。
2014年06月13日 19:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/13 19:48
昨夜の月です。きれいな満月でした。
富士見町信濃境の博物館で見た八ヶ嶽の古地図。江戸時代に思いをはせながら、擬宝珠エリアを歩きたいと思います。
2014年04月20日 16:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/20 16:38
富士見町信濃境の博物館で見た八ヶ嶽の古地図。江戸時代に思いをはせながら、擬宝珠エリアを歩きたいと思います。
午後1時すぎ、観音平スタート。
2014年06月14日 13:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 13:13
午後1時すぎ、観音平スタート。
いきなり、多数のレンゲツツジが出迎えてくれました。
2014年06月14日 13:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 13:14
いきなり、多数のレンゲツツジが出迎えてくれました。
天気は上々。
2014年06月14日 13:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 13:18
天気は上々。
ミツバツチグリか?
2014年06月14日 13:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 13:19
ミツバツチグリか?
タチツボスミレ。
2014年06月14日 13:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 13:44
タチツボスミレ。
35分で雲海。
2014年06月14日 13:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 13:48
35分で雲海。
キバナノコマノツメ、今年初遭遇、かわいい!
2014年06月14日 13:57撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 13:57
キバナノコマノツメ、今年初遭遇、かわいい!
これは、マイヅルソウですね。
2014年06月14日 13:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 13:59
これは、マイヅルソウですね。
2014年06月14日 14:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 14:00
これも、かわいい。
2014年06月14日 14:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 14:00
これも、かわいい。
1時間5分で、押手川。
2014年06月14日 14:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 14:18
1時間5分で、押手川。
押手川展望台より、甲府方面を望む。富士山は雲の中。
2014年06月14日 14:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 14:22
押手川展望台より、甲府方面を望む。富士山は雲の中。
イワカガミだ!
2014年06月14日 14:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 14:32
イワカガミだ!
今年、初遭遇、うれしいです。
2014年06月14日 14:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 14:42
今年、初遭遇、うれしいです。
三つ頭が見えます。
2014年06月14日 14:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 14:42
三つ頭が見えます。
木戸口公園へ下る尾根。
2014年06月14日 14:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 14:42
木戸口公園へ下る尾根。
イワカガミがそこらここらに。
2014年06月14日 14:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 14:44
イワカガミがそこらここらに。
2014年06月14日 14:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 14:46
これ、よく見ますね。
2014年06月14日 15:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:06
これ、よく見ますね。
1時間55分で、青年小屋に到着。
2014年06月14日 15:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:09
1時間55分で、青年小屋に到着。
テントがカラフル、にぎやかです。
2014年06月14日 15:11撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:11
テントがカラフル、にぎやかです。
ギボシへ向かい上ります。
2014年06月14日 15:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:14
ギボシへ向かい上ります。
この辺、リンドウが多数。夏から秋に、花を咲かせてくれるでしょう。
2014年06月14日 15:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:15
この辺、リンドウが多数。夏から秋に、花を咲かせてくれるでしょう。
アザミも多数。
2014年06月14日 15:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 15:15
アザミも多数。
キバナノコマノツメ、群生です。
2014年06月14日 15:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:17
キバナノコマノツメ、群生です。
ノロシ場到着。
2014年06月14日 15:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:33
ノロシ場到着。
予想外の山桜、ピンクがキレイ!
2014年06月14日 15:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:35
予想外の山桜、ピンクがキレイ!
これは白、可憐だ。
2014年06月14日 15:36撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:36
これは白、可憐だ。
いよいよ、擬宝珠エリアに突入です。古地図を持ちます。
2014年06月14日 15:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:38
いよいよ、擬宝珠エリアに突入です。古地図を持ちます。
左は厳しい渓谷です。
2014年06月14日 15:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:39
左は厳しい渓谷です。
これは、しらべるとヒメイチゲ。初めて会いました。
2014年06月14日 15:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:39
これは、しらべるとヒメイチゲ。初めて会いました。
古地図を眺めながら歩くと、虚空蔵嶽は、左の岩塊と思います。地蔵嶽は、右の上りきったところ。 擬宝嶽珠は西ギボシ。
2014年06月14日 15:43撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:43
古地図を眺めながら歩くと、虚空蔵嶽は、左の岩塊と思います。地蔵嶽は、右の上りきったところ。 擬宝嶽珠は西ギボシ。
キタ!、ミヤマキンバイ!
2014年06月14日 15:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:45
キタ!、ミヤマキンバイ!
可愛い!
2014年06月14日 15:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:45
可愛い!
2014年06月14日 15:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:45
白い可憐な花、名前不明。ミヤマカタバミと教えてもらいました。
2014年06月14日 15:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:46
白い可憐な花、名前不明。ミヤマカタバミと教えてもらいました。
ミヤマキンポウゲの蕾。襟巻きに囲まれた蕾が可愛い。
2014年06月14日 15:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:47
ミヤマキンポウゲの蕾。襟巻きに囲まれた蕾が可愛い。
イワウメだ! 今日はお花が豊作です。
2014年06月14日 15:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:50
イワウメだ! 今日はお花が豊作です。
イワカガミとの共演。
2014年06月14日 15:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:50
イワカガミとの共演。
これから東ギボシ。
2014年06月14日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:53
これから東ギボシ。
西ギボシに人が。
2014年06月14日 15:54撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:54
西ギボシに人が。
権現です。
2014年06月14日 15:55撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:55
権現です。
ミヤマダイコンソウも蕾が。
2014年06月14日 15:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 15:59
ミヤマダイコンソウも蕾が。
薬師嶽は今の権現岳の左の岩塊、権現嶽jは右の岩塊では? 嶽というのは山頂ではなく、目立つ岩塊に仏の名をつけたものと感じる。
2014年06月14日 16:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:00
薬師嶽は今の権現岳の左の岩塊、権現嶽jは右の岩塊では? 嶽というのは山頂ではなく、目立つ岩塊に仏の名をつけたものと感じる。
東ギボシのトラバースを登ると...
2014年06月14日 16:02撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:02
東ギボシのトラバースを登ると...
南八つ、スーパースターの揃い踏み!
2014年06月14日 16:03撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:03
南八つ、スーパースターの揃い踏み!
コメバツガザクラ!
2014年06月14日 16:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:04
コメバツガザクラ!
頂上までもうすぐだが、花で足止め。
2014年06月14日 16:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:04
頂上までもうすぐだが、花で足止め。
かわいいな!
2014年06月14日 16:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/14 16:05
かわいいな!
お。これも可愛い。
2014年06月14日 16:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:05
お。これも可愛い。
ウラシマツツジか?
2014年06月14日 16:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:06
ウラシマツツジか?
東ギボシ到着。2時間50分かかりました。
2014年06月14日 16:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/14 16:06
東ギボシ到着。2時間50分かかりました。
南八つのオールスターを眺めながら、バナナ。
2014年06月14日 16:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:08
南八つのオールスターを眺めながら、バナナ。
権現は今日は行きません。
2014年06月14日 16:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:09
権現は今日は行きません。
さて、ギボシからジグザグに下に下りてみます。
2014年06月14日 16:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:12
さて、ギボシからジグザグに下に下りてみます。
ミヤマキンバイの
2014年06月14日 16:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:15
ミヤマキンバイの
お花畑だ!!
2014年06月14日 16:16撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:16
お花畑だ!!
トラバースルートに降りました。
2014年06月14日 16:20撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:20
トラバースルートに降りました。
ウメハタザオの咲きかけか?
2014年06月14日 16:21撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:21
ウメハタザオの咲きかけか?
イワベンケイ。
2014年06月14日 16:21撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 16:21
イワベンケイ。
イワヒゲ、蕾。
2014年06月14日 16:21撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:21
イワヒゲ、蕾。
ミヤマカタバミ!
2014年06月14日 16:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/14 16:22
ミヤマカタバミ!
コメバツガザクラ。
2014年06月14日 16:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:26
コメバツガザクラ。
編笠と西岳。
2014年06月14日 16:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 16:26
編笠と西岳。
青年小屋、テントがカラフルです。
2014年06月14日 16:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/14 16:27
青年小屋、テントがカラフルです。
これはツガザクラか?
2014年06月14日 16:31撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:31
これはツガザクラか?
コケモモの蕾。
2014年06月14日 16:31撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 16:31
コケモモの蕾。
虚空蔵嶽、さようなら。
2014年06月14日 16:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:33
虚空蔵嶽、さようなら。
ノロシ場場へ戻ります。
2014年06月14日 16:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:35
ノロシ場場へ戻ります。
ミツバオーレン。
2014年06月14日 16:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 16:39
ミツバオーレン。
地蔵嶽は、擬宝珠嶽、それではまた。
2014年06月14日 16:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:40
地蔵嶽は、擬宝珠嶽、それではまた。
もうすぐ、青年小屋。
2014年06月14日 16:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/14 16:50
もうすぐ、青年小屋。
編笠山の巻き道を戻ります。
2014年06月14日 16:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:53
編笠山の巻き道を戻ります。
イワカガミ。
2014年06月14日 17:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 17:15
イワカガミ。
押手川。
2014年06月14日 17:30撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 17:30
押手川。
ツマトリソウ、発見。
2014年06月14日 17:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 17:47
ツマトリソウ、発見。
雲海。
2014年06月14日 17:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 17:49
雲海。
レンゲツツジ。
2014年06月14日 18:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 18:13
レンゲツツジ。
日が傾いています。
2014年06月14日 18:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/14 18:13
日が傾いています。
展望台から甲斐駒と北岳。
2014年06月14日 18:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 18:18
展望台から甲斐駒と北岳。

装備

個人装備
ヘッドランプ、LEDランプ
1
GPS NV-U37、USBバッテリー
1
地図、手持ちコピー
1
コンパス、笛
1
バンドエイド、湿布、テープ
1
エマージェンシーシート
1
保険証、jRO会員証
1
カッパ、ザックカバー、ゴム手袋
1
ストック
1
1.5L
バナナ
1
カメラ、予備バッテリー
1
非常食
1
チョコ、おつまみ等

感想

土曜日は午後時間があるので山に行きます。4月に富士見町信濃境の博物館で見た八ヶ嶽の山岳図の擬宝珠近辺を歩き、記載内容を確認したいと思います。また、この時期は森林限界以上のお花も始まっていますので、お花も楽しみです。

お昼を家で食べてから来ました。途中の展望台からずっと路上駐車が続いてますが、この時間は帰り始める時間なので一番上の駐車場が空き始めていますので余裕でとめることができました。観音平を1時10分出発。登り3時間、下り2時間、6時前後に登山終了が目標です。途中の時間を見て、もし難しいようなら編笠山に目標を変更もあり。雲海まで35分、押手川まで1時間5分。そこそこいいペースです。この1ヶ月、朝は20分ほど軽いジョギングをしてますが、体力維持に役に立っているようです。

押手川から上はイワカガミが可愛くひっかかりながらも、青年小屋まで1時間55分。ここまで多数の人とすれ違いました。また、青年小屋はカラフルなテントが一杯でにぎやかでした。時間もないので、そのまま休まずにギボシへ向かいます。ノロシ場からはいよいよ森林限界、古地図を手に持ち、擬宝珠嶽エリアを上ります。と思ったら、その前に、ヤマザクラが可憐に咲いています。こんな標高2500m超えるところにも咲くんだ。

西ギボシへ向かう坂の下に立つと、”左の岩塊が虚空蔵嶽そっくり”、”右の岩塊が地蔵嶽だろうな”と思える光景がありました。西ギボシの岩場では、ミヤマキンバイ、さらにはイワウメも。今年も会えました。さらに東ギボシの頂上路には、コメバツガザクラにウラシマツツジ。これはかわいい!タイムよりお花優先で頂上まじかで足止めです。かわいいお花を堪能してから、頂上に到達、2時間50分。ここは古地図の阿弥陀嶽。

古地図の薬師嶽は今の権現岳の左の岩塊、権現嶽は右の岩塊ではと思いました。形がそんな感じです。江戸時代は山頂を踏むよりも、岩塊を仏に見立ててお祈りしながら巡っていたと考えると、岩塊単位で名前がつくのは自然なことと思います。虚空蔵嶽に対応した岩塊にもそのように思いました。

10分ほど眺望を楽しみ下山開始。青年小屋まで40分。押手川まで1時間15分。雲海まで1時間35分。観音平の駐車場まで2時間ちょうど。青年小屋以降は、鹿以外とは会いませんでした。予定タイムでは下れましたが、とてもへたりました。軽いジョギングは下りには効かないようです。18時15分に到着し家に帰宅。なんとか晩御飯には間に合いました。

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コメント


図鑑を調べましたが、ミヤマカタバミではないでしょうか?
勝手にリンクしてすみません。
http://matsue-hana.com/hana/miyamakatabami.html
2014/6/15 22:04
Re: 花
DSAさん、ありがとう! たしかに、ミヤマカタバミですね。可憐な花がそこらここらにありましたが、わかってすっきりしました。

来週は、谷川岳、一の倉沢ですね。
お気をつけて、無理しないように。
2014/6/16 4:59
流石ですね〜
totoro sanさん、こんばんは!

午後から歩き始めて、このルートを明るい内に下山ですか
花を愛でながら流石のスピードですね!凄いです

古地図!リアルですね〜
現在の山名と違うピークに命名されていますか
現在の山名は、いつの時代に名付けられたのでしょうね?
不思議です。こういった山旅も興味深いですね
totoro sanさんの、山に対する造詣!感服致しました
2014/6/15 23:38
Re: 流石ですね〜
tailwindさんの速さにはかなわないですが、この1ヶ月のジョギングのお陰で、登りはほぼイメージどおりの速度で登れ、余裕もありました。下りも予定通りの時間では下れましたが、こちらは余裕なしでした。ジョギングは下りには効かないようです。

そうなんです。古地図を見て疑問に思うのは、現在の山の名前はいったい、いつ、だれがどう決めたのだろうか?ということです。古地図ではかなり違う名前がついていることが多いです。そのようなことも考えながら、歴史に思いをはせ登ると、また興味深いものがあります。

今回は古地図どおり岩塊達を、虚空蔵、地蔵、擬宝、阿弥陀、薬師、権現に見立てながら歩きました。森林限界を超えた下界とは別世界のもと、仏を巡り歩くとすこし厳かな気分を感じます。
2014/6/16 5:45
花図鑑のようです。
お疲れ様でした。トトロさんのレコは花が多くて素敵です。
お昼からサクッと登れるとは、健脚と地の利ですね。
2014/6/16 5:43
Re: 花図鑑のようです。
Mikuniさん、おはようございます。
今回は、春の花が沢山楽しめました。八つに近い我が家はとてもありがたいです。そして速く歩けると行動範囲が広くなり、限られた時間で行ける選択肢がひろがり、うれしいです。
キボシは本来半日でいく距離ではないですが、ジョギングで体力維持し、日の長い今の時期だから行けると思い、行って見ました。森林限界越えのお花たちにも沢山出会え、楽しかったです。
2014/6/16 5:57
totoroさん/古地図に吸い込まれそうです
おはようございます。
土曜日の午後、半日山行でこれだけの濃い内容はさすがですね。
いよいよ花が増えてきた八ヶ岳。それだけでもなかなか足が進まなくなりますが、さらに古地図で探索。どちらもとても興味深いです。

問題の古地図、眺めれば眺めるほど面白いですね。編笠にはちゃんど「押手川」が表記されているし、「狼煙場」も明瞭に。
するとノロシ場の手前、今の青年小屋から登りに掛かるあたりに鳥居が立っていたんでしょうか。
「ここからが仏の居場所」という印だったんでしょうね。
案外昔から同じ地名だなあ、と思う一方で山の名前はかなり変化しているらしい。
赤嶽はまさか同じ赤岳だろうけど、その左の「天狗嶽」は形と位置からして横岳としか思えないですね。こうなると「阿弥陀嶽」も現在の「阿弥陀岳」なのかも怪しい。
権現嶽のすぐ下にはなにやら社のようなものがありますね。これ権現小屋?(^^)
赤線は登拝道なのでしょうが、擬宝珠から先では妙に谷に下って権現小屋の方に回り込んでいるような・・・・。そこに「たいないくぐり」と書いているようなのもさらに気になります。洞窟でもあるのか???
いやいや興味が尽きません。
2014/6/16 9:28
Re: totoroさん/古地図に吸い込まれそうです
pasocomさん、こんばんわ。
古地図とお花たちとジョギングのお陰で、濃い山歩きが楽しめました。
古地図では、変わっているところも多々あるが、現在と共通する部分も多々あります。天狗岳はたしかに怪しいと私も思いました。富士見町の信濃境方面、編笠や権現エリアからはほとんど見えませんので。
天狗という地名はそこらじゅうにあるので、現在とは別の山と思います。形からすると、横岳と硫黄か?ただ、聳え立つ阿弥陀がないのが不自然で気になります。
権現嶽のすぐ下の社は、現在もある小さな石つくりの社かな、と思っています。次回行ったら、年号を確認したいです。1800年以前ならそうかも。
赤線は私も気になっています。この通りなら、今はないトラバースルートがあり、胎内くぐり(洞窟と考えるのが自然)があったということですね。今もあるのかも。
2014/6/16 20:57
はじめましてtotoro_sanさん
pasocomさんの日記からこの記録を拝見しました。
さすが、地元!!古地図をもって色々な背景を考えながらのの登山楽しそうです。阿弥陀がどこになるのでしょうか、この続きが楽しみです
2014/6/23 9:06
Re: はじめましてtotoro_sanさん
こんにちわ、nori3さん。
pasocomさんのレコでのコメント、よくお見かけしてました。
pasocomさんの日記へのコメントとして、以下日記を作成しました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/16057-detail-75187
よろしければ、ご一読ください。
ちなみに、古地図の阿弥陀は、今の東ギボシと思っています。
2014/6/23 22:34
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ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
編笠岳・権現岳(観音平駐車場から周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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