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Yamareco

記録ID: 4649737
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

湯檜曽川 袈裟丸沢右俣

2022年09月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:46
距離
16.2km
登り
730m
下り
742m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:24
休憩
0:17
合計
10:41
距離 16.2km 登り 734m 下り 748m
6:34
16
6:50
6:51
21
7:12
35
7:47
8:04
373
14:17
14:18
46
15:04
42
15:47
16
16:03
18
16:21
16:22
4
16:25
16:26
21
16:47
2
16:50
ゴール地点
天候 曇り/晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白毛門登山口駐車場利用
※以下、注釈がなければhirosioの文です。
6時、白毛門登山口駐車場をスタート。
2022年09月04日 06:07撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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※以下、注釈がなければhirosioの文です。
6時、白毛門登山口駐車場をスタート。
橋を渡ってすぐのこちらの指導標を右へ
2022年09月04日 06:09撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 6:09
橋を渡ってすぐのこちらの指導標を右へ
ここまで車で来れていたとか
2022年09月04日 06:33撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 6:33
ここまで車で来れていたとか
一ノ倉沢出合
2022年09月04日 06:51撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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一ノ倉沢出合
JR巡視小屋。想像より大きかった。
2022年09月04日 07:16撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 7:16
JR巡視小屋。想像より大きかった。
あんまり人が入らないんだろうな、結構繁茂してます。
2022年09月04日 07:39撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 7:39
あんまり人が入らないんだろうな、結構繁茂してます。
登山道を暫く歩き、こちらのケルンから逸れて沢へ降り立ちます

u)事前情報で魚止めの滝をパスできるとのことで、バッチリでした。
2022年09月04日 08:09撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 8:09
登山道を暫く歩き、こちらのケルンから逸れて沢へ降り立ちます

u)事前情報で魚止めの滝をパスできるとのことで、バッチリでした。
出発から歩き2時間と15分くらい。
やっと入渓。
2022年09月04日 08:20撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 8:20
出発から歩き2時間と15分くらい。
やっと入渓。
深い淵のゴルジュ状内、3mCS滝
2022年09月04日 08:33撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 8:33
深い淵のゴルジュ状内、3mCS滝
つっぱりで超えるuchikenさん
2022年09月04日 08:35撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 8:35
つっぱりで超えるuchikenさん
幅広4m滝。右から
2022年09月04日 08:46撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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幅広4m滝。右から
綺麗な深い釜の小滝
2022年09月04日 08:59撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 8:59
綺麗な深い釜の小滝
白樺沢と袈裟丸沢の出合。袈裟丸沢は右側、2段7m滝のほう。
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白樺沢と袈裟丸沢の出合。袈裟丸沢は右側、2段7m滝のほう。
ちょっと休憩。
2022年09月04日 09:12撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 9:12
ちょっと休憩。
分岐を袈裟丸沢へ進むとすぐにあらわれる2段25m滝。行程の核心部と言われる箇所です。
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分岐を袈裟丸沢へ進むとすぐにあらわれる2段25m滝。行程の核心部と言われる箇所です。
先行PTは左壁を進んでいました。我々は右壁へ。残置ピトンがありました。
リードはuchikenさん。

u)中段で1箇所立ってますが、離陸用(?)のピトンが2本刺さってるところから右上にハイステップ&足替えムーブで。怖さはなく楽しい登攀。
2022年09月04日 09:33撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 9:33
先行PTは左壁を進んでいました。我々は右壁へ。残置ピトンがありました。
リードはuchikenさん。

u)中段で1箇所立ってますが、離陸用(?)のピトンが2本刺さってるところから右上にハイステップ&足替えムーブで。怖さはなく楽しい登攀。
1箇所ハング気味を越えるところが難しかったです。hirosioはアッセンダーで中間登攀。写真はしんがりで登攀中のsusさん。
2022年09月04日 09:52撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 9:52
1箇所ハング気味を越えるところが難しかったです。hirosioはアッセンダーで中間登攀。写真はしんがりで登攀中のsusさん。
25m滝落ち口から見下ろすとこんな感じ。
2022年09月04日 09:53撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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25m滝落ち口から見下ろすとこんな感じ。
続いて25mナメ滝。ラバーソールのフリクションも効いて快適に登れました。
2022年09月04日 09:58撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 9:58
続いて25mナメ滝。ラバーソールのフリクションも効いて快適に登れました。
逆くの字2段15m。
このあたりから岩がヌルヌルし始め、ラバーソールでは滑るようになってきました。
2022年09月04日 10:10撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 10:10
逆くの字2段15m。
このあたりから岩がヌルヌルし始め、ラバーソールでは滑るようになってきました。
右から越えるuchikenさん
2022年09月04日 10:19撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 10:19
右から越えるuchikenさん
8m滝。
残置無しなのでハーケンとカムで支点を取りつつ登攀。落ち口付近がヌルヌルで怖い。
uchikenさんリードありがとうございました。

u)結果的にはこの滝は右岸から高巻くべきだった。詳しく後述。
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8m滝。
残置無しなのでハーケンとカムで支点を取りつつ登攀。落ち口付近がヌルヌルで怖い。
uchikenさんリードありがとうございました。

u)結果的にはこの滝は右岸から高巻くべきだった。詳しく後述。
Y字8m滝。これは巻いたかな。
2022年09月04日 11:23撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 11:23
Y字8m滝。これは巻いたかな。
3段25m。左から超えたかな。
どこも茶色か緑か黒の有機物が付着しててヌルヌル。ブラシで掃除しながらソロリソロリ登った気がします。
2022年09月04日 11:33撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 11:33
3段25m。左から超えたかな。
どこも茶色か緑か黒の有機物が付着しててヌルヌル。ブラシで掃除しながらソロリソロリ登った気がします。
滝が連続します。
2022年09月04日 11:55撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 11:55
滝が連続します。
振り返ると笠ヶ岳。
2022年09月04日 12:12撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 12:12
振り返ると笠ヶ岳。
多段30mの途中だったはず。
ここもヌルヌルで大変でした。
2022年09月04日 12:26撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 12:26
多段30mの途中だったはず。
ここもヌルヌルで大変でした。
黒ナメ滝7m
黒いのは有機物。ここもやっぱりヌ(以下略
2022年09月04日 12:29撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 12:29
黒ナメ滝7m
黒いのは有機物。ここもやっぱりヌ(以下略
連瀑帯を抜けるとツメ感が出てきますが、岩は大きめなのが多いのでボルダリング的に超えて行きます。
2022年09月04日 12:44撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 12:44
連瀑帯を抜けるとツメ感が出てきますが、岩は大きめなのが多いのでボルダリング的に超えて行きます。
で、ヌルヌル。
2022年09月04日 12:47撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 12:47
で、ヌルヌル。
源頭のひとつを発見

u)単なる伏流水かもしれませんが、ペットボトル1本分飲んでもお腹は大丈夫でした。
2022年09月04日 12:55撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 12:55
源頭のひとつを発見

u)単なる伏流水かもしれませんが、ペットボトル1本分飲んでもお腹は大丈夫でした。
遡行終了の目印になる、3mCS滝
2022年09月04日 13:08撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 13:08
遡行終了の目印になる、3mCS滝
CS滝を左に抜け、登山道へ
2022年09月04日 13:27撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 13:27
CS滝を左に抜け、登山道へ
登山道に合流して下山となります。
2022年09月04日 13:29撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 13:29
登山道に合流して下山となります。
あんまり人が入ってなさげな細い踏み跡。

ウソみたいだろ。
国道291号線なんだぜ、これ。

u)急斜面の側道で草が被っており滑落注意。下山スピードは上げられない。
2022年09月04日 13:42撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 13:42
あんまり人が入ってなさげな細い踏み跡。

ウソみたいだろ。
国道291号線なんだぜ、これ。

u)急斜面の側道で草が被っており滑落注意。下山スピードは上げられない。
途中、白樺沢とクロスしています。
2022年09月04日 14:06撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 14:06
途中、白樺沢とクロスしています。
白樺沢見上げ。こちらもいつか訪れたい。
2022年09月04日 14:06撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 14:06
白樺沢見上げ。こちらもいつか訪れたい。
白樺避難小屋。結構小さめ。中は綺麗でした。
2022年09月04日 14:20撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 14:20
白樺避難小屋。結構小さめ。中は綺麗でした。
新道でくだります。
2022年09月04日 14:27撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 14:27
新道でくだります。
巡視小屋まで戻ってきました。
行きも帰りも歩き区間か…長いっ!!!
2022年09月04日 15:49撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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巡視小屋まで戻ってきました。
行きも帰りも歩き区間か…長いっ!!!
やっと戻ってこれた…
2022年09月04日 16:51撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 16:51
やっと戻ってこれた…
お疲れ様でした!!
2022年09月04日 16:51撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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9/4 16:51
お疲れ様でした!!
撮影機器:

感想

ご縁ありましてUさん、Sさんの3名で湯檜曽川、袈裟丸沢を遡行してきました。

さすが谷川の沢、開けて明るくスケールの大きな沢でした。
難点はアプローチと下山に時間がかかる所でしょうか…難路というわけではなく単純に距離が…
そして詰めて行くほどに有機物でヌルヌル、ラバーソールではフリクションが効かず登攀は手強かったです。
皆さんありがとうございました。
※山行を手短に。2分動画もどうぞ!


昨年から気になっていた谷川の明るく登攀的な沢。アプローチの長さ、ヌメリの処理という難点はあるが、一度は訪れるべき景観を携えた沢と思う。

8m滝について
レコでは登攀した記録が多く、実際オブザベした感じも落口までは容易だろうと思い取り付いた。
右壁から離陸し途中リスも多く2箇所決めて順調に高度を上げる。落口直下でやや遠い位置の若干スローパー気味のガバを両手で決めて体を上げた際、急に手がスリップ。ロープが伸びて滝壺に左足から着底してしまう。2ndトライではさらにもう1本ハーケンを足し、ホールドの効く方向を吟味してスタティックに上げていったところあっけなくクリア。むしろ問題は落口で、ヌメリスラブと右壁との間にクラックに#0.3,0.4を連打して、膝や太もものフリクションも効かせつつにじり上がり最後右壁のガバをとって突破。泥臭く怖い登攀であった。
左足はやはり無傷とはいかず、下山までは気力で持たせたが、帰宅中から猛烈に痛み始めた。結果左足関節捻挫2度、最低2週間の安静となる。良い勉強代だ。

備忘録)
・下調べで嫌な予感がしてても、実際に見ると登りたくなってしまうのはそろそろ自重しよう。
・沢でのムーブは極力スタティックに。
・沢と岩のホールドのフリクションの違いを意識。
・リードを全て1人で担うのは体への負担が大きい。そろそろ仲間を信じて分担していきたい。

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コメント

うちけんさん、2段25m滝、右壁登攀はすごいにゃー(゚Д゚;)自分は、ソロで行きましたが、確保なしだったので、よくよく考えてあきらめて、左壁を登攀しました。

その後、ヌメヌメになったので、秀岳荘フェルト地下タビに履き替えました。

ちなみに、白樺沢のヌメヌメはもっとひどいです。大滝を越えてからは、ラバーでは非常に恐ろしい思いをすると思います。

下部は、ラバーバチギキなのに、上部でヌメヌメになるのは、良くあることなので、注意が必要だと思います。
2022/9/6 18:55
NYAAさん、コメントありがとうございます。

大滝は下調べの通り残置ピトン多数で、確保されていれば安心快適なクライミングでした。

ヌメリにはモンベルのフェルトワラジがまずまず有効でしたが、つま先の寸法がジャストではないので登攀には向かなかったです。

むしろヌメヌメ落口の8m滝によくソロで登攀されましたね!あれは怖すぎでした。
自分はクライミングに小慣れてきたせいで、知らず知らずに沢でもダイナミックな動きになりがちだったようで修正していかないとです。
2022/9/6 21:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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