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Yamareco

記録ID: 4650834
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
六甲・摩耶・有馬

「六甲ハイカー」7山を一気に制覇

2022年09月04日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
51.4km
登り
2,951m
下り
2,928m
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
In: 自宅近くの打出天神社まで徒歩
Out: 山陽電車月見山駅
コース状況/
危険箇所等
概ね整備されています。摩耶山下りに用いた地蔵谷道および横尾山下りに用いた破線ルートは急登で、谷に滑落しそうな箇所があります。
自宅近くの打出天神社を日の出前の4:00にスタート。「六甲ハイカー」7山、取りに行きます。
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自宅近くの打出天神社を日の出前の4:00にスタート。「六甲ハイカー」7山、取りに行きます。
急坂の住宅地をワラーチがペタペタ鳴らないように小走り
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急坂の住宅地をワラーチがペタペタ鳴らないように小走り
神呪(かんのう)寺。平安時代(827年)に甲山を背に創建された寺。怖そうな名前ですが、「神呪」(じんしゅ)は、「仏の真の言葉」という意味だそうです。
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神呪(かんのう)寺。平安時代(827年)に甲山を背に創建された寺。怖そうな名前ですが、「神呪」(じんしゅ)は、「仏の真の言葉」という意味だそうです。
神呪寺の展望台から。東の空が白み始めました。
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神呪寺の展望台から。東の空が白み始めました。
六甲ハイカー7山の一座目、甲(かぶと)山、309.2m。甲山は1200万年前に噴火してできた小山で、岩質は輝石安山岩で、周囲の六甲山系の花崗岩とは異なります。
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六甲ハイカー7山の一座目、甲(かぶと)山、309.2m。甲山は1200万年前に噴火してできた小山で、岩質は輝石安山岩で、周囲の六甲山系の花崗岩とは異なります。
自然観察池と甲山。甲山は、その特異な形状から阪神間のシンボル的存在です。
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自然観察池と甲山。甲山は、その特異な形状から阪神間のシンボル的存在です。
鷲林寺(じゅうりんじ)。空海(弘法大使)が平安時代最後の年(833年)に開創したという真言宗の古寺です。
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鷲林寺(じゅうりんじ)。空海(弘法大使)が平安時代最後の年(833年)に開創したという真言宗の古寺です。
空海の修行姿の石像。 大師像のまわりには四国八十八ヶ所の各寺院より頂いてきた砂が埋められているそうです。
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空海の修行姿の石像。 大師像のまわりには四国八十八ヶ所の各寺院より頂いてきた砂が埋められているそうです。
山道が朝陽に焼けています。
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山道が朝陽に焼けています。
日の出。先ほど登った甲山と北山貯水池が遠くに見下ろせます。
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日の出。先ほど登った甲山と北山貯水池が遠くに見下ろせます。
観音山、526m。「観音山」と書かれた岩がある所は最高点ではなく、ココが真の頂上で眺望なし。探し出すのに苦労しました。
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観音山、526m。「観音山」と書かれた岩がある所は最高点ではなく、ココが真の頂上で眺望なし。探し出すのに苦労しました。
奥池(おくいけ)がキレイです。奥池に隣接する住宅街は日本唯一の通称「豪邸条例」があり、広い豪邸が並んでいます。車で立ち入るには、有料道路(芦有ドライブウェイ)の料金所を通過しお金を払う必要があります。
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奥池(おくいけ)がキレイです。奥池に隣接する住宅街は日本唯一の通称「豪邸条例」があり、広い豪邸が並んでいます。車で立ち入るには、有料道路(芦有ドライブウェイ)の料金所を通過しお金を払う必要があります。
豪邸前の石像。会ったのは今回で2回目ですが、1回目は肋骨骨折直後、今回はギックリ腰後です。どうか早く治りますように。
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豪邸前の石像。会ったのは今回で2回目ですが、1回目は肋骨骨折直後、今回はギックリ腰後です。どうか早く治りますように。
奥池から芦屋カンツリー倶楽部に向かう山道が水浸し、ワラーチなのでジャブジャブ進みました。
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奥池から芦屋カンツリー倶楽部に向かう山道が水浸し、ワラーチなのでジャブジャブ進みました。
荒地山っぽい道になって来ました。
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荒地山っぽい道になって来ました。
微妙なバランスを保つ石
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微妙なバランスを保つ石
六甲ハイカー7山の二座目、荒地山、549m。未だ早いせいか誰もいません。
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六甲ハイカー7山の二座目、荒地山、549m。未だ早いせいか誰もいません。
六甲ハイカー7山の三座目、最高峰、931m。この時点で27℃、今日は暑いです。
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六甲ハイカー7山の三座目、最高峰、931m。この時点で27℃、今日は暑いです。
藤原商店で小休止。暑い時には炭酸が効きます。
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藤原商店で小休止。暑い時には炭酸が効きます。
丁字ヶ辻の道路脇の樹林が伐採されていました。
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丁字ヶ辻の道路脇の樹林が伐採されていました。
六甲ハイカー7山の四座目、摩耶山、702m。山頂は展望がないので、コチラで代用。
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六甲ハイカー7山の四座目、摩耶山、702m。山頂は展望がないので、コチラで代用。
市ケ原へは、通ったことのない地蔵谷道を行きます。
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市ケ原へは、通ったことのない地蔵谷道を行きます。
崩れ落ちそうな山道を慎重に...
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崩れ落ちそうな山道を慎重に...
何度も渡渉を繰り返し...
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何度も渡渉を繰り返し...
何度も小滝や堰堤を巻きながら進みます。
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何度も小滝や堰堤を巻きながら進みます。
地蔵滝。10数メートルはありました。
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地蔵滝。10数メートルはありました。
市ケ原の桜茶屋で冷凍パイン。気温は32℃!
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市ケ原の桜茶屋で冷凍パイン。気温は32℃!
暑いせいか生田川で水遊びに興じる人が多かった。
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暑いせいか生田川で水遊びに興じる人が多かった。
鍋蓋山に向かう途中、HASEさんご一行にお会いし、元気出ました。
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鍋蓋山に向かう途中、HASEさんご一行にお会いし、元気出ました。
鍋蓋山、486m。この1年半ほどで見違えるようにキレイに整備された山頂ですが、整備されている方にお会いし、しばし談笑。
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鍋蓋山、486m。この1年半ほどで見違えるようにキレイに整備された山頂ですが、整備されている方にお会いし、しばし談笑。
六甲ハイカー7山の五座目、菊水山、459m。ココで30℃、無風。流石に展望所の日陰で小休止。
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六甲ハイカー7山の五座目、菊水山、459m。ココで30℃、無風。流石に展望所の日陰で小休止。
鵯越駅でも小休止。暑くて....ここから電車で帰ろうか...と心が折れそうでした。
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鵯越駅でも小休止。暑くて....ここから電車で帰ろうか...と心が折れそうでした。
アイスを食べながら炎天下の舗装路を歩く。
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アイスを食べながら炎天下の舗装路を歩く。
高取山に向かう途中、ネコもバテている様子。
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高取山に向かう途中、ネコもバテている様子。
高取神社の階段を登る。太陽が熱い。
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高取神社の階段を登る。太陽が熱い。
高取神社に山行の無事を祈願した後、日陰のベンチで横になりました。どうやら熱中症のようです。10分程すると浜風が吹き出し、涼しく感じられるようになりました。神様ありがとう!
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高取神社に山行の無事を祈願した後、日陰のベンチで横になりました。どうやら熱中症のようです。10分程すると浜風が吹き出し、涼しく感じられるようになりました。神様ありがとう!
最高の眺望!暑くても晴れは良い。いざ、高取山山頂へ!
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最高の眺望!暑くても晴れは良い。いざ、高取山山頂へ!
六甲ハイカー7山の六座目、高取山、328m。残りはあと一つ!
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六甲ハイカー7山の六座目、高取山、328m。残りはあと一つ!
東山への急階段。脚が攣りそうでした。
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東山への急階段。脚が攣りそうでした。
東山山頂から見た須磨アルプス方面。山頂ベンチで浜風に当たりながら小休憩。年配のハイカーさんとしばし談笑。
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東山山頂から見た須磨アルプス方面。山頂ベンチで浜風に当たりながら小休憩。年配のハイカーさんとしばし談笑。
灼熱の須磨アルプス。ココで滑落したら、シャレになりません。
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灼熱の須磨アルプス。ココで滑落したら、シャレになりません。
六甲ハイカー7山の七座目、横尾山、312m。遂に六甲ハイカー7山、完徒です。
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六甲ハイカー7山の七座目、横尾山、312m。遂に六甲ハイカー7山、完徒です。
下山は破線ルートで月見山駅方面へ。出だしは順調でしたが、アブの集団に襲われ、腕と腹を噛まれました。
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下山は破線ルートで月見山駅方面へ。出だしは順調でしたが、アブの集団に襲われ、腕と腹を噛まれました。
破線ルートだけあって、ザレた激下りや...
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破線ルートだけあって、ザレた激下りや...
落ちたらヤバい道が続きます。
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落ちたらヤバい道が続きます。
横尾山からのエスケープには使えそうもありません。
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横尾山からのエスケープには使えそうもありません。
月見山駅、ゴールです。本日は、51.4kmを13:35で無事完徒、感謝です。
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月見山駅、ゴールです。本日は、51.4kmを13:35で無事完徒、感謝です。
獲得した「六甲ハイカー」バッジ(YAMAP)
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獲得した「六甲ハイカー」バッジ(YAMAP)

感想

YAMAPで「六甲ハイカー」というバッジがあるのを知りました。横尾山、高取山、菊水山、摩耶山、六甲山最高峰、荒地山、甲山の七山を完徒するともらえるようです。縦走路から外れた荒地山、甲山を含めても七山を一気に制覇できそうだったので、歩いてきました。YAMAPへの挑戦です。

距離的には50km程度でしたが、前半の舗装路歩き、観音山の山頂探し、そして暑さで体力を消耗し、鍋蓋山以降はバテバテでした。そんな状況ですが、日没までに無事完徒できました。

摩耶山地蔵谷道や横尾山下りに用いた破線ルートなど初めて歩いた道もあり、楽しかったのですが、どちらも下りに用いるのは少々危険だったかも知れません。

今回は「六甲ハイカー」のバッジを貰うためにYAMAPで軌跡を記録しました。不慣れなYAMAPでしたが、山行中の操作、レコ作成など比較的簡単で、無事にバッジも入手できました。ただしYAMAPは有料会員にならないと軌跡のダウンロードができないようで、ヤマレコの方は手動で入力しました。

何はともあれ、「六甲ハイカー」7山制覇と51.4kmを13:35で無事完徒、感謝です。

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コメント

また面白いことやってますね〜〜!さすがです!
7座はどこかな?と思ったら個別には行ったことがある山ばかりですね。兜山だけ行ったこと無いかもです。これを1日で繋いじゃうのがスゴイです。
最後の横尾から降りる道、私も行ったことがあるような無いような。どちらにしても登りで使ったことがあるかも?って感じで。その時は下の方にライトが無いと真っ暗なトンネルがありました。そこは通りましたか?
2022/9/5 12:23
yukkirateさん、
ありがとうございます。
甲山だけ離れたところにあるので、
早朝に自宅から小走りで落としに行きました。

横尾山付近から下りる道は2本くらいあるようです。
私が通った所にはトンネルは見当たりませんでした。
あっても怖いから通らなかったかも。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2022/9/5 13:08
Kumainkobeさん、こんにちは
YAMAPがどういう経緯で7座を選定したのか知らないのですが、六甲全縦+10kmの51.4 kmを踏破とはサスガです
そんなkumaさんなら「六甲山手ぬぐい54座」という新課題にも挑戦されてみてはいかがでしょうか 
六甲山手ぬぐい54座とは、↓レコの最後の写真です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4078480.html
総延長100kmぐらいありそうな気もします。
私が半世紀掛けた六甲の山やまを一日や二日で踏破出来るなんてとても考えられないのですが、六甲の超人kumaさんならひょっとしてなんて思いました。(自分では絶対出来ない話を振ってしまいスミマセンです)
2022/9/5 12:46
Ham0501さん、こんにちは!
六甲山手ぬぐい54座、随分とありますね。
行ったことのない山が10山、
しかも高尾山には一つも登っていません。
どのように繋ぐか、知恵の見せ所ですね。

そのうち相談させていただくやも知れません。
その際は、よろしくお願いします。
Kumainkobe ฅʕ◔‿◔ʔฅ
2022/9/5 13:16
お久しぶりです。
前回のコメは50回目の縦走だった気がするのですが、もう100回間近。
相変わらず凄い勢いですね。
私は電車で六甲山系に行っていたので、コロナ禍のせいで遠い山になってます。

ヤマレコのレコを参考にして、久々に行きましたが、摩耶山から地蔵谷の区間を
30分遅れぐらいで、私が追いかけていたんですねw
偶然で同じルートを同じ時間帯ぐらいに歩いていた事に驚きました。
六甲山系の短めの面白そうなルートを探して父を連れだせたら良いなぁと思いつつ…
2022/9/12 21:52
Thunder_birdさん、
おひさしぶりです。
本当、地蔵谷で追いかけっこしているみたいでしたね。初めて歩く谷だったので、写真を取りながらゆっくり楽しみました。天狗道より涼しくて快適でした。
幸運なことに私は六甲山の麓に住んでいるようなものなので、いつでも自宅から歩いて行けます。幸運でした。

お父様と山歩き、いいですね。六甲だと七兵衛山とその周辺は安全で登りやすく、雰囲気の良い所と思います。紅葉の時期も素敵ですよ。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2022/9/12 22:13
プロフィール画像
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