湯檜曽川 袈裟丸沢右俣


- GPS
- 10:46
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 730m
- 下り
- 742m
コースタイム
- 山行
- 10:24
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 10:41
天候 | 曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
リードはuchikenさん。
u)中段で1箇所立ってますが、離陸用(?)のピトンが2本刺さってるところから右上にハイステップ&足替えムーブで。怖さはなく楽しい登攀。
感想
ご縁ありましてUさん、Sさんの3名で湯檜曽川、袈裟丸沢を遡行してきました。
さすが谷川の沢、開けて明るくスケールの大きな沢でした。
難点はアプローチと下山に時間がかかる所でしょうか…難路というわけではなく単純に距離が…
そして詰めて行くほどに有機物でヌルヌル、ラバーソールではフリクションが効かず登攀は手強かったです。
皆さんありがとうございました。
※山行を手短に。2分動画もどうぞ!
昨年から気になっていた谷川の明るく登攀的な沢。アプローチの長さ、ヌメリの処理という難点はあるが、一度は訪れるべき景観を携えた沢と思う。
8m滝について
レコでは登攀した記録が多く、実際オブザベした感じも落口までは容易だろうと思い取り付いた。
右壁から離陸し途中リスも多く2箇所決めて順調に高度を上げる。落口直下でやや遠い位置の若干スローパー気味のガバを両手で決めて体を上げた際、急に手がスリップ。ロープが伸びて滝壺に左足から着底してしまう。2ndトライではさらにもう1本ハーケンを足し、ホールドの効く方向を吟味してスタティックに上げていったところあっけなくクリア。むしろ問題は落口で、ヌメリスラブと右壁との間にクラックに#0.3,0.4を連打して、膝や太もものフリクションも効かせつつにじり上がり最後右壁のガバをとって突破。泥臭く怖い登攀であった。
左足はやはり無傷とはいかず、下山までは気力で持たせたが、帰宅中から猛烈に痛み始めた。結果左足関節捻挫2度、最低2週間の安静となる。良い勉強代だ。
備忘録)
・下調べで嫌な予感がしてても、実際に見ると登りたくなってしまうのはそろそろ自重しよう。
・沢でのムーブは極力スタティックに。
・沢と岩のホールドのフリクションの違いを意識。
・リードを全て1人で担うのは体への負担が大きい。そろそろ仲間を信じて分担していきたい。
その後、ヌメヌメになったので、秀岳荘フェルト地下タビに履き替えました。
ちなみに、白樺沢のヌメヌメはもっとひどいです。大滝を越えてからは、ラバーでは非常に恐ろしい思いをすると思います。
下部は、ラバーバチギキなのに、上部でヌメヌメになるのは、良くあることなので、注意が必要だと思います。
大滝は下調べの通り残置ピトン多数で、確保されていれば安心快適なクライミングでした。
ヌメリにはモンベルのフェルトワラジがまずまず有効でしたが、つま先の寸法がジャストではないので登攀には向かなかったです。
むしろヌメヌメ落口の8m滝によくソロで登攀されましたね!あれは怖すぎでした。
自分はクライミングに小慣れてきたせいで、知らず知らずに沢でもダイナミックな動きになりがちだったようで修正していかないとです。
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