水根沢
東京都
onunu
やっくん
めぐもぐ🐈⬛
- GPS
- 05:05
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 439m
- 下り
- 446m
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| 天候 | 曇り（脱渓後晴れ） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
参考遡行図: 「東京起点 沢登りルート 120」P.42-43 (初級/1級上/��) ★計画では、水根沢林道が渡る木橋（時間があればさらに奥の二俣）まで行く予定だったが、アシダキ沢を通過して少し行った所にある滝にて、先行されていた釣り師がいらっしゃったため、撤退し、戻ってアシダキ沢を遡行して脱渓 朝から天気は曇りで暗く鬱蒼とした水根沢。水量は平水。 水根沢経験もあり沢経験が多いCL/SLが、水量が多く積極的に泳ぐ沢に入るのは初めてなメンバー1人をバックアップする3人パーティーにて。 言わずもがな、東京近郊では一番有名な初級者向けゴルジュ入門沢といってもいい沢だが、入渓から撤退を決めるまでに別パーティと会うことはなかった。撤退してアシダキ沢出合まで戻る途中で2パーティほど見かけた。 パーティとして核心になったのは、第1ゴルジュ内のCSトイ状4m(通称:ツッパリ滝)の取り付き。何度かチャレンジしたのち、上からボディビレイでロープも出したが、水に消耗してしまった初級者メンバーは右岸から高巻いてもらった。ここの高巻きは高度感も強く、足場も悪いため少し怖いが、残置スリングがあり、それを利用して巻ける。 その後、半円ノ滝では初級者メンバーがツッパリ終了点付近で足を滑らせドボン。特に怪我などはなかったが、下山後、両膝を打っていて打ち身のようになっていて痛みが出てきたよう。ロープを出したほうが安全だったかもしれない。 エスケープに使ったアシダキ沢は出合の滝が少し悪い。また、それを超えるとガレガレの倒木だらけになりダルい遡行になる。途中から左岸にある林道が見えはじめるが、急登になるためそれは避け、そのまま沢筋を林道にぶつかるまで登った。右岸に捨てられたワサビ田が出てくるとそのすぐ上で林道にぶつかる。 林道で装備解除し、下山開始。途中で道が崩壊しているところがあるが、しっかり警告表示やロープなどが貼られていて迂回できるので間違えることはない。その後、道幅が広くなり、車が入れるぐらいのダートになる。 ここであまり考えずにダート側を少し進んでいってしまい、ヤマレコからルート外れ警告。地図を確認すると確かに予定ルートから外れてしまっている。斜面下にあるであろう本来のルートに向けて斜面を斜度を殺しながら下降して復帰した。上から下山地点の建物なども目視で確認できる状態だったので不安はなかった。 復帰後の林道は蛇行しているが、蛇行をショートカットできる踏み跡があったのでそちらを降り、そのまま集落に出る。右手にある茶器屋さんを過ぎると入山時に通った道に合流し、そのまま水根駐車場まで出て終了。 |
| その他周辺情報 | 入山前 ・コンビニ: セブンイレブン 青梅長淵1丁目店 下山後 ・温泉: 奥多摩温泉 もえぎの湯 ・コンビニ: セブンイレブン 奥多摩古里店 |
写真
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CSトイ状4m(通称ツッパリ滝)を高巻きしているメンバーとそれをサポートしている様子を上流から。ちょうど人がいるところらへんに残置ハーケンがある
装備
| MYアイテム |
やっくん
重量：0.22kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
グローブ
雨具
着替え
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
スリング
セルフビレイランヤード
参考遡行図
地形図
バイル
|
| 共同装備 |
ロープ(8mm30m)
クイックドロー
カム数本
アッセンダー
レスキューセット(プーリー/マイクロトラクション)
ハーケン数枚
特小無線機2台
ナイフ
|
感想
ぼく個人では3回目の水根沢。初心者に泳ぎ沢を楽しんでもらうのが目的ではあるが、なるべく個人的にも得るもの得ようとなるべく難しいラインをあえて選んで登っていた。前回は初心者二人を連れたパーティだったので、個人的にも楽しめた。
が、これを1番手でやってしまうと後続がそれに続いてしまうのをよく考えておらず反省。
結果的にではあるが、ロープ出してもごぼうすらさせてもらえない滝orコンディションが存在することや、ステミングで登る時の全身の使い方を認識してもらえたのでよい遡行だったと思う。
GoProで撮影した動画を見て、現場では細かくわからなかった部分を客観的に見つめ直せるのでやはり動画やそうじゃなくても記録をとっておくのは大事だなぁと認識した。
我々は釣り師と会話し、先にいくのを許可されなかったので遡行を断念した(それ自体は早いものがちだし納得している)が、そこに追いついた別パーティが納得できないような顔をしていたのでどうなったのか気になっている。
ところで水根沢に魚、いるんですかね・・・？
自身2度目の水根沢。
最初に来たときは沢登りを初めて2回目だったので、おっかなビックリで大変疲れてクタクタになった記憶があるが、あれから1年経ち成長できているのか、登攀含めて簡単で難しいところのない沢だなー、という印象に変わっていた。
前回は林道木橋までで遡行を終えたので、今回はその先の二俣まで行って、その手前にある6m滝が割と難く楽しいと聞いていたので登りたかった、が。まさかその手前で撤退になるとは…。とはいえ、半円ノ滝まで登れればこの沢の面白いところはほぼ終わりみたいなもんなので、初級者のメンバーには十分良い経験になったんじゃないかと思う。
水量多めの沢や、水に慣れていないメンバーがいる場合は、良く晴れた夏日のほうが楽しく遊べて気持ちが良いだろうと思う。暗いとどうしても水中は恐怖感が増すため。
モンベルサワタビ(ラバーソール)で遡行したが、特にヌメリの強さも感じず、ちょうどよかったと思う。突っ張りも小さな段差などをしっかりグリップしてくれて安心できた。
個人としては、晴れた日や、前日までの天気も良いと、難易度としては簡単になってしまうので、次回はガッツリ増水している水根沢に来て大量の水と戯れてみたい。
ところで水根沢って魚、いるんですかね・・・？
ピンクの服の初級者です。
今年の6月沢デビューし、計8本目、初の“泳ぎ沢”にて洗礼を受けました……
ツッパリの滝は釜の難しいほうの右ルートへ進んだSLに（そうとは知らず考えなしに）ついて行ってしまった結果、なかなか滝まで辿り着けず左右5〜6回続けて挑戦し、長い時間釜で水流にあたったことで体力消耗、低体温症になりかけてしまいました。水から上がるとシバリングが止まらなかった。
少し体を休めたあとロープを出してもらったもののそれもうまくいかず、最終的に心がポッキリ折れて右岸から巻く判断。巻きは巻きで足場が悪いしなかなかの高度感の崖っぷち&疲れMAXで相当危険だったと思われます。
反省点・自分の体力の限界を把握できてない事が良くなかったし、こまめに休憩は取るべし。
そして人にただついて行くのではなく、自分で考えルーファイすること。
宿題として、この滝次回リベンジ。
半円の滝はツッパリの滝を教訓にSLが登る様子を観察して自分の番では足を置く位置など慎重に考えて登ったものの、あと少しのところで足を滑らせてしまいドボン。
落ちた際に両膝を強打しましたが、心は折れなかったのでCLに先に登ってもらい、その間休憩して再度挑戦。
1回目以上に慎重に、時間はかかりましたがなんとかクリア。沢ならではの突っ張る動きが苦手。これは経験を積み重ねるしかないでしょうか。
このパーティはCLもSLも指示やアドバイスはくれるけど、毎回自分のやりたいことを尊重してくれて、まず初級者の自分がどう考えてどう登りたいかを自由にさせてくれてありがたい。そこから失敗や学びがあって成長できてる感じがします。もちろん危険なところは全力でフォローしてくれるし、間違ってるところは指摘してくれる。
お陰で今回の沢は過去一心が折れたけど自分に足りないものがたくさんわかったし、「次回はこうしよう」という目標も見えました。怪我はしたけど収穫だらけ。
毎回遡行後の反省会が一番の楽しみです！感謝！！
水根沢に魚は・・・？？？
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shun-s さん
このようなシチュエーションには自分は遭遇したことありませんが、このあたりの沢のお作法、難しいですね。私も正直、釈然としないところがあります。。。
水根沢に魚は・・・？？？w
基本的には沢は早いもの勝ちな認識なので、釣り師が多く入る沢であればわざと遅めの入渓を検討するようにとガイドブック等では記載がありますし、僕もそういう認識でいます。我々が沢内を歩いて遡行していっちゃうと、まぁその一日、魚はその沢では隠れてしまいますから。釣り師さん側からすると遊漁券も必要なので、お金を払って来てるのに何してくれてるんだ、という気持ちもあるようです。お互いうまくやっていきたいですね。
私はこれまで釣り師のいるような沢には行ったことがないということなのでしょうね。覚えておきます。
今回取りえた選択肢としては、登山道にあがり少し上流方面へ歩いてから、再入渓して遡行継続というのも出来るとは思うんですが、ちょうど核心というか見どころは終わったのでそれもそのまま脱渓する理由になりましたね。
魚影はありませんけど！ありませんけどね！
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